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2018年05月22日 イイね!

その昔は他のメーカーも水平対向エンジン採用してたんですよ?

その昔は他のメーカーも水平対向エンジン採用してたんですよ?スバルとポルシェがこだわる「水平対向エンジン」の5つのメリット

「水平対向エンジン」といえば、すぐにスバルとポルシェを思い浮かべる方が多いと思います。現在、直列エンジンとV型エンジンが主流の中、2つの自動車メーカーが「水平対向エンジン」にこだわるのには、それなりの理由があるはずです。今回は、「水平対向エンジン」の構造の特徴とメリットについてみていきましょう。文・吉川賢一

水平対向エンジンとは?

現在広く採用されているのは、シリンダーが一列に配列され、ピストンが上下に往復する「直列エンジン」です。全幅は抑えられますが、全長は長く、全高は高くなります。吸排気弁など、動弁機構を組み込んだシリンダーヘッドは、乗用車用エンジンの中で最もシンプルな構造になります。
「V型エンジン」は、排気量の大きいエンジンに採用され、直列でなくシリンダーを左右交互にV型に配置して、ピストンは斜めに往復します。シリンダーヘッドが、左右1つずつ1対必要ですが、「直列エンジン」に対して全長が抑えられ、全体としてコンパクトな構造になります。
対して「水平対向エンジン」は、独特なメカニズムを持っています。クランクシャフトに対してシリンダーを左右水平に配置し、左右に向かい合った一対のピストンが水平方向に往復するエンジンです。「V型エンジン」と同様に、シリンダーヘッドが左右1対必要です。
ボクサーがパンチを打ち合う様子に似ていることから、「ボクサーエンジン」と呼ばれています。最大の特徴は、全幅は広がりますが、全長が短く、全高が低いことです。

水平対向エンジンの5つのメリット

「水平対向エンジン」のメリットは、次のようなものがあります。
(1)低振動
左右で対向しているピストンが、互いの慣性力を打ち消すように対称的に往復運動するため、エンジンは、振動が少なくスムーズに作動します。
(2)低重心
シリンダーが水平に配置されるために、全高が低く、全幅が広い構造となり、これによりクルマは低重心となります。しかも左右対称ですから、車両の安定した操縦性や走行性能に大きく寄与します。
(3)高剛性
全長が短いのでクランクシャフトが短く、またクランクシャフトは左右クランクケースによって、両側から強固に挟み込む構造なので、クランクケース全体の剛性が高くなります。この高い剛性は、低振動と耐久信頼性の向上につながります。
(4)高出力
パッケージングのために、エンジン全幅には制約があり、ショートストロークにならざるを得ません。このショートストロークと本来持つバランスの良さが、高回転化と高出力を実現します。
(5)衝突安全性
エンジンの全高が低いので、前面衝突した際、エンジンがフロアの下に潜り込み、乗員へのダメージが軽減できます。


水平対向エンジンの将来性について

スバルの場合、低重心で左右対称といった「水平対向エンジン」が持つ優位性と、相性の良い「フルタイムAWD(4駆)」技術を組み合わせて、「走りのスバル」「4駆のスバル」といった独自のブランドを築き上げました。レガシィやインプレッサのWRC(世界ラリー選手権)での成功が、その地位を不動にしました。
一方で、「水平対向エンジン」は、設計的な制約が多く、種々の要求に応える自由度がありません。
現在、クルマに要求されている最大の命題は、燃費規制を中心とした環境対応です。様々な環境対応技術や電動化技術と組み合わせるためには、「水平対向エンジン」に求められる進化だけでなく、プラットフォームの改良など、車体側の改良も求められるところでしょう。

走りを追求するクルマのパワーユニットとして、「水平対向エンジン」が持つ低重心は、とても魅力的な要素です。たしかに弱点もありますが、弱みを克服するための技術ではなく、このエンジンが本来持っている強みを、さらに強化する技術革新に期待したいものです。
現状、「水平対向エンジン」にこだわっている自動車メーカーは、スバルとポルシェだけ。これからも希少技術として、異彩を放ってほしいと思います。


今となっては乗用車としてはスバルとポルシェしかないってだけですから
そんでもって両社ともそれをアイデンティティにしている訳ですし

Posted at 2018/05/22 20:21:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年05月22日 イイね!

これからのクルマは対応済みって言われても

これからのクルマは対応済みって言われてもポルシェ、英国内の新規受注を一時停止 新燃費試験法WLTP対応で

もくじ
ー 当面は在庫車の販売のみ
ー 各メーカーに大きな影響

当面は在庫車の販売のみ

ポルシェは販売する全モデルについて、英国における新規の受注を一時停止すると発表した。これは新しい制度である国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)が今年9月に施行されるのを前に、車両への改良が必要なためだ。

スポークスマンによれば、ポルシェはこれによる生産のボトルネックを減らすため、一時的に在庫車を増やすという。しかし、完全なカスタムを望む顧客はWLTP対応車への準備が整うまでしばらく待つ必要がある。

「この試験にかかる時間を考えると、いくつかのモデルは9月1日に間に合わないかもしれません」と彼はいう。「しかし、われわれはモデルイヤーが変わる際と同様に在庫を増やすことで対応します」とのことだ。

この手法は多くのメーカーがモデルチェンジの際の隙間を埋めるために用いている。しかし、ポルシェが新規制対応のために全モデルの在庫を抱えるのは初めてのことだ。他の多くのブランドも同様の手法を取ると予想される。

各メーカーに大きな影響

このWLTP試験は実際の公道での試験を必要とすることから、現在のNEDCテストよりも厳しいものとなる。したがって、メーカーは排出ガスを減らす装置を増やす必要があるだろう。

この複雑な変更により、多くのメーカーはラインナップの削減を余儀なくされている。BMWはF80型M3の廃止を発表した。また、他のメーカーも販売台数の少ないディーゼル車などの廃止を決定している。

多くの会社がさまざまな手を打ち、9月1日以降のWLTP非対応車の在庫を減らす努力をしている。ただし、英国政府は5-10%程度の少量のWLTP非対応在庫車の販売を認めると予想される。これを上回る在庫はスクラップされることになるだろう。


スクラップにされる位なら他の国に放出してあげて欲しいな…
Posted at 2018/05/22 20:15:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2018年05月22日 イイね!

天候の悪化により真価を発揮するって言われるのもアレだけど、24時間の耐久レースだからこそドライバーへのストレスの少なさは大事だからね

天候の悪化により真価を発揮するって言われるのもアレだけど、24時間の耐久レースだからこそドライバーへのストレスの少なさは大事だからねクラス優勝を果たした名門スバルSTI、今年のニュルブルクリンク24時間レースをどう戦ったか?

2018年のニュルブルクリンク24時間レースが5月10日~13日、ドイツ北西部のサーキット、ニュルブルクリンクを舞台に開催。レース終盤に濃霧の影響により2時間にわたって赤旗中断となるなど波乱の展開となったが、既報のとおり、ポルシェの有力チーム、マンタイレーシングの912号車、ポルシェ911GT3が勝利を飾った。その中でも日本人のレースファンにとって注目を集めていたのは、なんといっても日本のワークスチームの動向だろう。

 なかでも、スバルのワークスチーム、STIは2008年より正式な活動を続けてきたニュル24時間の名門で、今大会にもWRX STIを投入。カルロ・バンダム、ティム・シュリック、山内英輝ら昨年までのメンバーに加えて、スーパーGTで山内とコンビを組む井口卓人が新たに加わるなど新体制のもと、激戦のSP3Tクラスにチャレンジした。

10日の夜間に行われた予選1回目でSTIはSP3Tクラスのトップタイムをマークするものの、翌11日の午後に行われた予選2回目ではパワーステアリングのオイルリークが発生。タイムアップを果たせずに同セッションを終えている。

 イエローコーションが多く、ライバル陣営もタイムアップを果たすことができなかったことから、STIはポールポジションを確保するものの、12日、快晴の空のもとで幕を開けた決勝でも予想外のハプニングが続出することとなった。

 スタート後2時間でパワステのオイルパイプのトラブルが発生したほか、6時間後には排気音量規制を指摘されたことでマフラー交換を強いられる。そのため、STIは首位を陥落するものの、その後は順調な走りを披露するほか、ライバル勢の脱落にも助けられたことでSTIはスタートから10時間後にはSP3Tクラスのトップを奪還した。

 そして、13日の午前3時に雨が降り出すとSTIはAWDのWRX STIを武器に快進撃を披露。最高峰クラス、SP9クラスに参戦するFIA GT3マシンに匹敵するペースで総合順位を上げていく。しかしフィニッシュまで残り3時間30分となった午後12時、ニュル24時間レースは濃霧の影響により赤旗で中断。

 約1時間45分の中断を経てレースが再開されるものの、フィニッシュまで残り1時間を切った午後2時30分、今度はエンジントラブルがSTIを襲う。幸いグランプリコースのショートカット入口でストップしたことから、マシンはオフィシャルの手ですぐにピットへ戻されたものの、STIは3度目のトラブルに祟られることになったのである。

 それでもSTIのメカニックたちはすぐにトラブルに対処し、フィニッシュまで残り15分、ついにSTIはレースへ復帰する。そして、気迫の走りで2ラップを重ねてチェッカー。112ラップを走破したSTIは総合62位で完走を果たすほか、SP3Tクラスで通算5度目のクラス優勝を獲得した。

「なんとかクラス優勝はできたけれど甘くはないですね。パワステもエンジンもトラブルの原因は小さなことなんですけど、しっかり準備をしたつもりなのにこういったハプニングが起きてしまう。チームとしてはまだまだですね」と複雑な表情を見せるのはSTIで総監督を勤める辰己英治氏。それでも数多くの主要チームが脱落するなか、SP3Tクラスでタイトル奪還を果たしだけに、STIの2018年のニュル24時間チャレンジは賞賛に価することだろう。



【ニュル24時間】雨の夜に見せたSUBARUの速さ、そのワケはAWD

5月13日にゴールを迎えた第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいてSP3Tクラス優勝を果たした市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2018」。レースの序盤と終盤のトラブルで合計2時間近くをピット作業にあてながらも、クラス2位のVW「ゴルフ」に13周もの大差をつけて勝ったことは驚きとしか言いようがない。

現地でSUBARU(スバル)のマシン(WRX STI)の活躍を見て感じたのは、雨の夜という悪条件下の速さ。クラスに2位のゴルフに比べると約1秒程度速いペースで周回を重ね、そのラップタイムは格上でありハイパワーエンジンを積んだGT3マシンの何台かよりも速いものだった。

速さの最大の理由は、市販車同様に採用されているAWDだ。路面にしっかりとトラクションを伝えるおかげでライバルをはじめとする他車に比べて走りが安定し、滑りやすい濡れた路面でもドライ路面に比べてのラップタイム落ちが最小限に留まっていたのである。

もちろん、いくらAWDとはいっても雨で滑りやすい路面はミスを呼びやすいのでドライバーの腕もドライ路面と同様、もしくはそれ以上に速さを大きく左右する。さらにいえばクラス2位のゴルフは駆動方式がFFというだけでなく、ワークス体制ともいえるスバルチームと違ってメーカーのバックアップを受けないプライベーターなので、純粋にラップタイムを比較するのは乱暴かもしれない。

とはいえ、1周で約1分というラップタイム差があったことは事実だし、その理由がAWDに起因する部分は大きい。その雨の路面でライバルに16周以上のリードをつけたことが、レース終了間際に車両が停止してのピットインで時間をロスしつつもクラス優勝を果たせた理由となったのだ。



【ニュル24時間】SUPER GT 第3戦でスバルドライバーが勝利報告

SUPER GT第3戦SUZUKA GT 300kmが行われている鈴鹿サーキット。19日にドライバートークショーが行われ、SUBARU(スバル)の井口卓人・山内英輝両選手はニュルブルクリンク24時間耐久レースで勝った勢いのまま、SUPER GTでも勝利を掴みたいと語った。

19日は練習走行と予選が行われ、鈴鹿を得意とするスバル「BRZ GT300」はQ1を5位で通過、続くQ2で4位となり、決勝は2列目4番手からのスタートとなる。

予選が終わったすぐ後にイベント広場のスバルブースで、井口と山内両選手のドライバートークショーが開催された。先週ドイツ・ニュルブルクリンクで行われた24時間レースには、2人を含む、カルロ・バンダム/ティム・シュリック選手の4人で挑み、クラス優勝をもぎ取ってきた。トロフィとニュル仕様のヘルメットを持参しトークショーに臨んだ。

ニュルブルクリンクでは様々なトラブルが起きた。「最初の1時間と最後の1時間でいろいろ起きてしまった。どうなるか不安も多かった」や「深夜に雨が降り始めた時は、AWDのマシンで良かった。速い速度で走るGT3マシンを見ていると、フラフラしていて見ていて怖かった」などの感想を語った。

Posted at 2018/05/22 20:04:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年05月22日 イイね!

いいな~この頃のレーシングカーがサーキットを疾走してるの

いいな~この頃のレーシングカーがサーキットを疾走してるのモーターファンフェスタ2018 in 富士スピードウェイ 現地レポート 画像34枚

もくじ
ー 試乗体験イベントに注力
ー 「見る」コンテンツ

試乗体験イベントに注力

2018年4月22日、自動車体験イベント「モーターファンフェスタ2018 in 富士スピードウェイ」が開催された。

2016年より始まった新たなイベントで、2輪車や4輪車の最新モデルに加え、チューニング、カスタム、クラシック、モータースポーツなど幅広いジャンルのクルマたちが集う。

このため、広大な敷地である富士スピードウェイの施設全体を会場とし、各所で様々なコンテンツが展開されている。

同イベントでは、クルマたちを見て楽しむだけでなく、触れることも重視することでクルマの魅力を最大限味わってもらうとしているのが特徴。第3回目となる今年は、「“試乗” 最大の自動車体験イベント」をテーマに、特に試乗体験イベントに注力。

国内外の最新乗用車を53車種も集めた大試乗会や250cc以下の最新バイク試乗会、さらにアフターパーツメーカーのデモカー試乗会なども実施され、多くの人が最新モデルに触れ、楽しんだ。

もちろん、「乗る」楽しみは大人だけに限定されないのも嬉しいところ。両親と共にクルマに同乗するだけでなく、子ども向けのポケバイ試乗コーナーも用意。ほとんどの子どもたちが初体験というポケバイを笑顔で乗りこなす姿が印象的だった。

いうまでもなく富士のサーキットコースも使った「見る」コンテンツも充実している。

「見る」コンテンツ

ドリフト競技D1GP参戦マシンによる「D1GPエキシビション」やフェラーリF187などの伝説のレーシングカーなどによるデモンストレーションラン「BHJデモラン」などを実施。

さらに、1.5kmのホームストレートに、レーシングカーを中心に約70台ものクルマたちを並べた「スーパーグリッドウォーク」が行われ、様々な貴重なクルマたちを見るだけでなく、同時にホームストレートを歩くことができたのは、子どもから大人まで大好評であった。

メイン会場となるAパドックには、国内外の自動車メーカーを始め、パーツメーカーやショップが120社以上出展しており、細かくチェックしていかないと見落としてしまうほどの賑わいに。ブース巡りだけでも様々な発見があったようだ。

さらに今年は、ルノー・ジャポンの公式イベント「ルノー・スポール・ジャンボリー」との初共催となり、ルノー・スポールモデルを中心に250台を超えるルノーが集結。サーキットコースでは、ルノー・スポールモデル向けの走行会「ルノー・スポールカップ」なども実施された。

当日の来場者数は、昨年を上回る23952人と大盛況。天候に恵まれたこともあるが、最大の理由は、これほどコンテンツが充実していながらも、入場料は無料ということだろう。

クルマやバイクの来場の場合、駐車代が必要となるが、家族や仲間と一緒に来場すれば、かなりお得に休日を過ごせるようになっている。このため来場者たちの反応も良く、3年連続で2万人越えを記録している盛況ぶり。それだけに今後の展開も楽しみなイベントといえよう。



動態保存してあるってのが大事だよね
Posted at 2018/05/22 19:53:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年05月22日 イイね!

下手なアルミよりも鉄チンの方が良かったりする事もあるので、考え直しても良いかもしれないけどね~

下手なアルミよりも鉄チンの方が良かったりする事もあるので、考え直しても良いかもしれないけどね~マグネシウム、超超ジュラルミン、アルミ鍛造ホイールの違い

ホイールの軽量化は、昔からスポーツカーにとっての課題のひとつでした。最初にアルミホイールを装着したクルマとして有名なブガッティタイプ35が誕生したのは1924年のこと。その後、第二次大戦を挟んで、1950年代になると、アルミにくわえてマグネシウムホイールも登場。現在では、ひと昔前には考えられなかったジュラルミンといった素材も使われるようになってきています。今回は、鉄やアルミ以外の金属素材を使ったロードホイールについて、長所と短所を紹介します。文・吉川賢一

マグネシウムホイール

マグネシウムホイールは軽量ホイールの代表で、その名の通り、マグネシウム合金がおもな材料です。マグネシウム合金は、重量がアルミニウム合金の約3分の2と、非常に軽量です。ロードホイールが軽くなることは、「ばね下重量」の軽量化になりますので、運動性能の向上に寄与します。
おもに、レーシングカーや軽量スペシャルモデルに採用されており、トヨタ2000GTに純正装着されていたことは有名な話です。その他にも、ポルシェ911カレラRS(タイプ964)、フェラーリF355、ポルシェカレラGT、ブカッティヴェイロン16.4などに装着されています。
デメリットは、腐食に弱い金属のため、傷がついて塗装や防錆処理が剥がれてしまうと、すぐに錆びてしまうこと。また、アルミニウムに比べて衝撃や負荷に弱く、耐久性の面でも劣ります。そのため、熱処理回数を増やし、表面処理の仕方を工夫するなどの取り組みがなされています。
ちなみに、販売当時”世界最速の車”としてギネスに認定されたブガッティは、「時速400キロクラスの速度に挑戦する際には、ホイールとタイヤを新品にすること」とアナウンスされていたそうです。


超超ジュラルミンホイール

超超ジュラルミンとは、アルミニウム合金の一種で、強度に優れたアルミニウム合金のなかでも、最高の強度と耐久性を持つアルミニウム7000系合金のA7075でできたロードホイールです。
ジュラルミンは、徹底した温度管理の下、熱を入れたり冷やしたりして生産されますが、ホイールのような複雑な形状になると、均一にジュラルミンを変化させることが難しく、量産化への障害となっていました。
しかし2011年、BBS社が、当時世界で唯一、その障害を乗り越え量産化に成功しました。軽さではマグネシウムホイールに分がありますが、強度・耐久性では超超ジュラルミンが勝ります。
デメリットは、水分、特に海水に腐食されやすいといったことですが、これは防錆処理対策が施されていますので、ホイールの場合はそれほど心配する必要はないでしょう。


アルミ鍛造ホイール

アルミは、スチールの約3分の1の比重で、熱伝導度は約4倍という素材です。そのため、アルミホイールはスチールに比べて軽量で、ブレーキディスクの熱を放熱しやすいという特性があります。
一般的なアルミホイールの製造法である鋳造では、高温で溶かした金属を鋳型に流し込みホイールの形に成形します。複雑なデザインに対応しやすく、大量生産できることから、コストを抑えやすいというメリットがある一方で、この製法では金属の密度が低いため強度が出しにくく、強度を出すためには各部の厚みが必要になり、結果、それほど軽量化につながらないという悩みが発生します。
それに対して鍛造は、素材を加熱し、大きな圧力をかけながら成形するプレス製法です。メリットとしては、圧力をかけながら成形する際に、金属がホイールの型に伸び固められるので密度が増し、薄くても、強く軽いホイールが作れることです。ただし、デザイン重視の複雑な形状を作るのは難しく、特殊な生産設備が必要で、コストが上がること。また、製造工程が多く、大量生産に不向きなことが欠点です。
軽さや強度などの機能性を重視する競技ユースなら鍛造、デザインやファッション性を重視する方には鋳造が好まれています。



これらのほかにも、さらに軽量で強度のあるカーボンファイバー製のホイールもあります。非常に高価なため、ケーニグセグアゲーラSやポルシェ911ターボS(エクスクルーシブシリーズ)、フォードGT、フェラーリ488ピスタといった特別なスーパーカーに、オプションとして用意されています。
今後は、どんな新素材を使ったホイールが出てくるのか、非常に楽しみですね。


高額ホイール程盗難のリスクも高まるし…イヤな話になりますが
Posted at 2018/05/22 19:49:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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