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2017年03月26日 イイね!

神代曙はまだ少し先だった 〜神代植物公園を歩く〜 <EOS編>

神代曙はまだ少し先だった 〜神代植物公園を歩く〜 <EOS編>
2017年3月11日(土)。

天気は良いが強い風の吹いた土曜日、

神代植物公園の定期観察に出かけた。

望遠ズームと標準単焦点で撮り比べ。




<前回のブログ:春の兆し〜神代植物公園を歩く〜<Fujifilm編>





今回の画は5D M4に100-400㎜ズームの組み合わせ。


【1】(咲き残る白梅)

Lr-6872



本来この焦点距離域だと花撮りには向かないのかもだけど、

このズームレンズ、テレマクロ的にも使えるので、

汎用性が高く重宝するんだよね。


【2】(こちらは紅梅)

Lr-6873



開放F値も無理をしていないため、価格もまだ親しみが持て、

サイズ・重量的に十分手持ちが可能で、常用に耐えられる。


【3】(ふき)

Lr-6879



さすがに暗い場所は得意ではないけど、ISは利く方だと思う。


【4】(菜の花)

Lr-6884



解像力も決して悪くはなく、今風のシャキッとした画を見せる。


【5】(林床に咲いていたユキワリイチゲ)

Lr-6889



70-200㎜L2のようなファインダー越しの驚きはないんだけど、

総合的に見た場合、同社を代表する望遠ズームだと思われる。


【6】(興味深そうに近寄ってきたシジュウカラ)

Lr-6893





神代植物公園にもどんどん春が広がってきていた。


【7】(大島の遺伝子が強い寒桜)

Lr-6894-2



この日は、朝のうちこそ寒くて縮こまっていたのだが、


【8】(同上)

Lr-6895-2



陽が高くなるにつれ、真冬の頃とは比べ物にならないほど、

空気が温まってきて、ダウンジャケットが邪魔にさえ感じられた。


【9】(ハクモクレンももうすぐ開花)

Lr-6899



鈍感な人間でこうなのだから植物たちが無反応であるハズがない。


【10】(眩しいほど輝いていたクロッカス)

Lr-6902-3



園内を歩いているとあらゆる場所で、芽吹きや蕾を付ける光景、

そして開花、満開となった花たち、花期の終わりを眼にした。


【11】(こちらもキラキラなパンパスグラス)

Lr-6904



まだ神代曙の開花には時間がかかりそうだったけど、


【12】(足元にハナニラ)

Lr-6906-2



寒緋桜や大寒桜を中心に早咲きの桜もそこそこ咲き始め、


【13】(大寒桜)

Lr-6911



まだ裸木の多い園内に優しい差し色を注いでいた。


【14】(大寒桜)

Lr-6914-2



勿論足元にも季節の変わり目を告げる花たちが咲き出した。


【15】(大寒桜)

Lr-6916-2



よく眼を凝らさないと見落としてしまいそうな小さな花たち。


【16】(シキミ)

Lr-6918-2



春を敏感に感じ遺伝子に組み込まれた種を残す行動に勤しみ、

精一杯に花弁を開く姿には、いつもながら驚かされる。


【17】(シキミ)

Lr-6922



一体どこにそんな複雑な設計図が描かれているのだろう。


【18】

Lr-6927



きっと、難しいことを難しく解釈したりはしていないんだろうね。


【19】

Lr-6936



自然のままに、本能のままに、純粋な生きるという心を以って、

ただ直向きに生を謳歌することが僕らには眩しく感じるんだろう。


【20】

Lr-6929



そんな他愛もないことを思いながら、春を満喫した神代だった。


【21】(キクザキイチゲ)

Lr-6938-2



性格の違う2台のカメラ、2本のレンズで切り取った風景。

たまにはこんな遊びも面白いかも♪



※Canon EOS 5D MarkⅣ Canon EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2017/03/26 20:35:55 | トラックバック(0) | 公園・植物園・庭園・緑道 | 趣味
2017年03月25日 イイね!

【モノクローム編】遠山記念館(川島町) 〜邸内の影と光と〜

【モノクローム編】遠山記念館(川島町)  〜邸内の影と光と〜
以前のカラー編に続くモノクロ編。

カメラは例によってLEICA Typ246。

今回の撮影画像は主に邸内のもの。

東/中/西と個性の違いが判るだろうか。




<前回のブログ:【カラー編】遠山記念館(川島町) 〜外観を中心に〜





まずこの遠山邸についてOHPの解説を要約掲載したい。

【1】

Lr-3894-4




<要約引用ここから>

遠山邸は、日興證券の創立者遠山元一が、

生家の再興と母の安住の地として1936年に竣工した。

【2】

Lr-3892-3



今日では入手不可能とされる材料を全国から集めて用い、

【3】

Lr-3902-2



当時の最高技術の大工・左官らによって建てられた。

【4】

Lr-3907-2



戦後、母親の没後は、日興證券の迎賓館として使われた。

【5】

Lr-3903-3



元一は晩年に、遠山邸は私邸でありながらも、

近代和風建築の文化財的価値があると考えるようになり、

【6】

Lr-3910



その保存継承のために財団法人の認可を受けて、

1970年から遠山記念館として一般公開を始めた。

【7】

Lr-3911-4



今日すでに3/4世紀の歴史を重ねてきたが、

殆ど増改築をすることなく、当初の姿を継承している。

【8】

Lr-3914-2



2000年には、現代では再現することの出来ない建造物として、

【9】

Lr-3915



近隣の景観に寄与する建物として、国の登録文化財となった。

【10】

Lr-3917-3



遠山邸は3つの棟を渡り廊下で連結するプランで建てられた。

【11】

Lr-3918-2



東棟は生家を再興したことを象徴する豪農風、

【12】

Lr-3930



中棟は貴顕の来客を接待するための格式のある書院造、

【13】

Lr-3932-2



西棟は母親のために数寄屋造の座敷を設けている。

【14】

Lr-3939-2



これに土蔵や長屋門を加えると、総建坪は400坪を超える。

【15】

Lr-3944-2



建築様式を異にしながら、3つの棟が全く違和感なく融合し、

心地良い変化と趣きを味わうことができる。

【16】

Lr-3947



これは、建築技術と細部の意匠がいずれも伝統に忠実で、

一つとして手を抜くところがなく、木材・壁・建具・畳等の材料も

厳選されたため、自然素材の良さが保たれているからだと言われる。

<要約引用ここまで>

【17】

Lr-3950






細部を削って大きな時代の流れのようなものが反映するからか、

【18】

Lr-3951-2



こうした歴史を重ねてきた建物は、モノクロで撮ると味が出る。

【19】

Lr-3952-3



暗部に只管沈黙が漂い、明部の躍動を伝える材料になる。

【20】

Lr-3955



歴史が邸内の角を落とし丸みを与え空気をみっしり閉じ込める。

【21】

Lr-3962-2



時に、物に命が生まれるかのような饒舌の瞬間があり、

【22】

Lr-3966-2



時に、それが潰えた亡骸のような刹那の静寂をもたらす。。。

【23】

Lr-3968-2



母親のために多くを注ぎ込み、感謝の気持ちを表そうとした男。

【24】

Lr-3969-3



愛情が形となって時を止め、次代への文化資産を遺すのか。

【25】

Lr-3970



いやむしろ自分には、

大邸宅の片隅に、男の不器用さが少し滲んで見えたように思えた。

【26】

Lr-3972



※LEICA M Monochrome(Typ246) LEICA Summicron 35㎜/f2 ASPH.


(了)
関連情報URL : https://www.e-kinenkan.com
Posted at 2017/03/25 18:22:44 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 旅行/地域
2017年03月24日 イイね!

春の兆し 〜神代植物公園を歩く〜 <Fujifilm編>

春の兆し 〜神代植物公園を歩く〜 <Fujifilm編>
2017年3月11日(土)。

春まだ浅い神代植物公園を散策。

季節の変わり目を捉えたくて、

2台のカメラを持って出かけた。

今回の画はGFX50Sで撮ったもの。

レンズはGF63㎜ F2.8 R WR。





【1】(この日はC63を駆り出した)

Lr-3156-2



このレンズは、35㎜換算で凡そ50㎜となる。


【2】(たわわに咲いた馬酔木)

Lr-3064-4



以前のブログにも記載したのだが、花撮り散歩には、


【3】(ミツマタ)

Lr-3068-2



このカメラはやや持ち重りするかも知れない。


【4】(寒桜が見事に咲いていた)

Lr-3076



雄大な景色や視界を広く切り取る場面で活用したいのだが、


【5】(青空にピンクの花が華やかだった)

Lr-3077-3



なかなかそうした撮影条件に合致する機会がなく、今は、

【6】

Lr-3078-2



日常の、まさに日々の生活に密着するスタイルで使っている。


【7】(トサミズキが満開!)

Lr-3086



まぁあまり「こうでなければならない」と縛られるのは好まないし、


【8】(ハナニラを見つけた)

Lr-3091-3



自由に使えないのであれば自分には不向きだというわけだけど。


【9】(ボケもよく咲いていた)

Lr-3093-3





自分のようなド素人が使う標準レンズの宿命かも知れないが、


【10】(アカバナミツマタ)

Lr-3098-2



今回のような設定ではダイナミックな画を出すことは難しい。


【11】(鮮やかなクロッカス)

Lr-3101-2



目を引くような対象がない中でいかに被写体を見つけるか、


【12】(クロッカス)

Lr-3103-4



それより何より、見つけた被写体をどう表現するかを考えると、


【13】(大島の特徴が色濃い寒桜)

Lr-3109-3



自ずと限界を感じるものだしね。


【14】(こちらも同様)

Lr-3110-4



だけど、いつも最後はこんな風に考える。


【15】(ピークアウトしたクリスマスローズ)

Lr-3115-3



「自然を撮る場合、ありのままに捉えることが一番ではないか。

芸術性の向上や偶然ではない偶然の一瞬を切り取ることだけを追求すると、

それは最早誰もが目にする自然の光景ではなくなる可能性もあって、

だから目を引く画も作出できる一方、苦労して自分の知らない世界を

撮りきる努力や技量に人は感嘆してしまい、被写体そのものへの

畏敬や感謝の気持ちが薄れてしまうこともあるのではないか」


【16】(可愛らしいピンクの大寒桜)

Lr-3117-2



…ある意味素人だから言える逃げ口上ではある。


【17】(大寒桜とパンパスグラス)

Lr-3118-5



あるんだけど、十分理解しているんだけど、、、


【18】(菜の花)

Lr-3121



どうもこのジレンマから脱しきれない自分がいる。


【19】(いい香り@沈丁花)

Lr-3124-2




奇を衒わず、ごく自然にあるがままの、誰もが目にするだろう、


【20】(最後の花を懸命につける梅)

Lr-3149-4



そこにある春の息吹きを撮ってみた(つもり)。


【21】(清々しい寒白)

Lr-3131-3



そうした観点で考えると、このカメラは今のところ悪くない。


【22】

Lr-3138-4



勿論、その光景が今眼前に広がるように撮ることは出来ないが、


【23】

Lr-3139-4



「あー、あるある」「観たことあるよね〜」という共感を呼ぶ資質はある。


【24】

Lr-3141-3




自分のおかしな言い訳や拘りはさて置いて、


【25】

Lr-3143-4



神代の春は加速度的に広がっていたことだけは間違いがない。


【26】

Lr-3148-4



※Fujifilm GFX 50S Fujifilm GF63㎜ F2.8 R WR


(了)
Posted at 2017/03/24 20:44:14 | トラックバック(0) | 公園・植物園・庭園・緑道 | 趣味
2017年03月22日 イイね!

【カラー編】遠山記念館(川島町) 〜外観を中心に…〜

【カラー編】遠山記念館(川島町)  〜外観を中心に…〜
2017年3月5日(日)。

遠山記念館の続編となる今回は、

前回の美術館とその収蔵品に続き、

主に主屋の外観と庭園を掲載する。





【1】(記念館駐車場にて)

Lr-3850-3




記念館について、、、<以下OHPから意訳引用>


邸宅主屋の前には、回遊式の日本庭園が造られる。

四季折々の風情が楽しめるよう植栽と石組みに工夫がある。

松を中心としながらも秋に紅葉が望めるよう楓を植えられ、

かつての生家が梅屋敷と呼ばれていたことから白梅も多く、

要所に十三重塔や石燈籠が添えられている。

組井筒から流れ出た井戸水は、庭を緩やかに流れて、

やがて屋敷の外を取りまく濠へと辿り着く。

庭の広さは、長屋門から車回しを含め約3,000平米で、

飛び石づたいに園を巡れば、様々な植物が眼を楽しませてくれる。

春は梅や桜・躑躅・さつき、夏は花菖蒲と濠の蓮花、

秋は紅葉が鮮やかな色を魅せてくれることだろう。


<引用ここまで>



【2】

Lr-3844-2



【3】

Lr-3824-3



【4】

Lr-3825-2



【5】

Lr-3827-3



【6】

Lr-3830-2



【7】

Lr-3832-2



【8】

Lr-3833-4



【9】

Lr-3835-3



【10】

Lr-3837-2



【11】

Lr-3838-2



【12】

Lr-3839-4






邸の内部にいると分かりにくいのだが、外から眺めると、

この屋敷が大きく3つの棟から成ることが確認できる。

豪農風の東棟、二階建ての中棟、数寄屋造の西棟。

個性豊かな各棟は、内部で繋がって自由に行き来できる。

もちろん内装も外観に似合った豪華さで仕様を揃えている。

【13】

Lr-3783-3



【14】

Lr-3786-2



【15】

Lr-3789-3



【16】

Lr-3793-4



【17】

Lr-3797-5



【18】

Lr-3813



【19】

Lr-3814



【20】

Lr-3817-4



【21】

Lr-3818



【22】

Lr-3808-3





一般人が一様に思うだろうことは、、、

「このだだっ広い屋敷に少人数で暮らすのは怖くないか」

そして最もありがちだと思われるのは「掃除が大変そう」かな。

それほどまでに広く豪勢な邸宅なのだが、これを母親のために、

という思いで建てた遠山元一氏の財力と肝っ玉に敬服しきりだ。

【23】

Lr-3849-5



【24】

Lr-3846-3



【25】

Lr-3851-4



【26】

Lr-3845-3




モノクローム編へとつづく…。



※Fuji X-Pro2 Fujinon XF35㎜ F2 R WR


(了)
Posted at 2017/03/22 20:25:27 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 旅行/地域
2017年03月21日 イイね!

6,208ccの誘惑 〜W204 C63AMG PP Black & White High Contrast ver.〜

6,208ccの誘惑 〜W204 C63AMG PP Black &amp; White High Contrast ver.〜
2017年3月4日(土)。

公園の駐車場が空きまくっていた早朝、

C63を停めてしばし1人撮影を敢行。

コントラストを強めて現像した画を掲載。





寒い朝は空気に透明感があって車撮りには悪くない。

【1】

Lr-6668-2



ただこの日は高枝に咲く寒緋桜を撮る装備だったので、

【2】

Lr-6861-2



愛車の撮影にはイマイチだったかも知れない。

【3】

Lr-6863




C63にはこれで4年と1ヶ月強乗ってきたことになる。

【4】

Lr-6661



この手の車に一定のトラブルは付き物だと思っていたけど、

【5】

Lr-6868-2



これまで低稼働によるバッテリー上がり以外は、

【6】

Lr-6664



トラブルというトラブルはなくいたって順調にきている。

【7】

Lr-6865



軍用車であるが故、丈夫であるはずのゲレンデの方が、

【8】

Lr-6665-2



不具合によるD入庫が多かったという皮肉な結果だ。

【9】

Lr-6669



それにしても走行距離は伸びない。

【10】

Lr-6867-2



舞の介護と重なった2年間は合計で2,000kmに満たず、

【11】

Lr-6659-3



今も近場はMINIに乗ってしまうこともあるからだろうが、

【12】

Lr-6662



走行距離は未だ12,500km程度と低調だ。

【13】

Lr-6663




早春の寒い朝、エッヂを立てたモノクロームでC63を撮る。

【14】

Lr-6862



単焦点とは違う少し甘めの画を、敢えてシャープネスを強め、

【15】

Lr-6658



コントラストを増幅してW204のフォルムを浮かび上がらせる。

【16】

Lr-6660-2



この4年、折に触れこの車を撮るようになり、

「伸びやかさ」と「塊り感」の両立に腐心してきた気がする。

【17】

Lr-6860-2



静かな獰猛さを湛えた生き物のように写し撮ることを

自分の中では理想としてきた。

【18】

Lr-6869-2




もちろん満足できる写真が撮れたことは殆どなかった。

【19】

Lr-6667



今回も強いコントラストで目先を変えただけに過ぎず、

薄っすらと「逃げた感」があるのは内緒のハナシだ。。。

【20】

Lr-6864



6,208ccの誘惑は、今も、止まらない…。



※Canon EOS MarkⅣ Canon EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2017/03/21 19:57:14 | トラックバック(0) | C63AMG PP | クルマ

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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