
1月8日の話です。。。
前日に何かが届きました( ゚ω^ )b
水回りの修繕はプロに任せた方が安心・安全ではありますが,DIYで
修理ができるならそれに越したことはありません。
一応,仕事柄それなりの知識は持ち合わせておりますので自分で交換
してみます。
失敗したらお付き合いがある専門業者にホットラインをする旨予め
お願いしていたんで(爆)
何を直すのか。。。
昨年のクリスマス頃だったかな~
龍太♂君を失ったストレスから暴飲暴食となった?せいかお腹を壊して
しまいがちでした(;´∀`)
夜中に腹痛で目を覚まし,寝室がある2階のトイレを使った時に
気付いたのがロータンク内からポタポタと鳴る水音でした。
つまみを捻り,流した後に通常であればロータンク内の水位上昇で
ボールタップが上昇し,ピストンやダイヤフラム部分で止水となり
水音が止まる筈です。
それが,ポタポタと水滴が落ちる音がいつになっても止まりません。
寝ぼけているのかな???
いえいえ,腹が痛くて寝ぼける余裕もありません(汗)
ま~築25年ですからね~恐らくロータンク内のボールタップが怪しい
と睨み,翌日点検してみました。
確かにボールタップ内の開閉ピストン下から水が滴下していました。
ボールタップを少し上げてみるとしっかりと滴下が止まります。
開閉ピストンの止水パッキンの劣化が原因でしょうね。
交換すれば直ると思いますが,開閉ピストンをもう少し上に押し上げる
ことができれば止水できそうです。
一応,ロータンク内の水位を調整するボールタップ自体の調整ナットを
回して水位を上げて(ボールタップ位置を上げて)みました。
ナットが錆付き固着していたので苦労しましたが,なんとか回し込んで
みたところ,止水するどころか滴下状況が悪くなったみたいで(滝汗)
これは消耗品交換するかボールタップ自体を交換するしかないな~と
思ったところです。
で,届いた何かとは。。。
LIXIL(旧INAX)の取替用ボールタップ TF-20Bです。
こちらは現行品ですが,汎用性が高く25年前のロータンクにも適応
するみたいです。
フロート部分が,我が家のボールタップの形状と違いますが,ま~交換
してみますかね。。。
はじめはパッキンのみ交換しようと思っていましたが,ボールタップ
自体が25年経過しているため,パッキン交換で完全に止水できるか不安
があったのと,ボールタップシステム一式が予想以上に安価に購入でき
そうだったので思い切りました。
こちら水道設備屋さんにお願いすると工賃込みで安くても数万円は
かかります。
DIYすれば,ボールタップ一式の代金3千円程度でOKですからね~
ペイペイフリマで安く買えたんでラッキーでしたが,定価が9千円
程度しますので,直ればラッキーだなと。
システム自体は理解していてもDIYに失敗したくないので取説は事前に
熟読しましたよ~(*^^)v
これが2階のトイレです。。。
主に娘2人が使っていますが,夜中に腹が痛くなると私が籠ります(爆)
INAX(現LIXIL)のアメージュだったかな。。。
薄青色のトイレで当時はモダンに感じたものです。
もう古いし今では当たり前ですもんね(^_-)-☆
さて,ボールタップを交換するためにはロータンクへの既存給水管途中
にある止水バルブを開→閉にしなければとんでもないことになります。
バルブは左回しが『開』,右回しが『閉』というのが約束事なので,
マイナスドライバーを使い,止水バルブを右回ししたら。。。
プシューーーーーー!!
ゲッ(汗)
水が噴き出して来たぞ~Σ(・∀・|||)ゲッ!!
かなり固く固着していたのをなんとかかんとか動かしたら半回転も
回さない内にバルブ周囲から水が噴き出して来ました。
恐らく錆瘤が回っているんでしょうね~
バルブ周囲の止水ゴムを通り越して水が噴き出て来ているんで,
最悪バルブ自体を壊す(ネジ山を破壊する)可能性もあります。
まだまだ手応えがないので更に右に回したいのですが,これ以上
水が噴き出したり,止水不能になったら,外にダッシュして水道の
メーターボックス内にあるボールバルブを閉めに行かねばなりません。
でも,折からの積雪でメーターボックスの上は雪が数十センチ盛り
上がっているしヾ(・д・` )ォィォィ
ま~錆瘤でしょ~と決めつけ,左右に何度もバルブを回しながら
タンクに給水して錆を流してやりました。
そしたら見事に噴き出ていた水もぴったりと止まり止水も完了
しました。
給水管のエルボは袋ナットでボールタップの雄ネジに接続してあるため
袋ナットを外します。
スパナで外せばいいのですが,折角精度がいいロブスターのモンキーを
買っいたので,使ってみました。
もちろん寸分のズレもなくしっかりと噛み込んだまま軽いトルクで外す
ことができました。
押さえのナットも同様にモンキーで外します。
ナットを外しながらボールタップをタンク内に抜き取ります。
ボールタップの形状が全く違いますよね。。。
そしてカビだらけでグロいです(*>д<*)ゲッ
※中央のオーバーフロー管は根元が弱いため,絶対に衝撃を与えない
よう注意に注意を重ねて作業をしましょう。
※オーバーフロー管は折れる際は根元で折れます。ここが折れると
オーバーフロー管の交換のために便器からロータンクを取り外す必要が
出て来て素人には難しい作業となります。(因みに失敗してもDIYで
オーバーフロー管の交換はするつもりでしたけどね。)
カビキラーを使ってロータンク内のカビをできるだけ洗浄してみたものの
ここまでが限界でした( ´Д`)=3 フゥ
アッセンブリー交換なので,新しいボールタップを挿し込んで,押さえ
ナットと外してエルボ側に預けていた袋ナットで固定します。
固定する際は,ナットの過締めに注意しながらボールタップが水平になる
ように固定します。
※思ったよりナットは強く締め込んでいないので,取り外す際のトルクを
感覚で覚えておきましょう。
家のトイレは追加給水タイプではないため,給水ホースのダイヤル設定は
『0』とし,取説のとおりオーバーフロー管の縁にクリップ留めしてやり
ます。
※万が一給水ホース側に水が流れてもタンク内部に入ります。
ボールタップの調整ですが,満水時(給水停止時)にオーバーフロー
管にあるW.L(ウォーターレベル)に合うように調整します。
手洗い用の給水ホースの取り回しは取説にも記載してあるとおり,
ロータンクの壁に這わせるように取り回しします。
ボールタップに触る様にホースをセットすると水位が狂います。
ハイ!無事にボールタップの交換が完了しました\(^o^)/
もちろん,ポタポタと滴下する音も無くなりました。
これでまだまだ使い続けることができますね( *'∀')bナイス
折角なんでボールタップをバラしてみて原因究明をしてみました。
予想通り開閉ピストンの止水ゴムパッキンが経たってました。
内部の形状に合わせて凹になってしまい,経年劣化でゴムの材質が
硬化して馴染まなくなり止水性が落ちてしまったんでしょう。
もしかしたら止水ゴムパッキンを交換すれば止水できたかもしれま
せんがレバー部を留めている可動部のガタも出て来ていましたし,
今後の故障の可能性を考慮すれば交換して正解だと思います。
因みにゴムパッキンは汎用品を使えば送料入れても数百円で交換
できますんでやってみるのも面白かったんですけどね(笑)