MGB初飛行。

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先日水曜日に幸手さんが差し入れサンドイッチを持ってオイル交換に来てくれました。

ありがたい！

このサンドイッチをイトちゃん＆ハットリくんに夕方食べさせれば、気兼ねなく残業させられる♪

(実際に9時近くまで残業しました(^^))




木曜日、最高気温22.2℃まで上がった日、父カプさんが来てくれました。

福島銘菓やら方言カルタやらお土産をいただきました。

高速のPA土産のガチャ「ペンギン」w





いい！！



物語性があります。

増えてしまった体重計の数字が見ていられなくて目を覆っているのか、、

それとも、ショックな数字にアタマをかかえているのか、、

どうして体重が増えてしまったのだろう、、

たくさんの可能性と物語がアタマに浮かびます。


大のペンギン好きです。

ストライクゾーンは決して広くないのですが気に入りました♪


笑っちゃうね、

とうに50過ぎのおっちゃんが、とうに50過ぎのおっちゃんにガチャペンギンを持って来て、もらって喜んで愛でている(笑)





本日3月20日、風びゅーびゅーの日曜日、MGB初飛行(^^)/





大洗で初カキ小屋探検して来よう。ｼﾞｭﾙ

幌を降ろして、エンジン始動。

ワンテンポ遅れて目覚めるタコメータ。

いつまでも時間をかけて暖機運転することを他のクルマでもオートバイでも好みません。

いいことがないと思ってます。

それよりも暖気走行をすることに注力しています。

もっともウェーバーキャブレターのMGBはある程度の暖気をしないと走り出せないのですが、最低限の暖気アイドリングをしたらゆっくり走り出します。

回転数を抑えて、各部を想像しながら暖気走行。

エンジンのこの辺りまで暖まってきたなぁ,,,

エキマニが完全に熱くなって、その横にあるキャブも良い感じに暖まってきたなぁ,,,

エンジンオイルがﾁﾝﾁﾝに熱くなって、オイルパンに戻り始めたかな,,,

今、ミッションオイルは,,,

今、デフオイルは,,,

だんだんにエンジン回転を上げながら、各部が適正温度になる様子を想像します。

時おりパンっ♪と鳴っていたアフターファイアも、完全に暖まれば治まります。



初飛行。

走り出して最初の15kmほどは1速から4速を使って走りました。

今日のいちばんの目的は,,,

「生涯5台目のMGBは4速マニュアル車なのか？、それとも5速マニュアル車なのか？」

それを確かめたい。



どういうことなのか。。

MGBの基本設計は1950年代後半から1960年代始めの頃の自動車技術で作られました。

僕が生まれる前、1962年にMGBは発売されました。

大きな変更はされることなく、改良を重ねて1980年に生産終了になるまで、全世界で52万台以上売れました。

大ヒット車。その時代のオープン2シーターの代表的なクルマだったのです。


当初、MGBは普通の4速マニュアル車でした。



こんな仕組みです。




1789ccのエンジンで生まれたパワーを4速トランスミッションで変速して、プロペラシャフトで駆動輪である後輪に伝えていました。


でも、時代は進み、、

道路が良くなった、タイヤも良くなった、機械の工作精度も上がった、世の中にクルマを楽しむ人が増えた、、

すると、求められるのはさらなる「快適性」

ミッションを5速化して、同じ100km/hでもエンジン回転数を抑えて快適に走りたい。



だったら、、

ふつーに5速マニュアルミッションを積めばいいのに、チャレンジャーな英国人は、4速マニュアルミッションとプロペラシャフトの間に油圧作動式の機械的なオーバードライブユニットをサンドイッチさせたのです。







(僕のMGBの年式だと)スイッチはコレ、、





シフトノブのアタマに前後スライド式のスイッチを装着しました。

1速でスタート→2速→3速→4速とシフトレバーで操作して、最後の5速はスイッチを入れるとオーバードライブが作動します。

これが、、




よく壊れる^^;

(だよねー)


壊れても4速マニュアル車として普通に走れます。

オーバードライブユニットの修理はめちゃ高額。

というワケで、

世の中のMGBはどんどん4速マニュアル車が増えていきます。



(MGBクジのクジ運が悪いのか) 僕が過去に乗った4台のMGBの内、3台はオーバードライブユニットが壊れていました。

たった1台だけ動いていたMGBがいたのですが、乗り出して10ヶ月目に、、オーバードライブは作動しなくなりました(悲)。



生涯5台目のMGB。

オールドイングリッシュホワイトのこの子は4速くんなのか、5速くんなのか、、

その前に、ちゃんと走れるのか。





祭日の空いた国道50号を4速で定速走行しながら、シフトノブのアタマのスイッチを、、


カチっ♪



軽いショックと共にタコメータの数字が500rpmほど下がりました！

動いたっ (^^)/


スイッチを切ると、回転が上がります。



完調じゃん。



まっ、

いつまで動くか分からないのですが^^;



カキ小屋を目指していたのですが、途中で「ステーキ」の看板に惹かれ、、計画変更。






ステーキと珈琲を楽しみながらも、5速(ODですが)に入るときの軽い作動ショックと下がるタコ針を思い出してニヤニヤ。

海までは行かず、途中でUターンして帰って来ました。



動くものがちゃんと動く。

良いことデス(^^)