2014年05月28日
【F1】没後20年。中嶋悟が語る「セナの速さの秘密」
少し時間が経ってしまいましたが,アイルトン・セナの没後20年だったようですね。
かくいう私も,セナファンでした。
今よりもドライバーの技量差が出易いF1で,他を圧倒する才能の持ち主であったと思います。
没後20年でいろんな関係者がセナについて語っていました。
その中で,面白い記事があったので紹介します。
(ご存知の方も多いかもしれませんが。)
中島悟のコメントです。
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亡くなって20年経った今でも「史上最速のドライバー」と称されるセナ。その速さの秘密は何なのか?
セナとともに戦った中嶋氏に話を聞いた。
セナは運転がうまかったですが、何か特別なドライビングをしているのかといえば、
決してそうではありません。僕の運転の仕方とも変わりありません。
ただ、僕が1秒間で5つしかマシンの操作をできないとしたら、彼は同じ時間で8つぐらいの操作ができる。
言い換えると、僕にとっての1秒はセナにとって2秒ぐらいに感じているんじゃないか、ということです。
きっと彼の目には、物事の動きが現実よりもすごくゆったりと見えていたと思います。
そうじゃないと、ガードレールに囲まれた狭いモナコの市街地コースをあんなに速いタイムで
走ることなどできるわけがありません。理屈が合わないんです。
実際にモナコを走ると、次から次へとブラインドコーナーが迫ってきて、それに対応するだけで
精いっぱいです。でも、きっとセナは周りがよく見えていて、僕が想像もつかないところまで
ちゃんと絵を描けているんです。だから、見えない壁の向こうにものすごいスピードで
突っ込んでいくことができるのだと思います。
普通の自動車の運転と、レーシングカーを走らせることは大きく異なります。
レーシングカーを運転する時には”時間を削ること”が求められるのです。
そのためには、前もって行動するしかないのです。
よく「レーサーは反射神経がよいので速く走れるんじゃないですか」と言われますが、そうじゃないんです。
反射神経は僕もセナもそんなに変わりませんし、F1のレースではパッと目の前の状況を見て、
それに反応するのではとても間に合いません。
たとえば、F1ドライバーはモナコGPが開催される市街地コースのトンネルを280キロ以上の
スピードで駆け抜けていきます。
トンネルを抜けてパッと視界が明るくなり、次のコーナーの入り口が見えます。
でもコーナーが見えたあとに反応しても遅いんです。コンマ数秒で壁にゴンッとぶつかって終わりです。
見えてから反応するのではなく、レーシングカーの運転では自分で時間をつくっていくんです。
モナコのような市街地コースでは、コーナーの先がまったく見えません。
見えないけれども、次に起こることを予想して仕掛けていくのです。
「コーナーの先は見えないけれども、クルマがこういう動きをしているので、
このままで走って行けばカーブをうまくクリアして、壁の10センチ横を通ることができる」とかね。
そうやって実際に目に見える前に反応して時間をつくっていくことで、タイムを削り取ることができるのです。
とはいえ、モナコはでひとつのコーナーをクリアしても、次から次へとコーナーが連続していきます。
僕からすれば四六時中綱渡りしているようなものでした(笑)。
だから何度も言いますが、セナの目にはよっぽど周りがのんびり見えていたんじゃないかと思うのです。
~以下略~
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やっぱり,日本人初のF1レギュラードライバー,さすがにいいこと言いますね。(人´Д`)
ドライビングってやっぱりそういうことなんだなと思いました。きっと,
「僕にとっての1秒はセナにとって2秒ぐらいに感じているんじゃないか」
という部分は,①コース習熟度の差と②車をコントロールする能力の差から
生み出されるということなのですね。
モナコ市街地コースのような路面の悪いところは特に,コースをよく知っていて,
車が安定して速く走れるライン(必ずしも最短距離ではない)を知っていたのではないか?
だから,不必要に車の挙動が乱れることなく,予測の範囲内で毎周同じように走れたのではないか?
F1ドライバークラスでも,ほんのわずかの差があるんでしょうね。
また,車からのインフォメーションを感じ取ることや,操作の正確さが中島悟よりも
アイルトン・セナのほうが,わずかに長けていたということなのでしょう。
また,体が勝手に反応して操作してくれる項目が,わずかにセナのほうが多かったのでしょうね。
モナコのような次から次へとコーナーが迫ってくるようなコースでは,1つのミスが2つ先のコーナーで
修正し切れないミスとなって積み重なっていくのでしょうから。
直線→ブレーキング→旋回姿勢に持ち込む時間や精度が,わずかにセナのほうが優れていて,
1つ1つのコーナーでする修正が少なく,そのわずかな差で先のコーナーへの準備ができていたのでしょうね。
そして,1つ1つのコーナーのわずかな差が,1周でコンマ数秒,78周では何十秒もの差になるのでしょうね。
私も,もっともっと走り込んで,走りの精度を上げて,もっとすごいことができるようになりたいなぁ・・・と思った記事でした。
Posted at 2014/05/29 00:52:37 | |
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日々のつぶやき | 日記
2014年05月27日
車両盗難については,以前にこちらで書いたことがあります。
車両盗難の経験から。。。
私もS14時代に車両盗難に遭ったことがあります。
そのときの様子は上のブログを参考にして欲しいのですが,このとき以来,
「私の車は大丈夫(盗まれない)」
とは思わず,
「常に狙われている」
と考えるようになりました。
よくみ○カラでも,”拡◇希望”なんてブログ見かけます。
盗まれて必死に探す気持ち,よくわかります。
私もS14が盗まれたときはそうでしたから。
でも,残念ながら現実はなかなか厳しいと思います。
上記のようなブログで,見つかった割合って相当低いのではないでしょうか?
投稿された盗難が100件あって,1件見つかれば相当な”み○カラ効果”だと思います。
盗難届出しても,警察は何もしてくれません(何もできない)からね。
繰り返しになりますが,
”盗まれてから一生懸命探すよりも,
盗まれる前に盗まれない対策するほうが簡単です”
これは間違いないです。
盗難防止となれば,お金のこともありますが,何か対策はしたほうがよいです。
盗まれた後に後悔しないように。。。
キーシリンダー回す前に,ヒミツのスイッチをどこかに付けておくというだけでも
少しは時間が稼げますからね。(=ひょっとしたら窃盗犯に諦めてもらえる)
かくいう私は,Myガレージ建設を機に,更にグレードアップしました。
これまでの車両本体への盗難防止だけでなく・・・
警備付きの箱にしました。(笑)
万が一,シャッターを突き破ってくるような方がいた場合には,吉田沙保里が来ます。
これで盗まれたら・・・仕方ないかなぁ。。。(^o^;
皆さんも,車両盗難対策は抜かりなく・・・。
Posted at 2014/05/27 23:32:06 | |
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日々のつぶやき | 日記
2014年05月20日
ロデックスさんのブログでも紹介ありましたが・・・車関連の関係者の方で,記念すべき最初のコバルト邸訪問は,なんとロデックスさんでした。
と言いますのも,私がやらかしたものだから,クルマを引き取りに来てくれたのです。
何をしたかと言えば,
「バッテリーの過充電」
コレ,皆さんも気をつけてくださいね。私は始めての経験でした。
通勤には使わないコバルト号。
動くのは週末だけです。
以前から,バッテリー上がりは頻繁にありました。
ガレージ建設を期に,コンセントを設けたので,これでバッテリー上がりともオサラバだったのです。
過充電って経験なかったからよく知らなかったんですよね。
だから,バッテリーはクルマに乗せたまま,充電器接続しました。
過充電すると,バッテリーって液漏れ起こすんですね。
そして,漏れる液体は希硫酸。。。H2SO4ですから,鉄,樹脂は溶かしますよ。(>_<)
漏れたのは,先週の日曜日のYZ東だったはずです。
今週末も予定があって,昨日の夜中に点検したときに,
「あれ?何か飛び散った跡がある。。。」
バッテリー周囲から何かが飛び散った跡。
あわててバッテリー外しました。そしたらこんな状態。。。(>_<)
慌てて大量の水で洗いましたが,時既に遅し。。。
配線も一部解けていたり,冷却水のエア抜きタンクのホースにも穴が空き,
ボディも塗装がやられていました。(ToT)
ロデックスさんちまで自走して,2次被害が怖かったので,
SOSして引き取りに来て頂きました。
今朝お願いして,あれこれ調整して頂き,夜にははるばる250kmの道のりを
引き取りに来て頂きました。(-人-)
放っておけば,溶ける一方なので,即日引き取って頂き,とても安心しました。
昨晩は・・・寝れなかったので。。。(^-^;
ロデックスさんには,ガレージのみ見学して頂き,先ほど帰られました。
せっかくならもっと別の機会に,ゆっくりしていって欲しかったのですが。。。
修理は中途半端にやっても,腐食が止まらないので,塗装までしっかりと
やっていただくことにしました。
皆さんも,バッテリーの過充電には十分気をつけてくださいね。
過充電するくらいなら,バッテリー上がりのほうがよっぽどマシです。
あぁ・・・高い授業料になりそうです。。。(>_<)
Posted at 2014/05/20 22:42:54 | |
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トラブル事例&延命化 | 日記