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2016年12月25日（日）。


クリスマスの日曜日は曇り空で始まった。

太陽の出た午後から冬の武蔵野を歩く。

本当に何もない、そんな道を歩いた。

何もない風景、在り来りの冬のシーン。




膨らみ始めたミツマタの蕾たち。

【１】





贅沢な枯葉の絨毯。

【２】





南天ももう幾粒だけかを残し消えていったね。

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綿毛の旅立ち。。。

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元気な青い葉っぱ。

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いい感じの枯れの美学☆

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トゲトゲ、生き生き（笑）

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この冬枯れも最高にCOOL！

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これはクチナシだね。

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小ぶりなロウバイ。

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緑が眩しい！

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おっと！この道も歩くとサクサクするゾ（好）

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蔦の衣装？つまりアイビールックか…(VAN)。

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壊れかけのRadio 終わりかけのゴンズイ。

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すごく鋭利＠植物って不思議だよね。

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ヤツデ。元気元気。

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このヒトも徹底的にトゲトゲしてるな（何）

【１７】





竹林は、、、う〜ん、季節がわからない（苦笑）

【１８】





最後はもう一度ミツマタ。元気に咲いて欲しい。

【１９】





どうということのない日常のありふれた風景。

でもいつかこんな光景を心から懐かしむ時が来るのだろう・・・。



※Fuji X-Pro2　Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.


（了）

2016年12月24日（土）。

クリスマスイヴというこの日、

前日蝋梅の開花を確認したので、

素心蝋梅を探して武蔵野公園へ。




しかし開花は僅か一木だけ、しかもあまりコンディションが良くない（泣）

【１】





仕方なく他に目ぼしいものはないかと公園内をぶらぶら。

【２】





でも季節柄、花もほとんど咲いておらず、ちょっと残念な状況。

【３】





管理棟前にあった萎れ始めのシクラメンを撮ったり、

【４】





花壇に少しだけ咲いていた花を撮ったりしてみたが、

【５】





持参レンズが高木用の100-400㎜だったこともあり寄れず撃沈。

【６】





帰ろうかとも考えたが、駐車場に車も入れちゃったしなぁ、

【７】





勿体無いから1時間だけ粘ろう、なんてセコイ計算でアテなく徘徊。

【８】






そうだ川沿いでカワセミは無理でもカルガモでも撮るか！

居た居た。近づくとだみ声で「クァッ！」と文句を云われた。

う〜ん、イマイチ写欲が湧かない。

【９】





じゃ他の鳥でも探すか！

ということで少し林に入ると、、、えっ！

なに？なに？？なに？？？

・・・・・・・・・・((((；ﾟДﾟ)))))))

何だかぶっとい三脚に大砲を乗せた皆々さんが集まってるぞ！？

・・・・・・・・・・((((；ﾟДﾟ)))))))

静かな疎林にサイレンサー付きマシンガンのような連写音が。

・・・・・・・・・・((((；ﾟДﾟ)))))))

水場じゃないからカワセミってわけじゃないよな。な、なに？

お邪魔にならぬようそぉ〜と近づいて目を凝らすと、、、

何だか小さな鳥を追いかけているようだ。

鳥が枝を移るとバケツのようなフードの群れが一斉に動く。

そして小気味好い連写の音！

う〜ん、何だかわからんが自分も一応撮っとくか！という野次馬根性。

ちなみに鳥は、雀/鳩/烏/燕/白鳥/丹頂鶴以外全く分からないド無知。

偶然を除き撮ったことすらないし、当然装備も持っちゃいない。

しかし偶然にもこの日は自分の中で最長焦点距離のレンズじゃん！

スームだけど（汗）暗いけど（大汗）連写したこともないけど（滝汗）

ま、やり方もヨクわからないからいつものスタイルで行くか。

ということで、手持ち＆連写なしのド素人撮影開始。


・・・鳥はイヤだなぁ〜、小刻みに動いてるじゃん！

しかも次の挙動が予測不能だし！！

あっという間にファインダーからいなくなっちゃうし！！！

こーゆー場合って、SS優先すべきなのかなぁ？

いや深度を稼ぐのに絞って撮るのか？

いやいややっぱり手振れが怖いから開放なのでは？

AFでいいのか？MFで間に合うのか？？いや追尾AFじゃないの？？？

これらの疑問が一瞬のうちに頭の中を過ぎった(-.-;)y-~~~

普段撮り慣れない被写体は段取りすらわからない（泣）


でも少しだけ、この小さな鳥を撮る真似事をしてみた。

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鳥の名は、珍しい「ニシオジロビタキ」のよう。

Webで調べると「オジロビタキ」っぽい気もするけど…。

あれ？FAN登録してるCB1300SBさんが撮ってたじゃん！

ありゃぁ〜、とても同じ野鳥を撮ったとは思えない…＿|￣|○

【１３】






もう恥のかきついでに他の鳥も探しちゃうもんね。

誰も見向きもしない連中を撮るよ、邪魔にならないよう。

【１４】（シジュウカラ）





【１５】（シジュウカラ）





【１６】（シジュウカラ）





何だかあわあわしている自分を見て「何やってんの？おっさん」の目つき。

【１７】（シジュウカラ）





【１８】（ツグミ）





【１９】（川辺にいたツグミ）





【２０】（ツグミ）





・・・・虚しい半時間が経過。



この日の成果は、鳥撮りの方々の腕の凄さを実感したこと。

こりゃそれ用の機材と経験がなきゃ絶対ダメだわ（当たり前）

自分には経済的にも技量的にも体力的にも完全・完璧に無理。

ということで、花はイイね！動かないから（笑）

あ、それから駐車場は53分駐車の¥300で済んだこと（阿呆）


結論＠道を踏み外さないよう分相応に生きていきたいと思います⭐︎



※Fuji XPro2　Fuji XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR


（了）

2016年12月23日（金）。

師走とは思えないほどの暖かさに

いつもよりのんびりと散歩を愉しむ。

暖かな陽射しと冬枯れの植物たち。




もう水仙が咲き始めていた。

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驚いたことに蝋梅も開花している。

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この季節の定番ともいうべき山茶花。

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マンリョウが鮮やか。

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センダンかな。青空にクリーム色の実が爽やかだ。

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これはブルーベリーの葉。葉の色はラズベリー（笑）

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光る葉っぱたち♪

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冬の色。枯れの美学、なり。

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小さな温室から３枚。

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暖かい１日は、穏やかに過ぎ行く・・・。

【２３】





※Fuji XPro2　Leica Macro-Elmar 90㎜/f4+Leica M Macro Adaptor+Fuji Leica M Adaptor


（了）

2016年12月18日（日）。

ふと思い立って石神井公園へ。

そして近接する表題の二寺参拝。

軽いスナップショットで記録。




この二寺には過去、紅葉の終わりかけの頃に訪れたことがある。

両寺とも大きな塔を擁す区内では比較的珍しい寺院だ。

今回はとうに紅葉は終わっていることは分かっていたのだが、

ただ静かな境内に身を置いてみたいと思い、立ち寄った。




『道場寺』


道場寺は、曹洞宗の寺院で豊島山無量院と号し、

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1372年、当時の石神井城主豊島景村の養子輝時が、

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大覚禅師を招いて創建したという。

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武蔵野三十三観音霊場２番である。

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『三宝寺』


三宝寺は、山号亀頂山、真言宗智山派の寺院で、

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俗に石神井不動尊とも呼ばれる。

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石神井公園にある三宝寺池の名の由来となっている。

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1394年に鎌倉大徳寺の幸尊法印によって開かれた。

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徳川家光の鷹狩の際に休憩場としても使われ、

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朱印地十石を与えられた格式ある無本寺寺院なのだ。

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山門は徳川家ゆかりの門で御成門と呼ばれる。

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境内の長屋門は勝海舟の邸宅にあった門だという。

【１２】







・・・Just Snapshot.

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【１３】





※Fuji XPro2　Fujinon XF16-55mm F2.8 R LM WR


（了）

2016年12月17日（土）。

季節は進み12月も後半戦に入った頃。

寒かったこの日、冬枯れた花たちを見た。

それに、季節の代表花のシクラメン。



シダはこの時季でも青々として元気だ。

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胞子を抱いて。

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小径には緑の葉が陽に輝き、

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針葉樹も眩しい。

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葉先に冬を感じるのに、

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トゲトゲの枝に小さな葉が生まれていたりもする。

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こちらはまるでUFOの編隊のようだし、

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エキナケアが小さな向日葵に見えたり、

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枯れかけた葉が龍の踊りに見えたり、不思議な光景を見つける。

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冬枯れの光景は、何故か懐かしい。

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色合いが暖かいのだろうか。

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いや、何処かで再来を知っているからかも知れない。

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ススキも穂を落とし始めて、

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クロホウズキが美しい網目を顕わし、

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ムサシアブミが最後の成熟を見せていた。

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季節の花はシクラメン。

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俯いた顔を覗き込んでみると、

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彼らの素の表情が手に取るよう分かる。

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本格的に冷え込む季節はまだこれからだ…。

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※Canon EOS 5D MarkⅣ　SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM


（了）