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2022年02月13日 イイね!

㊗️ みんカラ歴17年!🎉

㊗️ みんカラ歴17年!🎉2022年2月13日(日)。

本日、みんカラを始めてから

17年が経過、18年目に突入した。

長いようで短くもあった年月…。

その間、愛車はG500からC63、

MINI R52からR56へと換わった。



この1年間(前回16年経過のみんカラ記念投稿以降この日まで)を振り返ると、

去年は想像もしなかったけど、相変わらずコロナ一色に終始した気がする。

年の大半が緊急事態宣言もしくは蔓延防止等重点措置の発令に重なり、

様々な局面で窮屈さやもどかしさや虚しさや怒りや諦めを感じるところとなった。

ウイルスの変異と国や自治体の対策の揺らぎと人々の受止めの変化が、

行きつ戻りつ時に重なりながら絡み合い、目に見える進展もその実感もなく、

感染者数に一喜一憂したり、政治利用されたり、マスコミのネタになったり、

フェイクニュースに惑わされたり、ワクチン接種に翻弄されたり…。


この1年、僕らは一体何を学んで、何を成し遂げてきたのだろうか?

そして、世界規模で繰り広げられるこの奇妙なドラマはいつまで続くのだろうか?

できるなら1年後には今と同じ思いをせずに暮らしていたいと願うばかりだ。

そう、失われた時間は2度とその手に戻らないのだから…。



さてと、通常なら撮り貯めた写真をセレクトして掲載するところなんだけど、

今回は趣向を変えて、スマホにあったどうでもイイ画像をいくつか掲載(笑)

もちろん、先に記載の通り、この1年間に撮影した備忘記録です。


まずスマホ画面のキャプチャ。

いつだったか忘れたけど、突然こんな変な通知が来て、一瞬ビビった^_−☆

Newsでも報道されてたな(爆)「日本全土」って、ちょっと焦る(๑>◡<๑)
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これは年明け早々、青のPPやUGP、赤のFOPや搭乗回数が総て0になった記録w

にしてもマイル使いすぎで貯まりがないこと(苦笑)
collage


ついでに飛行機絡みをいくつか。

HNDのJALファーストラウンジから。
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OKAの同ラウンジ(ここはさくらを分割したから狭くて好きじゃない)。
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これはFUKのさくらから。
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HNDに戻って、ANA Suiteラウンジ。
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日が違うけど、これもそうだと思う。とにかくいずれも空きまくっていたので記録。

ANAラウンジは混んでることも多いけど、Suiteはほぽ混雑がないのが利点かな。
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で、赤青の機内食。相変わらず均質性がないし、決して美味くもない(ごめん)
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機窓から。

富士山。
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雲。
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沖縄本島南部。
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なぜか撮っていた出張絡みから、福岡は西鉄グランドのセール部屋(汗)
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大阪は、淀屋橋で御堂筋線を降りて御堂筋を本町方向へ、の一コマ。
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大阪からの帰りの新幹線(18:00過ぎ発のぞみ)。この日初めての食事で爆食。

実はこの後にもWeb MTGあり(泣)
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秋の京都から、京都タワー。
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下鴨茶寮の弁当と大徳寺さいき家の稲荷寿司とだし巻き卵。
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どこかで食べたぶぶ漬け。
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醍醐寺境内のフレンチ。陽当たりが良すぎて暑かった!
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ブライトンの朝食(だと思う)。
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オークラのビフォーアフター(夜中に撮影)。
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最後は、神代植物公園の紅葉。
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ところで、この1年の間に、個人的にショッキングなNewsが2つあった。

何だそんなことかと笑われるだろうが、ともにとあるSHOPの閉店にまつわる話だ。


1つは銀座テイジンメンズショップの閉店

ここは、学生時代〜社会人5-6年目まで毎週のように通い続けた想い出の店で、

VANの隙間を埋めてくれたトラッドの先生役だった・・・。

誤解を恐れず言うなら、BEAMSやSHIPSなんて小僧以外の何者でもない。

おじさんになってからも節目には本当によく利用させてもらった。

最後に購入したアメトラのトロピカルウールの紺ブレは大切にしよう!

3つボタン段返りは第二次IVY世代の大切な徴しなのだから…。

若い頃は眩しかった店員のお兄さんたちも、いつしか皆自分より年下になって、

だからこそ湧いてきた愛着も少なからずあったのに…残念です。


そしてもうひとつは、新宿バーニーズNYの閉館

一報を聞いた時、お前もか⁈と絶句したのを覚えている。

こちらは少し大人になってからよく利用した店だった。

新宿をターミナルに動く人間には至極便利だったし、

佇まいがパリのアパルトマンのようで、売り場の雰囲気や商品セレクト、

カラー展開、店員の距離感もしっくりときて、本当に好きだった。

閉館の1年ほど前からは、会社の行き帰りに店の前を通ることも多かったので、

手からこぼれ、目の前から消えてしまったという喪失感が半端ない。

大袈裟に言わせてもらえば、僕らの時代が終わったと感じたほどだ。


まぁいずれも生きていくために不可欠だったとまでは言わない。

しかし、無味無臭な会社生活に差し色をくれる稀有な存在だったと思っている。

少なくとも自分にとっては、ね。

せめてもの救いは、自分の社会人生活の最晩年に重なったということかも知れない。


口直しにこんな記事も掲載しとこ♪

うん、わかるぞぉ〜、わかるっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



え〜っと、あの、いや、情報量多すぎ&支離滅裂ですみませんm(_ _)m

先ほど公園で特大の鳥爆弾を複数被弾しましたので、雪予報ながら洗車してきます。

過去最悪の被害(範囲、色合い、投下量etc.)なので、やや動揺気味です😵

自分はともかく、みなさまは良い1日を!

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

明日の通勤、大丈夫かな???(ボソッ)



iPhone Xs / iPhone 13


(了)
Posted at 2022/02/13 08:23:30 | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2022年02月11日 イイね!

富士山(1/27&30)と北関東の山々(1/29)遠望

富士山(1/27&amp;30)と北関東の山々(1/29)遠望
2022年1月27/29/30日(木/土/日)。

今回は富士山2日分と番外編。

番外編は29日の北方向の山々。

正直、写りはイマイチなんだけど、

観ることも撮ることも少ないから、

えいやっ!と掲載してみることに。



まずは、1/27 定番の富士山3,776mから。

この日は雲が多くてどうもスッキリしない空だった。

(なんだか浮いて見える・・・)
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(少しの間に山全体が見えてきた)
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続いて、1/29。この日は富士山が拝めず。

でも不思議なことに北に目をやると、、、『???』。

普段はあまり見えない山々がそれなりに見えていた(謎)

日光男体山2,486m(中央右寄りの大きな山)と女峰山2,483m(その右隣)。

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関東最高峰の白根山2,578m(中央)。

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雪をいただく上州武尊山2,158m(ほたかやま)。手前左は黒檜山1,828m。

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その黒檜山(右)を主峰とする赤城山。(※赤城は単体の山ではない)

黒檜山の左奥に山頂に通信施設を持つ溶岩ドームの地蔵岳1,674mも確認できる。

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最後は1/30の富士山。

なんだけど、この日は前々日よりさらに見通しが利かなかった(泣)

FF-3344-3

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昨日は東京でも僅かに雪が積もりました。

何でも日曜日の深夜から月曜日にかけては再び雪になるとか。。。

首都の機能麻痺に大規模なテロは不要、10cmばかりの雪を降らせばイイ、

積雪予報が出る度の慌てたドタバタぶりを見るにつけ毎々そう感じますʅ(◞‿◟)ʃ

豪雪地帯の方からすれば、滑稽過ぎてまるで喜劇かも知れません。

それにしても予報で降雪が分かっているのに、ノーマルタイヤで出かけて、

立往生して周りに迷惑をかけるってのは、真剣に何なのでしょう???

…交通網の発達した首都圏において、公共交通機関が使えない、かつ、

冬用タイヤを装着する時間もないほどの不要不急ではない外出って、

巷ではそんなに多いものなのでょうか???ただただ、ひたすら謎です。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM GFX100S FUJINON GF250㎜ F4 R LM OIS WR
FUJIFILM GFX50SⅡ FUJINON GF100-200㎜ F5.6 R LM OIS WR
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR




(了)
2022年02月10日 イイね!

富士山 2022年1月24日

富士山 2022年1月24日
2022年1月24日(月)。

今回も安定の富士山三昧♪

雲が多かったけど構わず撮影(笑)

夕刻にかけて徐々に雲が取れて…。



まず朝。

富士山の7-8合目付近だけに薄く陽が当たり、雪がほんのり輝いていた。

雲はぼやっとしていて、その輪郭が不確かなカタチ・・・。

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2時間ほど経過すると、富士は影絵状に。

ただ、引いて撮れば、まるで子どもが殴り書きをしたように、

筋状の雲があちこち流れる展開になって、それはそれで味が。

バラバラの方向に使い古した刷毛で描いたようにも見えるかな。。。

FF-3307

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で、夕刻。

日没を愛でる。

真冬の日暮れは、とても寒くて、とても静かに・・・。

(遥か上空を横切る飛行機と…)
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冬季オリンピックが始まっていますが、みなさんはご覧になってますか?

色々な裁定や判定が議論を呼んでおり、もし自国で開催されていたら、

少々座りの悪い思いをしていたのではないか?と感じています。


出場しているアスリートたちは皆、当然ベストを尽くしているのだから、

ただ1回の結果だけに拘りすぎるのもどうかと思ってしまいます。

ここに至る過程で信じられないほどの努力を何年も重ねてきたのだし、

そのこと自体がベストを尽くしたことに違いないし、

今回の結果がどうであれ、そうした過去のプロセスは1㎜も変わらないのだから。


「負けた」なんて言っても、死ぬほどの努力をして勝ち取った「世界●位」じゃん。

誇りにしかなり得ない。だから、、、

何位であっても、例え予選だけでも、顔を上げ、堂々と胸を張ってほしい。

お気楽で怠惰な僕らは、町内会ですらも上位にゃ入れませんから!(比べるな💢)



…今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM GFX50SⅡ FUJINON GF100-200㎜ F5.6 R LM OIS WR
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR




(了)
2022年02月09日 イイね!

㊗️ 愛車と出会って9年!【C63AMGとM156】

㊗️ 愛車と出会って9年!【C63AMGとM156】2022年2月9日(水)。

今日で愛車と出逢ってまる9年になる。

当たり前だが同時に10年目に突入する。

これを機に改めてC63を語ろうと思う。

最近ネット上でM156に関する記述を見つけ、

大いに賛同し感化もされたようなので(笑)



さらにググると他の場所にも全く同一の文章(ブログ記事)が掲載されていた。

ともにソース未記載でオリジナルが不明のため、いずれもリンクは控えたい。

リスペクトの意味から文章の一部あるいは趣旨を流用させてもらいつつ、

自分なりの想いを込めた【C63AMGとM156】に変換させてもらった。

年甲斐もなく熱くなったためにかなりの長文・駄文になってしまったので、

ご興味のある方のみご一読ください。



【C63AMGとM156】

このクルマをひとことで表現すると『今となってはコンパクトなボディにV8のどデカいエンジンを積んだ変わり種』となるだろうか?あるいは『かつて生産された大食漢で獣の咆哮のようなサウンドを伴うマニアックカー』とか?
まぁ間違っちゃいないと思う、確かに。だけどこのクルマの本質を語るには、AMGの産んだセミレーシングユニットM156の存在そのものと、この珠玉の名機の素性や生い立ちに触れないわけにはいかないと思っている。


<AMGの決断>
いまさらだが、AMGは、古くからMBのカスタムクラフトを手がけてきた。
その歴史ある名門チューナーが、初めて100%自社設計によるハイチューンエンジンの開発を決断したのは、メルセデスを始めとする自動車メーカー各社がそろそろ環境問題に真剣に取り組み出した頃で、(今思えば)まさに絶妙のタイミングだったように感じる。
しかも、メルセデスエンジンに手を加える従来のアプローチではなく、自社の積年の悲願でもあったオリジナルパワーユニットとして、M156を企画・設計・開発したのだった。
そしてデリバリーは2006年のE63を皮切りに、それまでの5.5ℓ過給型M113に取って代わることとなり、AMG各車種は55から63系列にステップアップしていった。


<M156のスペック>
吸排気位相変化機構を搭載した自然吸気DOHC32バルブ 6.208ℓのM156は、最高出力457PS/6800rpm(当家のPPGは+30PSの487PS)、最大トルク61.2kgm/5000rpm、圧縮比11.3:1というベーススペックを誇った。AMGによって構成パーツの全てがレーシング仕様で新設計されたのだ。AMGが大排気量NAに拘ったのは「現代的な低回転トルク」と「スポーツカーらしい高回転高出力」を両立させ、併せて「鋭いレスポンス」や「官能的サウンド」を追求したためだという。
M156は、敬愛を込めてエンジンバカとも言われるDr.フリードリッヒ・アイヒラー氏によって、全くの白紙から企画・設計されている。
剛性を最重要視したクローズドデッキシリンダーブロック、僅か6.8mm間隔のライナーレスシリンダー、ロアスカート一体成型クランクキャップ、ロッカーアームを排し高回転域での追従性と信頼性を高めたシンプルなバルブ駆動、レスポンスの向上を狙うストレート形状のインテークマニホールドなど、レースで培われた高度なテクノロジーが惜しげもなく注ぎ込まれた。まさに至高のユニットである。
高出力エンジン独特のメカニカルノイズを伴うアイドリング状態から一気にレッドゾーンまで跳ね上がる鋭さは、とても排気量が6,208ccもあるとは思えない。吸気音、メカニカルノイズ、排気音、それらが渾然一体となって五感を刺激するハイチューンパワーユニットになっている。
この貴重な存在の6.2ℓ NAパワーユニットの系譜は、よりレーシーなM159がSLS AMGに継承されたのち、残念ながら市場から姿を消していった。恐らくこんなスペックのエンジンはこの先もう2度と造られることはない。
「2009年インターナショナルエンジンオブザイヤー第1位」、「ベストパフォーマンスエンジン第1位」に輝いた名機M156…。やがて幻のハイチューンエンジン伝説となってしまうのだろうか。いずれ空冷ポルシェのように価格が高騰し、手の届かない高嶺の花になってしまうのかも知れない。





<ドライビングプレジャー>
Cクラスには完全にオーバースペックのフロント6POD対向ピストン、リヤ4POD対向ピストンブレーキシステム。軽量コンパクトなC63は、その車格からずば抜けたフットワークと高い動力&制動性能を誇っているとカタログ上からは汲み取れる。実際はどうなのか?
しっかりとした質感のドアを開け室内に乗りこむと、ヘッドレストの無いシンプルなAMGオールレザーセミバケットシートが適度に身体をホールドしてくれる。否応なく高揚する気持ちを抑えスターターを押下すると、爆音とも言えるレーシーな雄叫びを上げ、6,208ccの大排気量エンジンが鼓動を開始する。
セレクターレバーをDレンジに入れブレーキペダルをリリースすると、大排気量が故のダイレクトなフィーリングで転がり始める。エンスーな諸兄ならこの時点で、専用補強されたシャーシ剛性が驚くほど高いことと、締め上げられたAMGスポーツサスペンションによる最高のフットワークが奢られていることに気付くだろう。
実際に走り出してみると、Cクラスというコンパクトボディのためか、速度の乗りも良く、少しスロットルを開けてやるだけでいつまでも続きそうな暴力的な加速Gがドライバーを襲う。これは自然吸気のシャープなレスポンスと大排気量ならではの強大なトルクがモーターのように滑らかな回転から絞り出されることによる。
3,000rpm越えるとカムに乗り一気にレブリミットまで登り詰める官能的パワーフィールにガラリと豹変する。直噴化が常識の現代においてあえて「ポート噴射」が選択されているため、高回転まで回しても頭打ちなど感じられない。そうかと思えば渋滞や街乗りも全く苦にしないフレキシビリティを兼ね備えており、乗り手を選んだキャブレター時代の気難しいレーシングエンジンとは厳然とキャラクターが異なる。
さらに、だ。
M156は速さだけではなく「官能性の高さ」も兼ね備えている。現代の直噴ターボはタイムラグが最小限に抑えられているとはいえ、やはりNAレスポンスとの差は比較の対象にならないだろう。シフトアップ直後でエンジン回転が落ち込んだときや、定速巡航から全開加速に移行する時など、反応が鈍くなりがちなシチュエーションでも、少し右足に力をこめてやれば、間髪いれず後輪に怒涛のパワーが伝わるフレキシビリティ・アジリティの高さがある。低回転から豊かなトルクがありながら、回せば回すほどパワーが漲っていくNAならではのレーシーなフィーリング、誤解を恐れず言わせてもらえば、AMGの本懐はやはりこのM156であると断じたい。
一般的なコンパクトクラスでは直4よりV6の方がフロントヘビーでワインディングにおける軽快感に欠ける印象があるが、C63は巨大なV8エンジンの重量が全く気にならない。一体どんな魔法を使ったのか?と考えてしまうほどアンダーステア傾向もみられず、ステアリングを切った分だけ正確にノーズがインに向いていく、正確無比なハンドリング性能も兼ね備えている。FRであるが故の小回りの良さも特筆すべき点だ。
フルスロットルを試すと雷鳴のような音が轟いた瞬間にESPインジケーターが点滅し、車両重量を無視した豪快な突進が始まる。Sモードでコーナー立ち上がり時に全開にするとリアタイヤは悲鳴を上げ、交差点でいとも簡単に横を向いてしまう。
しかし、少しトラクションをかけ、修正舵を与えてやるとものの見事に怒涛の加速状態に復帰する。また専用チューニングされたESPの恩恵により、かなりのリヤスライドいわば姿勢変化を許容するが、よほどのオーバースピードでない限り、スピンに陥る手前で制御が働き、安定方向に引き戻してくれる。
一度ESPが働いてしまうと再びフルパワーを引き出せるまでに少々タイムラグがあるので、この制御が働く少し手前で走ると気持ちよくスポーツドライビング(スライド走法)を楽しめる。調子に乗って走っているとふと公道であることを忘れそうになる。こうした際も、一旦ブレーキペダルに足を乗せると、強力無比な対向ピストンキャリパーと大口径ディスクローターが、いとも容易く一瞬で通常速度域へと回帰させてくれるのだ。
まさにM156/W204 C63AMGは、宝石のような珠玉の名機/名車であると感じる所以である。





<ポストM156>
昨今の地球環境問題とダウンサイジングの流れ。。。間違いなく当時のメルセデスとAMGエンジニアはこうなることを予見し、であるならと自らが歩み続けてきた足跡(存在意義)を歴史の1ページに刻むため、これまでの集大成として「最後の大排気量ハンドクラフトセミレーシングエンジン」の開発に取り組んだのだと思う。AMGの精鋭技術者が誇りと責任をもって一基のエンジンをたった一人で組み上げ、最後に自らの名前が刻まれたネームプレートを本人がエンジンカバーに取り付ける。
AMGの推測通り、M156の後継機「M157ツインターボ」には排気量のダウンサイジングと低公害タイプのターボチャージャーが採用された。550に載る、ロボットが組み立てた市販車用ノーマルメルセデスエンジンが運びこまれ、AMGは過給機や補器類の取り付けを行うのみとなった。ここで問題となるのは、排気量が700cc下がったことではなく、圧縮比が11.3:1から10.0:1に下がり、最高出力の発生域が6800rpmから5500rpmに下がったことだと思っている。圧縮比のダウンは、レスポンスとダイレクトでレーシーなフィーリングを鈍らせるし、最大出力発生回転域が下がることは、胸のすく様なシャープなフケ上りをスポイルさせるからだ。
「エンジンを手組みする」という作業は、パワーユニットに命を吹き込む儀式である一方、「補機類を取り付ける」という作業は単なる「組み立て」でしかない。
思い返せば、2011年のC63マイナーチェンジで、既にデビューしていたM157ではなく、M156が継続搭載されたことに「AMGの最後の想い」が凝縮されていると感じニヤリとしてしまうのは自分だけではでないはずだ。
現にM156の開発製造が終了したAMGからは、多くの優秀な人材が流出してしまった。全てのAMGモデルに関わりブラックシリーズも手掛けたアルント・マイヤー氏はBMWのMディビジョンに移籍し、F30型M3およびM4のチューニングを担当した。M156開発に携わったある技術者はVWに移籍し、ゴルフRのエボリューションモデルR400のパワーユニットを開発するなど、本物のレーシングエンジンをプロデュースしている。
手組みのできる精鋭技術者たちは、自らの存在意義を自問自答しながら新天地を求め始めており、このままでは高齢化と共に絶滅してしまうのではないかとさえ危惧されている。フェラーリやランボルギーニなどいわゆるスーパーカーを除けば、当時市販車で手組みされていたのはM156を除くと、既にコルベットZ06&ZR-1用のエンジンだけになってしまっていた。






コンパクトなボディに珠玉の名機M156 NAユニットを搭載したC63AMGは、

SLSを別格とすれば「究極のAMG」「最後のAMG」と言っても過言ではない!

と個人的には常々思っている。

だから、M156の火はまだ落とさない、これからも・・・。


長文・駄文、大変失礼しましたm(_ _)m



■愛車のイイね!数(2022年02月09日朝時点) 5,605



>>愛車プロフィールはこちら
Posted at 2022/02/09 06:42:12 | トラックバック(0) | C63AMG PP | クルマ
2022年02月07日 イイね!

富士山 2022年1月22日夕刻

富士山 2022年1月22日夕刻
2022年1月22日(土)。

今回は前回と同日付の夕刻のみ。

またもや代わり映えのない画像群。

ただ前日より少し赤みが強かった☆



それから、前日とは撮影方法を変えて、EVをかなりマイナスに。

全体として暗く(黒く)なってはしまうものの、

太陽の形そのものは把握しやすくなるため、たまにはイイかと。


(これだけは通常EV)
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陽が沈んでからは通常の露光量に戻して、

赤く焼ける空と軽い斜光(陽光が山に遮られてできる光の境界)を。


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FF-6738-2


(これだけEV上げ)
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(染まる雲がいい感じ)
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今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-T4 FUJINON XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR


(了)

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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