2019年10月13日(日)。
前日東海から関東に上陸した台風は、
今年19番目、ハギビスと呼ばれた。
ハギビスはタガログ語で「素速い」。
その名の通り、猛烈な強風と尋常ならざる降雨をもたらした。
未だ15号の傷の癒えぬ地域に対し、更に過酷な試練を与えることとなった。
被害に遭われた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災地域のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
メディアで取り上げられることも多いので、ご存知の方も多いと思うが、
台風の名称は、台風委員会加盟の14カ国が予め定めたものを順に使い回す。
19号は順番で言うと52番目、フィリピンから提案されていたハギビスだった。
いったい日本からはどんな名称が提案されているのかと改めて調べてみると、
仔犬・山羊・兎・カジキ・冠・鯨・小熊・コンパス・蜥蜴・山猫だった。
??? どうやら星座の名称のようだけど、個人的にはしっくりこない。
ハギビスもそうだけど、イーウィニャ(嵐の神)やプラピルーン(雨の神)、
マットゥモ(大雨)、フンシェン(風神)、メーカラー(雷天使)なんてのは、
「らしい」感じがするけど、何だろうね?このズレ感というのは…。
今回のハギビスは過去最大級、未曾有の被害を及ぼすと警戒されていたため、
首都圏の鉄道網はすべからく計画運休され、小売店などもほとんどが臨時休業、
TDLなどの遊興施設もことごとく休園されるという準備体制が敷かれた。
しかし、やはり自然の脅威というのは、軽々と我々の予想を超えてしまう。
被害を受けられた地域のみなさまには、1日でも早く平穏な暮らしが戻りますよう。
東京都下は13日未明から急速に天候が回復し、風に余韻を残しながらも、
日曜日の朝には爽やかな青空がいっぱいに広がることとなった。
(7:00頃の富士には向かって右肩に僅かに雲があった)
空気中のチリや埃が雨で拭われ、透明度が上がったのか、
この時季としては珍しいほどに、富士山がくっきりと見通せており、
まさに「台風一過」の光景が西に遠く広く展開されていた。
(9:00頃になると僅かな雲さえなくなりスッキリと山容が望めた)
繰り返しになりますが、被害に遭われたみなさまにお見舞いを申し上げるとともに、
地域のいち早い復旧復興を切に願っております。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM X-T3 FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR + XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR + XF1.4x
(了)
ブログ一覧 |
富士山・夕景・日の出・ブルーアワー | 日記
Posted at
2019/10/29 19:06:45