2016年04月17日
ついにナックル改造へ。。。
本日,ロデックスタイルさんにクルマを預けてきました。
先日のみんドリからいろいろと考えて,やっぱり今年は
「ドリコンである程度成績を残せるようになる」
のを目標にしよう。と。
と言っても,本業は疎かにできないので,
みんドリくらいにしか出ませんけどね。(^-^;
ある程度の成績を・・・となると,
ある程度は今どきの走りができるようにならないといけません。
それには,もう少し”そういう走り”のときのクルマのキャパを広げたいな・・・と。
グリップとドリフトって,突き詰めればクルマの仕様は全然違う方向に行くと思います。
「タイムアタックもできるような車で,速いドリフトをする」
なんてのは,過去の話だと思います。
あまりクルマに頼るのは・・・とは思いますが,高い速度で成功率を上げようとすれば,
ウデだけじゃなく,クルマもある程度合わせる必要がある・・・と思います。
ロデックスさんからアドバイスを頂き,悩んだ結果,仕様変更をすることにしました。
禁断の,「ナックル改造」をします。
まだ,やってみたことがないので,かなり想像の世界でもあるのですが,
現状の知識を総合すると,以下のようなメリット&デメリットがありそうです。
<メリット>
①フロントをヨコに逃がせることで,深いアングルでのコントロールが効く
②逆間接対策にもなる
③少ないラックストロークで大きく切れるので,ラックの保護にもなる
<デメリット>
1)ステアフィールが激変するので,やり方によってはとんでもないことが起こる
2)鋳物ナックルを溶接して繋ぐので,折れるリスクもある
まだあるとは思いますが・・・
①と1)は同じ話でもあります。
単純な切れ角アップだけではありません。
もともと純正はアッカーマンジオメトリで設計されているので,
コーナー外側のタイヤよりも内側のタイヤのほうがよく切れる設計です。
ステアリングラックにワッシャーを噛ませるような切れ角アップでは,
アッカーマンジオメトリはそのままに,更に切れるのですが,
ナックル変更の場合は,そのアッカーマンジオメトリも変更することができます。
妙にクイックに曲がるようになっちゃったり,
セルフステアが効かなくなって,どんどん切れちゃったり,戻ってこなくなったり・・・
ということも起こります。
ナックル改造をしてしまうと,ノーマルナックルのクルマに乗れなくなってしまうような
気がして,これまでずっと避けてきました。
なので,今回私としては相当思い切った決意をしたのです。(笑)
一方で,②③によって,これまでずっと悩まされてきたステアリングラックのパンクや,
フルカウンターでときどき顔を出した逆間接の対策はできますので,
「フルカウンターして,ラックが壊れたらどうしよう?」
という不安要素は解消できると思います。
2)の鋳物の溶接については,実際にロデックスさんが溶接したナックルの
溶接部分を再切断したものを見せてもらい,溶接が母材まできちんと溶け込んで
いるのを見せてもらいました。(自信なければ見せてもらえるものではありません)
またこれまでのいくつかのナックルで耐久性も確認できているので,
それなら安心してお任せできるかな・・・と思えました。
実際に,ノーマルナックルからハイパワー車の競技用のナックルまで
現物を並べて見せてもらいました。(タイトル写真)
比べてみると,タイロッドエンドの刺さる穴がある腕の部分を,
どれだけ短縮するか,どのくらいの角度にするか,どのくらい捻るか
というところで,相当なバリエーションがありそうです。
ロデックスさん自身も,
「ナックル加工も,ドライバーごとに,クルマの仕様も踏まえてオーダーメイドになるよね」
「パワーがあるクルマなら簡単だと思うけど,コバルトくんのはブーストアップじゃん?
単に切れればいいってものじゃないし,相当セットアップ詰めないとダメだと思う。
まずは,ナックルストッパー位置の調整,フェンダー内のクリアランスとか
いろいろ調整するところがあるから,しばらくクルマ預けて」
と仰っていたので,クルマを置いてきたのでした。
「場合によっては,サーキットで1日セットアップもやらないといけなくなるかも。
競技車じゃなくて街乗りも普通にできるようにするには,すごく大変だと思う。」
・・・というわけで,しばらくクルマもなく,走りにもいけないので,
今回の変更を技術的に検証してみようと思います。
”ナックル改造”がシリーズものになりそうです。o(^-^)o
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Posted at
2016/04/18 00:20:19
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