2023年5月12日(金)。
阪急桂から次に向かったのは嵐山。
実は阪急での嵐山入りは初だった。
具体的には上桂〜嵐山間が初乗車。
自分たちの場合、嵐山への普段の交通手段は、ほとんどが嵐電になる。
天龍寺など観光施設へのアクセスが良いというのが最大の理由だが、
嵐電に乗ること自体に郷愁を覚える点も少なからずあるかな。
次点で時短になるJR嵯峨野線、出先からごく稀にバスって感じか。
どうしても河原町や烏丸駅から乗ることになる阪急は、桂での乗換えと、
嵐山駅のロケーションを考えて、利用機会が少なくなる。
一方、代替のない上桂駅だけは、浄住寺や地蔵院参拝時に利用している。
さて、当日の思惑としては「桜や紅葉の時季ではないので、
いくら嵐山といえども、そこまでは混雑していないだろう」だった。
しかし、この考えはかなり、いや徹底的に甘々だった:(;゙゚'ω゚'):
YOUはここに何をしに?と訊きたくなるくらいに大混雑チウ。
宮内庁施設と異なりここでの主役は、若年層とインバウンドかなぁ。
とりわけ内外問わず着物姿のカップルや女子グループが多いよね。
想像力を少し働かせればある程度予測できたはずなのに、
GW直後という中途半端な時季だけを根拠に、相応に空いた嵐山を思い描いていた。
常寂光寺の静かな境内で新緑を観ようと考えていたのだが、
このプランの実現は到底困難と判断し、急遽方針を変更。
(桂川だけど、中之島を挟んだ南側の光景。意外にワイルド)
桂川沿いを歩き、紅葉時に訪れた
祐斎亭を再訪することとした。
認知度やロケーション、見学料の関係から、人出は限定的だろう、
より落ち着いた環境で、新緑の切り取りができるのではないか、と。。。
おさらいだけど祐斎亭とは『約800年前に造営された後嵯峨・
亀山上皇の離宮、亀山殿跡に立地する築150年になる明治期の建造物で、
元々は「千鳥」という京都の舞妓・芸妓憧れの料理旅館だった。
ノーベル文学賞を受賞された文豪、川端康成翁が逗留し「山の音」を
執筆した場所としても知られている』(公式HPを要約)
(渡月橋を阪急嵐山駅側から)
(桂川に落ちる戸無頼の滝、半人工)
見学料は2,000円/人とリーズナブルではないものの、システマチックで、
順番に粛々と撮影ができるので大混雑の嵐電嵐山辺りに居るよりはマシだ😅
今回も淡々、清々と各部屋での撮影を行い、水琴窟の音を聴いて退出。
お蔭様で静かな環境で新緑を存分に愉しむことができました✌️
(川端康成の部屋)
(茶室)
(丸窓の部屋)同じような構図ばかりですみません🙇
どんな構図が「らしい」のかを確認したくて…。
(染色アートギャラリー)
(染色体験スペース)
(眼下に桂川を望む木漏れ日アートキャンバス)風が心地よし♪
(戸外の水鏡)また同じような構図ですが、水面の波立ちによって表情が異なります。
インフィニティプールのよう(笑)
また異なる水盤。貯まった水の量で景色が変わる。
不思議な画。
桂川も入れて。
少し距離があったが、JR嵯峨嵐山駅まで歩き、嵯峨野線で梅小路京都西へ。
駅前のホテルエミオン内の焼肉店で遅いランチ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM GFX100S FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR
(了)
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2023/05/21 07:40:34