
まだ完走前のあがっている記事をまとめておきました
スバル、「WRX STI」で2018年ニュル24時間レースに参戦 今年で11年目のチャレンジ
■スバルのニュルチャレンジは今年で11年目
スバルのモータースポーツ統括会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、2018年5月11日から13日にかけてドイツ・プファルツ州アイフェル地方のニュルブルクリンクサーキットで開催される第46回ニュルブルクリンク24時間レースに、「WRX STI」をベースとする車両で参戦すると発表しました。
このチャレンジは、2008年以来今年で11年目となります。
参戦車両の「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2018」は、今年も欧州有力メーカーが多数エントリーする2.0リットル以下のターボエンジン搭載車クラスである「SP3T」に参戦し、同クラスで5度目の優勝を目指すといいます。
「WRX STI」をベースに、エキゾーストレイアウトの見直しやターボの効き最適化によるエンジン性能の向上、軽量クラッチの採用などによるエンジンおよびパワートレイン性能の向上、フロントブレーキ径拡大による制動性能の向上、空力パーツのアップデートなど、ベース車の「速く」かつ「意のままに操る」基本性能を極限にまで高めたマシンです。
チーム総監督は、STIの辰己英治が担当。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝(日本)、井口卓人(日本)の布陣で挑みます。
また今年も全国のスバル販売店から選抜された6名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートします。
販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上により、ユーザーにカーライフの「安心と愉しさ」をお届けすることを目的に、スバル独自の取り組みとして1990年より継続しています。これまでに357名(~2017年)のメカニックがサファリラリー、WRC(世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきました。
【ニュル24時間】STIチーム総監督 辰己氏が語る2018年の抱負
今年もニュルブルクリンク24時間耐久レースの火ぶたが切られた。SUBARUのモータースポーツ統括会社であるSTIは今年もこの「世界最大の草レース」にWRX STIで挑戦。スタート直前に、チーム総監督の辰己英治氏を直撃し、意気込みを聞いた。
---:今年の抱負は?
辰巳氏(以下敬称略):今年の抱負は勝つこと。勝って、スバルがモータースポーツを通じて『安心と愉しさ』をより高めていきます。
ここで戦っている姿を見せて、スバルのユーザーは自分がスバルに乗る意味、価値、誇りを持ってほしい。『自分の乗っているクルマはニュルのレースであれだけ活躍しているんだ』というところ見てほしいですね。
こういう活動を続けて、私たちが何でスバルに乗るのかということを感じていただければ幸いです。」
---: STIチームは昨年、悔しさ(レース終盤にマシントラブルでリタイア)を経験しましたが、今年はそれを反映してマシンを改良してきましたよね。
辰巳:無様に負けることもある。レースだからそれは仕方がないこと。でも、レースでの走りをファンに見せ続ける。そのために継続的にレースをやっていくのが私たちの使命です。
今年はラップタイム8分台(9分切り)を目指し、エンジンのパワーアップや空力性能向上、旋回性能の向上などマシンを改良してきました。
---:STIとスバルがニュルに挑戦するのはなぜでしょうか?
辰巳:なるべく量産車に近いところで限界に挑戦したいというのが私たちの気持ち。オーナーにスバルのクルマに乗る喜びと誇りを持ってほしい。それがニュルへ挑戦する理由です。
---: ファンに向けてひとことお願いします。
辰巳:私たちはファンに向けてクルマを作っていきたいと思います。レースでは果敢に攻めた結果として生き恥をさらすこともあるかもしれないけれど、挑戦し続けることが大事なので、応援してください。
スバル、WRX STI でニュル24時間5度目の優勝を目指す
スバルテクニカインターナショナル(STI)は、5月11日から13日にドイツで開催される「第46回ニュルブルクリンク24時間レース」に、『WRX STI』をベースとする車両で参戦する。
スバルSTIは、今年も欧州有力メーカーが多数エントリーする2.0リットル以下のターボエンジン搭載車クラス「SP3T」に参戦。3連覇に挑むもリタイアとなった昨年の無念を晴らすべく、同クラスで5度目の優勝を目指す。
参戦車両は、エキゾーストレイアウトの見直しやターボの効き最適化によるエンジン性能の向上、軽量クラッチの採用などによるエンジンおよびパワートレイン性能の向上、フロントブレーキ径拡大による制動性能の向上、空力パーツのアップデートなど、ベース車の「速く」かつ「意のままに操る」基本性能を極限にまで高めた。
チーム総監督は、STIの辰己英治が担当。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝(日本)、井口卓人(日本)の布陣で挑む。また今年も全国スバル販売店から選抜された6名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートする。
【ニュル24時間】継続することが大事 スバル
SUBARU(スバル)はSUPER GT第2戦が行われた富士スピードウェイのイベントブースで、ニュルブルクリンク24時間レースに関するトークショーを行った。
SUPER GTが行われている会場ではあるが、スバルファンにとっては翌週に控えるニュルブルクリンク24時間レースも大きな関心ごとの一つだ。そこでイベントブースでは2008・2009年にスバル「インプレッサWRX STI」をドライブした松田晃司と、2005年の参戦初年と2008年からの本格参戦から2014年までインプレッサWRX STIのドライバーを務めた吉田寿博の2人による、ニュルブルクリンク24時間レースのあれこれについてのトークショーを行った。
参戦開始当初はまだレース自体も草レースの発展系で、自分で作った車で参戦するチームや、本当のノーマルカー、いわゆるライトチューン程度のチューニングカーなどが混在しており、今ほどメーカー色も強くなく、いい意味でゆるい環境でのレースが行われていたことが語られた。
スバルは参戦当初からインプレッサWRX STIを使用しており、参戦してきたことによりAWDの進化などが行われ、一般ユーザーが乗る車の進化にも繋がっていることが語られた。完走することも困難なこともあり、いかにして完走させるかと言う意味でもチームの経験も必要になり、車を進化させるにも継続していくことの重要性が語られた。
ホントは完走前に書き上げたかったんですが、帰宅したらもう終わり間近だったもんで(汗)
STI 30周年、ヒストリーを1冊に…STI が編集に協力
『STI(スバルテクニカインターナショナル)』
苦闘と躍進の30年
著者:廣本泉
発行:三樹書房
定価:4320円(消費税込み)
2018年4月25日刊行
ISBN987-4-89522-689-9
STI、正式名称“スバルテクニカインターナショナル”は、人の感覚と調和する“世界一、気持ちいい”クルマづくりを目指し、1988年4月2日に設立された。目指すクルマはサーキットでも公道でも変わらず、誰でも思い通りに楽しく運転できるクルマであるという。モータースポーツに参戦することで、人もクルマも研鑽している。
STIが設立30周年を迎えたことで本書は記念刊行された。WRCやニュルブルクリンクなどで活躍するSTIのモータースポーツ活動にフィーチャー。『レガシィRS』にて10万km速度記録への挑戦から始まり、WRCでは優勝までの道のりが詳細に語られる。また当時の担当者への取材によるエピソードや開発秘話も興味深い。STIは少人数の“熱い”人々が作り上げていることが伝わってくるのだ。また、数多くの当時の写真が掲載されているので、雰囲気を味わうのも楽しい。
後半にはSTIが手掛けたワークスマシンや市販車を網羅。さらに、WRCの主要ドライバーが写真付きで紹介される。巻末にはSTI活動の年表とともに、モータースポーツ活動に関するリザルト等がまとめられているので、資料性も高いといえる。
なお、本書は2013年刊行後の5年間の情報と、STIの業務・運営に携っている方々の序文を新たに追加収録した、増補新訂版である。
Posted at 2018/05/13 23:03:10 | |
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富士重工 | 日記