そら００７のブログ一覧

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【実話】




「大捜索！女子高生の命を救え！」



(二つの世界がひとつになるとき)






アサヒ君は走る。

山道を走る。

まだ二十代の身体をきしませて走る。


大学の運動部員。

トレーニング。

平地を走るのと比べたら、数段キツい。

息があがり、肺が爆発しそうになる。

アゴがあがり、太ももに痛みが走る。



夕刻。

樹木がうっそうと茂る山道がひんやりとしてくる。

陽の光の下へ飛び出すと、その瞬間温度の上昇を感じる。

太陽はすごい。

山の自然もすごい。



一人の女子高生とすれ違う。

せまい山道。

走るスピードを緩めず、「こんにちは」とアサヒ君は声をかける。

うつむき加減の女子高生は何も言わない。


アサヒ君の胸に小さな違和感が生まれる。

走りながら、その違和感はだんだん大きくなる。

“彼女はドコへ行くんだろう”

何度も振り返る。



しばらくして、村人を見かける。

アサヒ君が訊く、「この先に人が住むような家があるんですか？」

村人が答える、「いや、何もねぇ」



アサヒ君の違和感が不安に変わる。



女子高生は制服だった。

足は革靴。

たしか、、

荷物は何もなかった。

山を歩くような支度ではない。



どこか遠くでカラスが啼く。

もうすぐ日が落ちる。



まさか、

自殺、、、




村人が言う。

変質者が出た話も多く聞くし、、

数日前、山道に子連れのイノシシが出た。



アサヒ君は背中のデイパックから携帯電話を取り出す。

正義感は強く、判断は早い。

迷わず110番。

やがて赤色回転灯を回しながら警察車両が来る。



制服姿の女子高生。

荷持なし。

革靴。

うつむきながら山道を歩き、返事もしなかった。



「あんた、まだ走れるかい？」

警察官の問いにアサヒ君はうなずく。



今来た山道を走って戻る。

3人の警察官、村人、集まってきた捜索人、皆んなが続く。

何もないことを祈る。

日が落ちたら、山を知っている者でも灯りなしに歩けない。



何があったのか知らないが、早まったことをしちゃいけない。

自分を大切にしなければいけない。

だんだん暗くなる山道に目を凝らしてアサヒ君は走る。



皆んなの祈りが通じて、

やがて女子高生を無事に発見！！


しかし、、

驚愕の事実が！



じょ、


じょ、






女子高生は、、








50前のおっちゃんだった！！





てじな～にゃ♪




おっちゃんは山歩きが大好き♪

女装(女子高生LOOK)はもっと好き♪

「女子高生LOOKで山歩きをしたら、ちょーーー気持ちいいに違いない♪」

二つの世界を一緒に楽しみたい(^^)/




だっ

だから、うつむいてたんだ、、

だから、声をかけても答えなかったんだ、、

だから、人がいなくなる時間にしたんだ、、





え～～～～と、、





読んで損した感じMAXでしょ。


“女子高生”のキーワードに惹かれて読んじゃった人も多いでしょ(^^)





まっ、

アレですよね


何もなくて良かったですよね！



…


ね？

ねっ？！




山をなめてはいけません。

山を歩くときは、ちゃんと山を歩く支度と準備をしましょう。

そして、

趣味は時間と場所を考えて楽しみましょう。


…


皆んなで集まって、女子高生LOOKでカプチーノ乗ってみる？

あらちゃんはカツラがいるね。

え～ちゃんは女子柔道部員みたいだよね。

イベちゃん、メガネ女子w



…


どうやって、話をシメればいいん？