金曜日からまたまた下腹部痛が起こって来てました。
やはり盛岡市内にじわじわと拡がっているコロナ禍の見えないストレスなん
だべな~ここ数か月,1か月に1回ほど大腸憩室炎と診断されてます。
前回から38℃を超える様な発熱も無く,血液検査による炎症反応も無かった
ことから,ストレス性による過敏性腸症候群から来るものじゃないか。。。
とのことでした。
なんかね~便通が悪くなると起こってくる感じなので(´ε`;)ウーン…
さて,そんな体調不良の中なので,1か月ほど休んでいたランニングを12月
から再開するべく気持ちを昂らせていましたが,今週末は静養にあてると共に
インドアを中心に少しでもストレス発散に繋げることができればな~と,
嫁に文句を言われながらも家の中に持ち込んで弄っちゃいました。
しっかしスライドバルブが開き過ぎだよな~(´ヘ`;)ウーム…
でも,バルブの開閉については当たりや渋さは皆無でスムーズに動き,
しっかりと止まっている状況なので,不具合は無さそうです。
一応,本体からスピゴット部を取り外しベアリング構造らしいスライド
ローラー部分を点検するかもしれないので,プラスねじにも関わらず強烈な
トルクで締まっているねじを負けじとしっかりと体重を掛けながらドライバー
を押し込み緩めました。
このドライバーの押し込みが足りないとカムアウトしてしまい一発でねじ山を
舐めます。
こりゃ~やべ~な~と感じたら,慌てず一呼吸ついて体重を掛ける態勢を作り
直してから回し込めばねじ山を舐める可能性はかなり減る筈です。
一応,画像赤丸部分のケーブルガイド部だけは六角ボルトになっていますが,
緩み止め式になっていたため,精密ドライバーをあてがい,歯先を叩き込み
ながら緩み止め部分を起こしてボルトを緩めました。
でも,締め込みトルクを解除しただけで,今後の作業によりスピゴットを
開ける必要がなければまた締め込みますけどね。。。
次に,スライドバルブを取り外しますが,外していたトップカバー部分に飛び
出ている加速ポンプのプラスティックレバーの動作範囲を制御するための
アジャスティングスクリューの現状の調整値を記録しておきます。
一応,ケースから12.5mmですかね。
このスクリューはTuning Manualによると。。。
本文(英文)
screw is normally adjusted
to stop the pump action at about
3/4 throttle.
This setting should
meet most requirements including
acceleration from low rpm.
訳文
このネジは大凡3/4スロットルで停止する様に通常は調節されます。
この設定は,低回転からの加速等殆どの要件を満たします。
大体こんな訳になるのかな~と。。。
アクセル開度の3/4で加速ポンプ動作が終了する様にとのことであるので,
プラスティックレバーがアクセル開度3/4の位置で動かなくなる様にこの
スクリューで調整すればいいと思います。
スライドバルブの開閉状況で見た感じではあらまし良い感じに見えるので,
最終的にHSR42を車体に取り付けワイヤリングした後でアクセルグリップの
開閉具合に合わせて調整してやればいいのかと思っていました。
どうせ春までは時間があるし,オフシーズンはガソリンタンクを取り外して
日頃メンテができない部分まで手を入れてやろうかと思っているんで慌てず
じっくりと時間を掛けながら取り付け,セッティングをして行こうと思います。
スライドバルブはトップカバーを取り外すとアクセス可能になります。
スピゴットを外さなくてもバルブを取り出せるのでメンテナンス性は非常に
いいです(^^)b
このプラスの六角ボルトを取り外せばスプリングが付いたリンクと切り
離されます。
このボルトも緩み止めがありますので,先程と同様に緩み止め部分を起こして
からボルトを外します。
次にスライドバルブとレバーを連結しているシャフトを抜き取りますが,抜け
止めのスナップリングを抜けば簡単にシャフトが抜け,スライドバルブを上に
抜き取れます。
抜き取ったスライドバルブです。
新品ですので汚れも無く綺麗です。
ジェットニードルはそのまま突き刺さったままです(笑)
スライドバルブを上側から見ると良く分かりますが,ジェットニードルを
抜き取るために黒色のキャップボルトを緩め,抜け止めの金具をずらす
だけで抜けます。
こうしてスライドバルブを取り外せばジェットニードルは簡単に抜き取れ
ますが,トップカバーを外しただけの状態で抜き取るにはそれなりのツール
(工具)が必要だとわかりました。
ロングサイズのヘックスレンチはインチ用しか持っていませんが,ミリ
サイズが必要になりますし,ジェットニードルを抜き取るために先が長い
ラジオペンチがあれば作業性が良くなります。
スライドバルブを抜き取った後に,ベアリング部分や動作に支障が出そうな
部分を点検しましたが問題はありません。
が。。。理解できました!!
スライドバルブを上げ下げしていたのはなんてことないアイドルアジャスター
の先でした(赤丸部分)
CVキャブであれば,アイドルアジャスターでバタフライバルブの開閉を担う
ケーブルブラケットを押し込んでバタフライバルブの開度を変えていたん
ですが,まさかHSRは直接スライドバルブの開閉を変えているとは思いも
よりませんでした(汗)
と言うことで,アイドルアジャスターを締め込み過ぎてスライドバルブが
開いてしまっていた状態(空気量が増え,大回転になっていた状態)だった
ことがわかりスピゴットを外す必要が無くなりました。
いずれ,ポート内もバリもなく綺麗に仕上がっているので,各部の給脂を
しながら元に戻して行くことにします。

スライドバルブからジェットニードルを抜き取った後です。
抜け止めの金具をずらしているのがわかります。
抜き取ったジェットニードルですが,溝が刻まれクリップが付いているのが
わかります。
そのクリップの位置でニードルの位置を変え,中速域のガソリンの吸入量を
変化させます。
ストックは3段目ということですが,しっかりと3段目(上からの下からも
3段目)に付いています。
この位置からセッティングを開始して行きたいと思います。
来年のシーズンインになったら,アクセルのツキやプラグの焼け方で
クリップ位置を変更して行きます。
スライドバルブにジェットニードルを戻し,キャブ本体にバルブを戻します。
スピゴットの固定ねじを緩めていましたので,本締めしてやりました。

次にフロートチャンバー部の作業に移ります。
フロートチャンバー底面にあるボルトは脱着することでメインジェット(MJ)
をダイレクトに交換できます。
今回は一通り点検するため,ここは触りません。
フロートチャンバーのプラスねじは一旦緩めていましたので,4本の
ねじを外してからフロートチャンバーを取り外します。
どちらも外してみましたが,真鍮製のジェット類はドライバーだと簡単に
舐めてしまいますので,私はしっかりと先が差し込むジェット専用の
ドライバーを使います。
取り外したPJは無番でした(。・Д・。)え!?
キットに入って来たPJは42番と45番なんですよね~
じゃ~40番なのかな~って思ったんですが,先人たちの情報を見ると,
1340ccEVOエンジンのストックは20番みたいです。。。
う~~~~~ん。。。40番だと完全にオーバーサイズΣ(゚Д゚;エーッ!
なので,PJも実走しながらセッティングすることにします(笑)
取り付けは次回取り外すことも考え,オーバートルクを意識しながら適度な
トルクで締め込んでやってOKです(*^^)v
MJはぎっちりと固定というか食いこみ気味になっていてドライバーでは
外せる感じではなかったため,ホルダー毎外し,スパナで固定しながら
外しました。
MJは抜けのいいマフラーに交換している場合,165番を推奨している
とのことなので,付属の165番のMJを取り付けました。
最後にフロートのチェックを行います。
本体を水平にしてやり,フロートの浮き具合をチェックします。
18mmを基準にしてプラスマイナス2mmとのことですが,17mm程度
なのでOKですね(*^^)v
さてと。。。土曜日はこの辺で店じまいしちゃいます。。。
日曜日の作業はまた次回にアップしますね( ゚ω^ )b
Posted at 2020/12/07 20:12:36 | |
トラックバック(0) |
1998FLSTC | 日記