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2016年12月4日（日）。

秋終盤の紅葉を近場で楽しんだ。

いつもの公園で楓の木が何本か、

熾火のように赤く静かに燃え上がる。

・・・光の加減や風の方向で、

僕らに見せる姿を変える楓の葉。




そんな彼らを切り取って、

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それぞれの表情を見比べてみる。

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同じ場所に生きながら、

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形や色や葉数の異なる樹たち。

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様々な表情を見せるKAEDE。

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燃え上がる赤、

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マットな深紅、

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淡く儚い黄、

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光を放つ黄金、

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控えめな薄茶、

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曖昧に溶け出しそうなセピア、

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どれも輪郭さえ滲ませるような秋の色…。

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間もなく皆一様に土に還るだろう。

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今は眠りの前の一瞬の輝き。

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一期一会の楓。

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この姿を眼に焼き付けながら、

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僕らもまた冬という季節に歩を進めてゆく。

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人はどんな楓を心に留め置くのだろう。。。

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今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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※Canon EOS 5DsR　Canon EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）

2016年12月4日（日）。

12月に入り段々冬らしくなってきた。

空気が乾き風が北向きに変わってくる。

そんな何気ない武蔵野の日常を綴ろう。




晩秋まで眼を楽しませてくれた花たちも多くは冬支度を始めている。

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花を散らし種を作り、季節を越える姿に装いを変える。

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乾いた立ち姿は、まるで銅線を編んだ細工にも見える。

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しかし見えない内部にいのちの火を灯し、

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再び華やかに着飾る季節を只管無口に待ち続けている。

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樹々に連なる葉たちも同じだ。

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色を変え水分を吐き出し、場合によって虫に喰われながら、

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やがて一枚、また一枚と枝を離れ地に還る。

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土は枯れ落ちた葉も余さず滋養に代え、

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再び樹の根に還流させ若葉の礎にしてゆく。

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赤く色づく葉が残っていた。

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最後の力を振り絞って、赤く燃え上がる。

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圧倒的な色彩美にしばし心奪われる。

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柚子が生っていた。

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ここには真っ赤になった南天が。

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そうか、南天は葉っぱも赤くなるんだね！

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続いて、この日見た鮮やかな花たち。

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冬の小道に彩りが加わった。

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一気に開花したのか、思いのほか賑やかだった。

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光溢れる休日、風は随分冷たくなってきたね。。。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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※Canon EOS 5DsR　Canon EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）

2016年12月3日（土）。

前回のブログで前振りした通り、

今回は御苑の見事な紅葉を掲載。

前回のブログで「ある」ところには「ある」

と書いたのだが、逆に言えば,

「ない」ところには「ない」のである。




御苑内でこの時期最も華やかなのは新宿門を入ってすぐ、

新宿通りと平行して温室に向かう数十メートルの間ではないだろうか。

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楓を中心とした色とりどりの落葉樹が競うように輝く。

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最も入苑者が多い門に近いこともあり、

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また混雑ぶりもNo.1である。

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いつまで観ていても飽きないような、

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極彩色の景観なのだから仕方がない。

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それにしてもここが新宿であるという事実さえ、

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しばし忘れるような華やかさだ。

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続いて個人的にイチオシしたい「下の池」周り。

水がキレイというわけではないのだが、

陽射しと楓と水面の織り成す光景は苑内でも別格だと思う。

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新宿門近辺と違って、大木戸門からも千駄ヶ谷門からも離れているため、

知っている人、ある程度歩く覚悟のできた人しかやって来ない。

だから圧倒的に人数は少ないんだよね。

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但し、本格的な装備で固めたシルバーカメラマン率は高い(^^)

場所取りも相応にあるようで、軽く牽制合戦があったりする。

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自分はそこまでの拘りは全く持てないので、

撮れる位置から撮れる画をさらりと撮ってこの場を離れる。

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さて残るは、上述2ヶ所以外の苑内の様子。

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御苑は広いので、それなりに見どころが点在する。

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各ポイントで観ることのできた秋ならではの光景を

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一気に掲載する。

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しっかし、お腹いっぱい過ぎ（笑）

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東京の紅葉もいよいよ見納めかな…（イヤイヤ、まだだよw）。

新宿御苑、2016年晩秋の光景より。



※Canon EOS 5DsR　Canon EF24-70㎜ F4L IS USM


（了）

殿ヶ谷戸庭園訪問時の没写真と

国分寺近隣で撮った季節の写真で、

今回はGreeting風の雑記ブログに。





殿ヶ谷戸庭園庭園には旧岩崎家の別邸が残り、

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サービスセンターとして利用されている。

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内部には往時の資料が展示されているのだが、

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古き洋館の趣きが残り、つい写欲がそそられる。

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園内には季節の終わりを告げる紅葉の残照。

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先日のブログに掲載しなかったいくつかの紅葉を

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ここで改めて追加アップする。

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それに、国分寺駅での僅かなウィンドウ・スナップショット、

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さらに、街角で見かけた季節の花ポインセチアを織り交ぜて、

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地域の括りと季節感以外にはあまり関連のない、

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雑多なお手軽写真を順不同で掲載してみた。

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１２月も半ばとなって、X’masそして年末年始へと

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季節はますます進んでゆく。

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あっという間に、１年が終わってしまう。

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寒さに負けないよう、しっかり食べて、ぐっすり寝て、

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ちょっぴり運動して、いろいろ反省して、、、

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・・・心身ともに健康に過ごしたいものだよね。

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さてと、、、

今年やり残したことはなかっただろうか？？？（あるよ！）

【１８】





※Canon EOS 5DsR　Canon EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【Top/1-2/4/7/10/12/14/17】
　Canon EOS 5D MarkⅣ　SIGMA Art 50㎜ F1.4 DG HSM【3/5-6/8-9/11/13/15-16/18】
　


（了）

2016年12月3日（土）。

この日は野暮用があり遠出は出来ず、

短時間で秋景色を楽しもうと御苑へ。

天気も良く比較的暖かかったな(^^)



御苑は新宿と四谷の間という超都心部に位置している。

だから「紅葉🍁」というイメージとはかけ離れているのだが、

これがどうしてそうバカにしたものじゃないんだよね。

もちろん苑内どこでもというわけではないけど、

「ある」ところには「ある」、そして案外スゴイ(*≧∀≦*)


と言いながら、今回はその前哨戦として苑内の銀杏とラクウショウの色付き、

ヒマラヤザクラや十月桜、温室のラン展で見たいくつかの花たちを

ざっくりピックアップして掲載してみた。


はじめは、苑内に多い銀杏の樹。

折からの秋の青空と相まって、銀杏の黄色が鮮やかに輝いていた。

【１】（千駄ヶ谷門付近の大銀杏）





紅葉との対比も鮮やかで楽しい♪

【２】（新宿門近くの銀杏と紅葉）





まるで原色の絵の具をたっぷりと塗ったような色彩だ。

【３】（これも新宿門付近）





高木の銀杏は存在感が違うよね(^_-)

【４】（新宿門間近にて）






苑内を移動してゆく。

【５】（中の池とドコモ、バスタの高層ビル）





下の池には水鳥たちがたくさん遊んでいた。

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温室のラン展をさらっと通過。

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温室を出ると、ヒマラヤザクラが咲いていた。

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ジュウガツザクラ・冬桜も咲いている。

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紅葉をバックにサンゴシトウが咲く。

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最後はラクウショウの森へ。

【１８】（いつ見ても奇妙な形の気根）





光に透ける大樹たち。

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黄金色の世界に引き込まれそうだ。

【２０】（幼鳥の羽毛のような葉が輝く）





落葉の始まる森。。。

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光と影が印象的な御苑の秋。

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さて、そろそろ帰るとするか☆

【２３】（大木戸門に近い温室前の小高い丘から）





※Canon EOS 5DsR　Canon EF24-70㎜ F4L IS USM


（了）