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2016年10月9日（日）。

3連休の中日は前日に続き雨のち曇り。

またもやハッキリしない天気だった。

雨の止んだ昼過ぎから軽めの散歩に。


※Top画像は散歩中に見かけた季節外れのノコギリクワガタ



雨で室内に籠もることが多くなると、

【１】





どことはなしに消化不良感が生じてくる。

【２】





少なくとも自分の場合は、

【３】





刺激を受けにくい環境に慣れると更に出無精になり、

【４】





怠惰な生活が身に付きやすくなってしまう。

【５】





不思議なもので例え僅かな時間、それが少しの距離であっても、

【６】





外出の効果は覿面で、閉塞感が急速に晴れる気がする。

【７】





前日は雨、この日もまた怪しげな空ではあったが、

【８】





「降る」という予報ではなかったのでカメラ持ちで外出した。

【９】





マンネリの三層コーティングぐらい相変わらず、

【１０】





行き慣れた公園で植物観賞と気ままで雑な撮影。

【１１】





でもお蔭で少しスッキリした。

【１２】






見慣れた花たちにも時間は等しく過ぎ行き、

【１３】





2週間前と同じように見えて、

【１４】





実は徐々に冬支度が進んでいることを感じていた。

【１５】





こうして知らず季節は進んでゆく。

【１６】





まるで僕らの日常を嘲笑うかのように。。

まるで、、、僕らの時間浪費を悼むかのように。。。

【１７】





※Canon EOS 5D MarkⅣ　SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


（了）

2016年10月2日（日）。


今回は谷根千散歩の後半戦を掲載。

予報とは裏腹に青空が広がり暑いほど。



ともあれ、久しぶりに好天下の散歩を楽しんだ。

このエリアの根強い人気の源泉は何だろう？なんて考えながら。

一般的には谷根千にはこんな魅力があると言われる。すなわち、

　❶ 戦災を免れた古い商家や民家、街並み

　❷ ❶にも関連するだろう下町情緒

　❸ 文豪や芸術家に愛された街

　❹ 寺町で緑が多い

　❺ 東大や芸大のお膝元で文化の香りがする

　❻ 坂道や路地の多さ

　❼ 古いものと新しいものとの融合

　❽ 著名人たちの眠る場所

　❾ B級含むグルメスポット

　➓ チェーン店ではない雑貨や小物、骨董店

などなど。実際のところは果たしてどうだろう。


後半のコースは、根津神社を出た所から始まり日暮里まで。

ざっくり言うと、寺町を縫うように歩くといった感じだ。


根津神社を出てスグの場所にある「ツバメブックス」。

欧州の古雑貨を扱うセレクトショップBiscuitの姉妹店だ。

【１】





重厚な雰囲気が満載の「武田表具店」。

【２】





これは…何屋かなぁ？少なくとも植木屋ではないと思うが(笑)

【３】





こちらは谷根千の丁度真ん中に位置するカフェ「Bon Fire」。

【４】





外国人旅行者に大人気の旅館「澤の屋」。

この日も複数の外国人旅行者を見かけた。

【５】





江戸時代に大名お抱えの御時計師が長い年月をかけて

手作りで製作した大名時計を展示する「大名時計博物館」。

【６】





三浦坂にある古民家カフェの「ねんねこ家」。

【７】





古民家というより猫関連のガラクタ(失礼)集積所のような。

【８】





でも独特の風合いの店構えはここならでは。

【９】





そして寺町へ。小ぢんまりとまとまった「臨江寺」。

【１０】





威風堂々の「一乗寺」。

【１１】





簡素だけど凛としていた「妙福寺」。

【１２】





日本画家アランウェストのアトリエ兼画廊「繪処」。

【１３】





「ヒマラヤ杉」に隠れるような「みかどパン店」。

【１４】





鉢植えから育てたという話がウソのような大樹。

【１５】





回覧板を久しぶりに見たような気がする。

【１６】





下町風俗資料館付設「旧吉田屋酒店」。

【１７】





白人の妊婦さんがパンフレットに見入っていた。

【１８】





敷地内のお地蔵さん。

【１９】





同じく井戸。

【２０】





大正5年に造られ、文豪も通った出桁造りの「カヤバ珈琲」。

【２１】





和菓子の谷中「岡埜栄泉」。

こちらの塩味の利いたこし餡の豆大福は美味だった。

【２２】





TVでも何度か取り上げられた甘味処「愛玉子」。

【２３】





昔の銭湯が今やアートスペース「SCAI THE BATHHOUSE」。

【２４】





「Gallery 81」の立看板。

【２５】





紙と布に特化したセレクトショップ、そのまんまの「紙と布」。

【２６】





ここは目立ってたかな〜「tokyobike gallery谷中」。

【２７】





昭和の香り漂う「荻野菓子店」。

【２８】





モノホン猫と見紛う置物がある招き猫ショップ「開運谷中堂」。

【２９】






そして散歩のラスト2イメージは、みんカラらしく車で〆。

周りの風景とのマッチングがあまりに妙だったアストンDB9。

【３０】





そしてbike gallery前で信号待ちをしていたW205 AMG C63S Edition1。

【３１】






で、結論としては、谷根千の魅力は「1回では分からない」が正解。

またいつかコースを替えて訪ねてみようと思った。



※Leica M Monochrome（Typ246）　Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.


（了）

2016年10月1日（土）。

今年は訪れる気のなかった巾着田。

最後の最後に心変わりして急襲（笑）

しかし、宴は既に終焉を迎えていた。



行くつもりはなかった。

土曜日、目が覚めたのはまだ暗い4時過ぎ。

天気も悪いし、この時間に起床しても、

時間を持て余すだけだと思い二度寝を決めこむ。

だが眠れず、気ままにWeb上を徘徊していると

見慣れた巾着田のニュースに出くわした。

それは有料期間が翌日で終わるというもの。

「そうかもう終わりか」と「翌日までが見頃なのか」という２つの思いが湧いた。

するとどうだろう、その気もなかったくせに、突然無性に気になりだし、

結局弱い雨の中を出かける愚行に出たのである(ﾟOﾟ)＼(- -;


天候が優れないため（泥だらけの駐車場に停めるのは）イヤだなと思い、

これまでは考えもしなかった「電車で行く」選択をした。

ちょっぴり時間はかかったけど思ったほどではなく、

最寄りの「高麗」駅に着いたのがam6:45あたり（早）。

ぶらぶら歩いて10分強、巾着田に到着。


『？』えっ！『？？』まさか！『？？？』ウソでしょ！

ぱっと見、、ほぼ全滅 ＿|￣|○がくっ！

よく見ても、、、、9割は枯れているか枯れ始め・・・（汗）


気を取り直してまだ元気のイイ花が残るエリアを探すも、

そんな都合の良い場所は殆どなく、撮影には苦労した~_~;

【１】





できるだけ「終わった感」が薄いアングルで撮るよう苦心し、

どうにか記録として残したものが今回の写真たちである。

【２】






もうこの場所での曼珠沙華は見飽きた方も多いと思うので、

適当にスルーされることをオススメします。

【３】





少しでも「飽き」を低減すべく、

曼珠沙華たちの間に巾着田で見つけた他の花も若干差し込みなからの掲載。

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辛うじて現地で雨に降られはしなかったが、どんより低い雲に覆われた暗い空、

泥濘む地面、そして早朝という条件下でも、それなりに人出はあった（驚）

【２５】





でも正確に今の開花状況が分かっていたら、

果たしてこのように人が訪れていただろうか？

【２６】





正直、入園料を払ったら（7時前でセーフと思ったら結果的に無料開放だった）、

または駐車料金を支払ったなら、更に満足度は下がったはずだ。

【２７】





そういった意味ではHPでの「9/30 下流は見頃」という告知に

少々疑問も感じてしまったのだった。

【２８】（高麗から巾着田に向かう途中にあったボンネットトラック改造のCafe）





ま、結局自分の準備不足が全ての元凶ではあるわけだけど。

【２９】






この日、巾着田で過ごした時間は僅か30分強、9:00には帰宅済み。

【３０】





宴の終焉は思いの外早く訪れたのだった。。。

【３１】





※EOS 5D MarkⅣ　EF24-70㎜ F4L IS USM


（了）

2016年10月2日（日）。

天気予報は曇りで傘があると安心だと。

そこでこの日は電車で街散策に出た。

向かった先は谷中・根津・千駄木エリア。



※Top画像は、谷中ぎんざ端の雑貨屋「ねこあくしょん」。



この辺りは「谷根千」と呼ばれ、あらゆる世代から支持を受けている。

自分自身は物心がつくまで近接の本郷に暮らしたこともあり、

馴染みがないわけでもないはずなのだが、

仕事回りでの縁が薄く、どちらかと言えば不案内な地域である。


谷根千は交通の便にも恵まれており、複数のアプローチ方法がある。

今回僕らはオーソドックスにJR山手線の日暮里駅から街歩きを始めた。


冒頭、今回の行程を大まかに記すと次の通りだ。

日暮里から谷中ぎんざに向かい、さんさき坂方面に出て、

へび道を進んで、日医大つつじ通りから根津神社を抜け、

藍染大通り、あかじ坂を上り、三浦坂を下り、善光寺坂からヒマラヤ杉、

寺町を練り、下町風俗資料館脇からさんさき坂に戻り、

初音の森公園前を通って再び夕やけだんだん経由で日暮里に戻るというもの。

1回目の今回は、このうちスタートから根津神社までを掲載したい。



御殿坂にある焼肉の「炭聖」。こちらは谷中店で人気の本店は根津にある。

【１】





夕やけだんだんから俯瞰する早朝の「谷中ぎんざ」。

【２】





夕やけの名所でメディア露出も多い「夕やけだんだん」を下から仰ぐ。

【３】





酒屋の「越後屋」。ワルかどうかは知らない。屋根に白ネコ。

【４】





谷中はネコがモチーフ。惣菜屋の「初音屋」。こちらにも屋根に白ネコが。

【５】





イラスト入りのハンコを扱う「邪悪なハンコ屋しにものぐるい」（なにぃ？）

【６】





ぎんざを離れ、いつも大行列のかき氷屋「ひみつ堂」。

開店前につき仔細に店構えを凝視。庇が箒、ぷぷっ。

【７】





ついでにこの店のポスト。氷蜜と書いて『ひ・み・つ』。なるほどね。

【８】





宗林寺の門前に咲いた紫紺野牡丹(シコンノボタン)。

【９】





むむっ⁈ こっ、これは？

これまで半世紀以上My尺八が持てるなんて考えたこともなかった、不覚(^_^;)

【１０】





芸大設立や日本美術院創設に関わった岡倉天心の旧居跡。

記念公園として開放されており、随所にモチーフである六角形が。

【１１】





立善寺の大黒天。

頭上の空きスペースには、以前アンパンマンがいたらしい。

【１２】





煉瓦塀が魅力的だった大圓寺。

【１３】





煉瓦門と鉄扉と堂の瓦屋根の質感が何とも言えない。

【１４】





さんさき坂の有名喫茶店「乱歩」。敢えて感想は言わない。

【１５】





トタン塀に貼られた「指人形笑吉」のサンプル写真。

【１６】





へび道にあるヘアサロン「Quatre-Neuf」。

【１７】





同じくへび道の革雑貨の店「Mais D.cuir」。

近隣にはカメノコタワシのアンテナショップなどもあった。

【１８】





へび道を出て「ギャラリーKINGYO」。

【１９】





この日は渡辺あしな『種』妖怪カオス展開催中だった。わ、わからん。

【２０】





そして前半最後の「根津神社」へ。

【２１】





過去にここを訪れたことはあるが、

【２２】





いずれもつつじの時季だった。

【２３】





したがってこの季節には初めての参拝になる。

【２4】





根津神社は、神田明神や日枝神社に並ぶ、

【２５】





東京十社のひとつである。

【２６】





創祀は1900年近く前、

【２７】





現在の社殿は1706年創建らしい。

【２８】





本殿、幣殿、拝殿を一体に造る権現造の傑作と言われる。

【２９】





摂社に「乙女稲荷神社」がある。

【３０】





立ち並ぶ奉納鳥居は圧感だった。

【３１】






天気予報は良い方にハズれ、暑いくらいの陽気になった。

まだまだ続いた散歩の様子は後半のブログに譲りたい。


最後までお付き合いいただきありがとうございました♪



※Leica M Monochrome（Typ246）　Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.


（了）

2016年9月25日（日）。

久しぶりの晴天に多摩動物公園へ。

前回記載の通り動物たちのつぶやき編。

かなり無理矢理な設定はご了承のほど。



※前半は鳥類、後半は哺乳類をまとめて掲載(^ ^)




【１】エミュー

　　「え？髪？気づきました？宅の風呂釜に火をつけようとしたら、爆発したんざます！」





【２】ペリカン

　　「どなたか、目薬をお持ちじゃないかのぉ？」





【３】首裏を掻くペリカン

　　「やっぱりあれ？イボポロリしないとダメかなぁ〜」





【４】木陰に隠れた少し弱気なイヌワシ

　　「ななな、なんだ？な、なんか、もも文句、もっ文句でもあんのかぁ〜（焦）」





【５】威風堂々のイヌワシ

　　「その方、拙者に何用か？ことと次第によっては容赦せぬぞ（凛）」





【６】動物園で飼育されているものではないアオサギ発見

　　「よいか？写真に写る時はこうして右足を少し前に出して首筋を伸ばすのじゃ！」





【７】左足を掲げるコンゴウインコ

　　「さぁ、仲直りのしるしに握手でもしよか？足やけどぉ〜、ぷぷっ」





【８】目を剥くフラミンゴ

　　「え”っ！！マジで？俺が？こいつらを整列させんの？ムリムリ！」





【９】レッサーパンダ

　　「あ、あいつあかん奴や。ほんま立てや歩けや、煩そてかなんわ。寝たふりしとこ」





【１０】コアラ

　　「これで誰だかわからんちゅうことはないやろ？顔見せんと不服か？」





【１１】ぐうたらカンガルー

　　「あん？宅急便？いいよいいよ、うっちゃっておけって。おいちゃん、眠ぃんだからよぉ」





【１２】ちょっと落ち込むモウコノウマ

　　「秋場所ですか？残念ながら、白鵬が休場してましたからな・・・」





【１３】遠い目をしたニホンカモシカ

　　「どーしよ。明日の朝礼、気の利いたこと喋らないとなぁ（虚ろ）」





【１４】２頭のキリン

　　「左：へへん、知らねぇ～」「右：ちょ、ちょ待て、待てよぉ！」





【１５】もの知りのサイ

　　「ほうれ、やっぱり温泉は濁り湯のかけ流しじゃな」





【１６】お年頃のワラビー

　　「やだー、伸びっぱなし！だからぁキャリーちゃん、まつ毛カールのいい店今度紹介してくんない？」





【１７】ため息をつくターキン

　　「はぁ～、疲れた。ママ、高清水ぬる燗でね」





【１８】嗅ぐタスマニアンデビル

　　「どなたか、コキましたね？？」





【１９】何かを見つめるユキヒョウ

　　「じぃーーーっ、あの娘が持ってるガリガリ君、新味だよな（憧）」





【２０】狼狽のチータ

　　「あっ！ポイントカード忘れた！」





以上、お粗末さまでした。アニマル諸君、協力に感謝（しかし動物は難しい）。



※FUJI XPro2　Fujinon XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR


（了）