2019年7月10日(水)。
登別というとクマ牧場という方、
案外いらっしゃるんじゃないかと。
家内もそのクチで、お供しました。
何でも子供の頃に家族旅行で立ち寄った懐かしの記憶があるらしい。
特に、オートバイに乗る熊のサーカス好きだったり、木彫りマニアだったり、
鮭の遡上ファンだったり、テディベアを集めてるというわけではないようだ。
確かに、彼女のMINIにも『熊出没注意!』は貼ってなかった(と思う)。
ロープウェイの乗り場前の駐車場にレンタカーを停めて駅へ。
ふと見ると、あれ?同じ色、同じ型のプレマシーが先客に。
ナンバープレートは、なんと下一桁の1番違いだった!
千歳のレンタカー屋に並んで停められていたもう1台のプレマシーだった。
まぁそんな偶然もあるんだよねー、世間は存外狭いということだね。
切符(入場料込み)を購入して、山頂を目指す。
高度を上げると、見える景色も変わってくるよね。
って、ふと振り返ると、すぐ後ろのゴンドラはゴンドラではなく「籠」?
しかも、乗っているのは海を眺める「熊(もち剥製)」じゃん!
遊び心あり過ぎでしょ、運営会社さん(苦笑)
山頂に着いて早速オスの熊たちの見えるエリアへ。
しかし、数が少ない上に何だか覇気がなく、愛想のひとつもなかったなぁ(笑)
望郷の念に駆られ黄昏れた1頭をカメラに収め、メスのエリアに移動した。
メス熊たちは頭数も多く、エサをねだる仕草も個性があって存外面白かった。
もちろん限られたスペースに閉じ込められているという現実は避けられないけど、
思ったより綺麗で快適そうな空間だったことと、説明パネルによれば、
20歳以上の個体が非常に多く、長生きできている事実に救われた気がした。
しかし、エサ(おやつ)を投げると、結構な確率でカラスが横取りしてるじゃん。
熊の猛々しさより余程カラスたちのずる賢さに感心してしまった(苦笑)
適度に遊んでもらって、展望台に登ってみると、倶多楽湖がよく望めた。
この位置から見ると、カルデラ湖であることがよく分かる。
山頂にはリス園もあると案内されていたので覗いてみたけど、
エゾリスが1匹網越しに見えただけで、空振り。代わりにアヒルのショット(^^)
これなら井の頭自然文化園の方が俄然迫力とリアリティがある^_−☆
最後に子グマを少しだけ撮って〆。
さてそろそろ下山しようとロープウェイに乗ると、
これがまたラブリー仕様のゴンドラで、かなり恥ずかしい思いをした(爆)
側から見たら気持ち悪かっただろうなぁ、いっそ籠の方が良かったかも⁈
登別に別れを告げ、白老のポロトコタンに行ってみた。
しかしながら残念なことに大規模なリニューアル工事中で観覧できず(>_<)
目的もなく海岸に向かい、着いた先は同じ白老町のアヨロ海岸。
なかなか素敵な場所で、しばし海風に吹かれていると、
不思議なことに、遥か南の島にいるかのような錯覚に陥る。
潮風と波音のせいなのかな。
登別東ICから道央道に乗り、伊達ICで出た。
そうだ、途中のPAから撮った写真をちょっとだけ掲載。
(登別方面)
(室蘭方面)
(伊達方面)
(有珠山と昭和新山)
山道を進み、北湯沢温泉に到着。
それなりに山の中だけど、千歳や札幌に抜ける車も走っているようだ。
宿は長流(おさる)川沿いに建つ大型の施設だった。
部屋は和洋室で、温めの源泉かけ流しの展望風呂が付帯する。
大型の施設だけに、館内の各サービスはひと通り揃っているのだが、
それぞれがやや表層的であまりホスピタリティを感じるものではない。
同じ親会社の同一ブランドホテルには、函館や洞爺で利用経験があるけど、
それらと比べてもまだサービスレベルには伸びしろがありそうな気がした。
装飾は、好みが分かれるだろうけど、自分としては嫌いではない。
男性向きなのかな?冒険心というか旅心をくすぐるところもあるしね(笑)
(セキュリティは別としてサテライトオフィスにいいかもw)
館内散策後は、コインランドリーで少しばかり洗濯をして、
ホテルのレストランでバイキング形式の夕食をとり、
土産物を眺めて、長湯に浸かって、いつの間にか夢の中へ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
つづく・・・。
FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR
(了)
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2019/08/05 19:06:33