さて,日曜日にやった作業にプラグチェックがありましたね~
先日,インテークマニホールドのシール交換を行いましたし,それこそ左右
2本出し独立管にも交換したばかりでしたので,吸排気の条件が変わって
しまったと考えています。
何せ,エンジン始動時に一旦火が入ると直ぐに停止せず,粘ってアイドリング
を続ける様になりましたし,スロットルグリップを煽ってやると間違いなく
バックファイアーしていたのが,しっかりと回転が上がってくれる様になり
ました。
また,走行時もエンジンが暖まった後にくしゃみの症状が出ていたのが全く
出なくなりましたし,それこそアクセル全閉時のアフターファイアーも全く
出なくなりました。
レストア後からも上記の症状を見て感じて二次エアーを疑ってました。
でも,パーツクリーナーをインマニ付近に吹いてもアイドリング時には
あまり変化が出ません。
違うのかね~。。。と半信半疑で経過してました。。。
と言うことで,今の吸排気の条件でどういった燃焼状況が起こっているかを
確認するのはプラグを見ることが一番手っ取り早いです( ゚ω^ )b

まずはフロントバンク側のプラグを外してみました。

インマニシール交換前のプラグの画像を比較用に添付してみました。
交換前はフロント側が結構かぶっています。
低速はもちろん,中高速域も全体的にかぶり気味って色合いです。
(黒いのは不完全燃焼によるカーボンの付着具合)
それが,シール交換後は特に中高速域ではすっかりと改善しています。
低速域はやはりかぶり気味なのは同じですが。。。
因みに私が判断の目安にしているのは。。。
低速域→プラグのねじ山部分の焼け具合
中速域→同じく碍子部分の焼け具合
高速域→同じくターミナル部分の焼け具合
となります。。。黒く煤けているのか,白く焼け過ぎているのか,こんがりと
美味しそうな焼け色(いわゆるキツネ色)になっているのかと乗っている時の
症状と合わせて判断しています。
じゃ~リアバンク側はどうなっているのか。。。
リアバンクは結構焼け側だったんだよね~
前後のバランスが全然取れていなかったんだけど,リアが焼け側だったし,
アフターやくしゃみの症状が出ていたことから,ミクスチャーを開けて,
アイドリング域の混合気量を多くしてみたりと色々とやってみてました。
それがどうなったか。。。
見事?なまでに前側と同様な焼け具合になってくれました。

以前が焼け側になっていたことでわかることは,二次エアーの混入により
空燃比が薄くなり,より高温での燃焼状況となっていたためか,燃焼具合が
リーン側だったことが想定されます。
以前は前後でバランスが取れていなかったことから,低速域の燃焼具合を
改善するためにスロージェットの番手を下げるのにも二の足を踏んでいました。
要するに薄いのか濃いのか判断ができていなかったのもあります。
今回,フロントとリア共に低速域のみに若干のかぶり状況が見られている
ことから,スロージェットを1番手下げて#45にすることも考えられますが,
これから夏本番を迎えるにあたり,外気温も上がる中,オーバーヒート対策
も考慮した上であえて濃い目のセッティングで乗ることにします。
また,冬場は夏場よりも外気温が下がり,空気密度が上がることから,
空燃比に変化が出ますので,濃い目のセッティングが丁度いいセッティングに
なることも想定されます。
ということで,夏場で少々濃い目で推移できるなら,このセッティングが
ビンゴではないかと判断しました。

日曜日最後の整備。。。ではないですが最後に少し磨いてやりました。
折角ジャッキで上下しているんで,ブレーキダストまみれになっている前後
ホイールを水拭きしました。
それに伴い,以前ポリッシュしていたフロントフォークが湿気も手伝ってか
曇りが発生して来ていたんで,ホワイトダイヤモンドで磨きを入れてやり
ました。
厚いクリアー塗膜を剥ぎ取り,直接アルミ材をポリッシュしているため,
コーティングも何もしていない状態になります。
曇りが出て来たり,写り込みが悪くなって来た時がポリッシュの頃合いに
なります。
年に数回,こうした整備の一環に合わせて磨きを入れてやればいつまでも
気持ちのいい光り方を維持できるのかな~と思ってました(*-艸-*)イヒッ
先週も密度が高い整備を行うことができました。
今週末はエボクラ君に乗れるのかな~(´ε`;)ウーン…
Posted at 2020/07/30 21:29:25 | |
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1998FLSTC | 日記