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2019年7月9日（火）。

登別温泉らしい大沼湯から再開。

日和山と大沼湯、逆光となった陽、

もうもうと湧き上がる白煙。。。



まるでこの世の光景とは思えないような、幻想的な世界だった。




風が大沼湯を渡ってくると、強い硫黄の香りとともに、熱を感じる。




傾いた太陽に露光を合わせると、夜のような摩訶不思議な画になる。




う〜ん、ちょっとこんな光景は自分の生活圏には存在しないなぁ。










大沼湯を出て、登別の当日の宿に向かった。地獄谷の駐車場を過ぎて、

しばらくカルルス温泉側に上ったところに、当日のホテルはあった。


チェックイン時の冷たいお茶とおからドーナツ。





部屋に入って、、、こんな感じ。












食事はまたもや19:30からスタート。

凝った盛り付けの和風コース料理だったけど、味は割りとスタンダード。

昨年同じ系列の函館のホテルに泊まったけど、雰囲気はそっくりだった。


























食後はラウンジに行ってみた。




白が基調の広々とした清潔な空間で、調度類もセレクトショップ的。




この系列がそうなんだと思うけど、特に音響設備が凝ってるんだよね♪














一休みして、ライブラリーやバー、エレベーターホールなども記録に残して、

静かに更けゆく部屋に戻った。

移動距離が長かったから、思ったより早く睡魔に襲われ・・・（笑）












今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

つづく・・・。



FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR


（了）

2019年7月9日（火）。

「土の館」でトラクターを観ていると

あっという間に時間が過ぎてゆく…。

仕事に使われた道具の持つ色気は凄い！




土の館のある富良野盆地一帯では、90年前の十勝岳大噴火によって、

144名の方々が亡くなり、800haの農耕地が被災したと言われている。

この時、硫黄を含んだ強酸性の泥流土が50cm～2ｍも積もり、

近隣の農家に甚大な被害をもたらした。

現在の整備された富良野からは想像もできない。

泥流の上に何年もかけて土を乗せ、まさに血の滲む努力を積み重ね、

花が咲き乱れ作物の実る、豊潤な緑の沃野に変えてきた先人たち。


菅野翁曰く『農業とは、土や土地条件が良いから成功するのか？

石が多い、排水が悪い、地力が無い、重粘土、傾斜地など、

条件の悪い土地から農業を始めた方もたくさんいらっしゃるだろう。

農業はどのように耕すか、つまり困難にどのように取り組むかで決まる。』と。

まさに人生そのもの、ですね。


（超どデカイ蒸気式のトラクター…初めて見たわ）





































この後、富良野市内のラベンダー畑「彩香の里」にちょい寄り。

駐車場から眺めると、花の様子はイマイチだったから、結局車から降りずにスルー。

大好きな富良野を発ち、そのまま金山経由占冠の道の駅まで一気に南下した。


その後も道東道を使わず、日高、平取と下道を走り、日高富川ICから日高道へ。


沼ノ端東ICで一旦日高道を出て、苫小牧の市街地を通り抜け、

再び苫小牧西ICから道央道に合流し、登別東ICでOUT、倶多楽湖へ。




倶多楽湖は白老町にある典型的なカルデラ湖で、周囲は約8kmほど。




汀から湖を眺めると、思いのほかの大きさとその透明度に驚く。




環境省の水質調査では上位の常連（’01年は1位）、透明度は摩周湖に次ぐ。




湖畔は深い森に覆われ、たくさんの蔓紫陽花が咲いていた。




倶多楽湖公園線を駆け上がり、再度湖を俯瞰してみる。




辺りは、信じられないほどの野鳥の声で満たされていた。






登別温泉方面にしばらく進むと、大沼湯を見下ろす場所に出る。

ワオ！これこそ登別だね♪

やや傾いた陽、青い空、白い煙、大きな噴煙の排出音、迫力があった。











山を下って、奥の湯の淵に立つ。

強烈な硫黄臭、熱、ボコボコと聞こえる泡の弾ける音。

見飽きず眺めていられる光景だった。








だいぶ長らく走ってきてしまったので、今回はこの辺で打ち止めとし、

次回は大沼湯から再開したい。



今回もお付き合いいただきありがとうございました。

つづく・・・。



FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR


（了）

2019年7月9日（火）。

朝、十勝岳連峰の頂あたりが見えた！

この日、2日間滞在した中富良野を発ち、

登別温泉に向かうことになっていた。



ちょっと遅めに和テイストの朝食をとって、ホテルを後にした。









向かった先は上富良野にある「土の館」by スガノ農機。




ここは農業における土と耕すことをテーマに設立された博物館（’92年設立）。

全国各地の土壌モノリスや開墾に立ち向かった人々の農機具が多数展示され、

農業における土づくりや世界の農耕の歴史を学ぶことができる場所だ。

2004年に北海道遺産、2014年には日本機械学会の機械遺産に認定されている。

自分の目的は、併設されるトラクタ館にあった。

ということで、今回は徹頭徹尾トラクター🚜三昧！　早速逝きます！










（ポルシェ！速そうw）




















（FIATも）








（言わずと知れたウニモグ）






















今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

つづく・・・。



FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR


（了）

2019年7月16日（火）。

14日の日曜に北海道から帰宅し、

有休消化でこの日まで休み。

東大農場のハス見本園に出かけた。



東大農場では、6月中旬からこの週まで火曜日と金曜日の午前中2時間余り、

場内のハスの見本園を一般に開放、公開している。


例年は、年に1日だけ土曜日の早朝に開催される「観蓮会」に行くのだが、

荒天だと延期ではなく中止になってしまうため、なかなか危ういんだよね。


そんなわけで、今年は休みと重なった火曜の開園日を利用して、

曇天の中、ハスの観賞に出かけてきた。


そうだなぁ〜、正直花数は疎らで今ひとつ精彩に欠けた感じはあったけど、

何せ無料だし、必要なら解説も聞かせてもらえるのだから、

とても贅沢を言えるものではない。


それに、例えば大賀ハスだけが咲いているなんて偏りもなく、

そこそこ豊富な品種が同時に楽しめるのだからなおさらだ。


特に今年は珍しく千弁蓮が咲いていたので、見ることができてラッキー！


ということで、東大農場のハス見本園、2分割でお届けします。

あ、ちなみに黒い背景時に糸屑状に見える細いノイズは「雨」です（苦笑）

1


2


3


4


5


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7


8


9


10


11


12


13


14（千弁蓮）


15（コウホネ）


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19


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21


22


23


24




今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Vol.２につづく。



FUJIFILM X-H1 FUJINON XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR


（了）

2019年7月8日（月）。

1年ぶりの美瑛の丘だった。

走り慣れた道をぐるりと廻る。

丘の景色はいつも少しずつ違う。



季節はもちろん、時刻や日照、植えられた作物、その成長度合い…。

今年はコントラストが弱めで、どこか淡い雰囲気を醸し出していた。


あのマイルドセブンの丘は、象徴だった樹たちの大半が伐採され、

ちょっと淋しげな風景に変貌していた。





哲学の木も然り、ここに生きる方々からすれば、マナーを守れない観光客から、

大切な作物を守り育てるための致し方のない選択だったのだろう。


そう遠くない将来「ここにはケンとメリーの木があったらしい」とか、

「セブンスターの木は柏だったらしい」なんてことのないよう、

この地を訪れる大人たちの一層の思いやりを、心から願わざるを得ない。


・・・しばし、今の美瑛の丘を。。。
























（セブンスターの木）










美瑛から中富良野に戻る途中、気まぐれで美馬牛駅に寄ってみた。




すると、、、ん？観光列車のノロッコ号と普通列車が丁度行き交うところだった。






お馴染みの上富良野八景を眺めて、ホテルに帰着。






この日も十勝岳連峰は渋いな（苦笑）




眼下に見える富良野線の西中駅に普通列車が停まってたけど、道塞いでるな（爆）






この日のディナーも19:30、肉のメインはラムだった。

全くもって食べ過ぎが続き、旅行前から●Kgは重厚になったかもな。










当日の生演はギター＆ピアノで、控えめの奏法がいい感じだった。

富良野ワインの酔いもあって、またまた早めに撃沈だなこりゃ（苦笑）

暖炉の火と蝋燭の揺らめく灯りにすっかり夢見心地、富良野の夜は更けて・・・。








今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

つづく・・・。


FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR


（了）