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2016年05月12日 イイね!

雨が上がったから「武蔵野ぶらぶら散歩」

雨が上がったから「武蔵野ぶらぶら散歩」
2016年4月24日(日)。


降り続いた雨が漸く止んだ昼過ぎ、

車を置いて武蔵野をぶらりと散歩。




雨上がりの涼しい空気に少し肌寒さを感じながら、

【1】

Lr-2775-2



繁華街を離れた遊歩道や社や公園を歩いた。

【2】

Lr-2778-2



武蔵野には雑木林が各所に残り、

【3】

Lr-2773



古き佳き時代の面影を色濃く残すエリアがある。

【4】

Lr-2777-2



一方で、こんもりとした静かな森だった場所が、

【5】

Lr-2779



暫く見ない間に大規模マンションに変わっている

【6】

Lr-2781-3



などという場面にもしばしば遭遇する。

【7】

Lr-2785-2




遊歩道沿道にはツツジや山吹、ウツギ、

【8】

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オオアラセイトウ、シャガ、アイリス、木香薔薇、

【9】

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咲き残った八重の里桜などが咲いていたが、

【10】

Lr-2789-2



カメラがモノクロ専用だったため彼らを主役にはせず、

【11】

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普段はあまり被写体として見てはいない、

【12】

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むしろ何でもない風景や新緑の樹を、

【13】

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勝手気ままに適当に撮りながら歩いてみた。

【14】

Lr-2838-2




途中から小金井公園に入り、園内も徘徊。

【15】

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【16】(伊達家の門)

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【17】(たてもの園)

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【18】

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新緑というより、雨上がりの薄暗さが際立ち、

【19】

Lr-2797



鬱蒼とした樹々の大きさを殊更に感じた。

【20】

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いったい何年ここで暮らしてきたのだろう。

【21】

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いったい何を見てきたのだろう。

【22】

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背丈の低い樹も複雑に枝を伸ばし、

【23】

Lr-2794-2



精一杯生きる道を探してきたのか。

【21】

Lr-2826-2




藤棚では、まさに藤色と白い藤の花が3-4分咲きだった。

【22】

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シニアの方々が盛んに写生に勤しんでいた。

【23】

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藤は開花期間がそう長くはないため、

【24】

Lr-2814



このタイミングを捉えての画創りは正解かも知れない。

【25】

Lr-2808



大きな熊蜂の飛翔にもビクともせず、とにかく集中され、

【26】

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一心にデッサンされている姿が印象的だった。

【27】

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GW前半に丁度満開になるだろうか…。

【28】

Lr-2818-2




今回はいつにもまして他愛のない画になった。

【29】

Lr-2776



こうした日常にあらためて感謝しないとね。

【30】(久しぶりに見た気がする電話BOX)

Lr-2804-2



最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【31】

Lr-2840-3



※Leica M Monochrome(Typ246) Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.


(了)
Posted at 2016/05/12 21:28:35 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2016年04月25日 イイね!

Short Blog(俗に言い訳とも言う) 〜富士山とバルコニーの花〜

Short Blog(俗に言い訳とも言う) 〜富士山とバルコニーの花〜
4月8日(金)の早朝、

久しぶりに富士の姿が拝めたので、

雄大な山容とバルコニーの花を

記録的にカメラに収めることにした。




ここのところブログアップが大幅に遅延している。

【1】

Lr-7512-2



いや回数は相応以上にアップしているものの、

【2】

Lr-7089



SNSの特徴である即時性というか季節感を

【3】

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かなり損なう周回遅れぶりとなってしまっている。

【4】

Lr-7091-2



現在ようやく4/8までたどり着いた状況だ。

【5】

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従ってまだ遅咲きの桜の開花報告すら出来ていない。

【6】

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こんな状態でご覧いただくのも大いに気が引けるのですが、

【7】

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適当にゆるく付き合ってやってください。

【8】

Lr-7092



※EOS 6D EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【Top/2/4/6/8】
      SIGMA APO Macro 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM【1/3/5/7】



(了)
Posted at 2016/04/25 22:13:25 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2016年04月05日 イイね!

春はあけぼの  〜春の雑文No.4〜

春はあけぼの  〜春の雑文No.4〜
春はあけぼの。

ようよう白くなりゆく、

山ぎはすこしあかりて、

紫だちたる雲のたなびきたる。



※写真は全て3/19に撮影したもので、本文とは直接的な関連はありません。



いきなりだが、ご存知清少納言の『枕草子』の一節。


【1】※舞のスイセン

Untitled


現代訳をするなら「春は夜明けが良い。

段々白んでくる、空と山の境界が少し明るくなって、

紫がかった雲が細く棚引いている様子が良い」となる。


【2】

Untitled




教科書にも登場する多く方が目にし記憶された有名な一節だ。


【3】※レウィシア

Untitled



最近ある大学教授のコラム*で興味深い文章に出くわした。
*(同志社女子大学日本語日本文学科 吉海直人教授)

【4】※チオノドクサ・ルシリエ

Untitled



詳しくは原文をご参照いただくべきだと思うが、

要約は次の通りだ。


【5】

Untitled




ーーーーーーーーーー〈ここから要約〉ーーーーーーーーーー


『枕草子』には伝統的な日本の四季折々の自然美や風物、

例えば「梅、鶯、桜、霞」などが一切取り上げられていない。


【6】※クレマチス・アーマンディ

Untitled



当時は、清少納言が提起している「あけぼの」など、

春を代表する景物でも美意識でもなかった。


【7】※ウグイスカグラ

Untitled



『枕草子』は当時の伝統的な美意識を集成したものではなく、

斬新な提起をしたからこそ評価を得たのだろうと推測する。


【8】

Untitled



そもそもあけぼのという言葉自体、万葉集などに用例がない。


【9】※ブルーベリー

Untitled



平安後期の『蜻蛉日記』に至って漸く一例だけが登場する。


【10】

Untitled



『枕草子』にも、「あけぼの」は冒頭にしか出現しない。


【11】※オオアラセイトウ

Untitled



類義語の「あさぼらけ」なら『古今集』に用例があるのに。


【12】※ミミガタテンナンショウ

Untitled




後にこの新しく特殊な「あけぼの」に敏感に反応したのが、

紫式部『源氏物語』で、14もの用例が認められる。


【13】

Untitled



しかもそのうちの3例は「春のあけぼの」なのだから、

紫式部が『枕草子』を多分にリスペクトしていたことが伺える。


ーーーーーーーーーー〈ここまで要約〉ーーーーーーーーーー


【14】※トサミズキ

Untitled




少し新鮮に感じた。


【15】

Untitled



なぜなら自分自身、枕草子はそれまでの伝統的な美意識を

集約・整理し、上梓したものだと思い込んでいたから。


【16】※モミジイチゴ

Untitled



表層だけを見て理解したつもりになってはならず、

しっかりその記述の背景を紐解き咀嚼しなければ、

作者の意図や真意を理解することは出来ない、という典型だ。


【17】※ボケ

Untitled



言われれば当たり前のことでも、自分ではなかなか気付かない。


【18】※カタクリ

Untitled




ものの本の読み方も、これからますます考えねばならない。


【19】※オオマツユキソウ

Untitled



「春はあけぼの」今春は思いの外深い夜明けに出会ったものだ。


【20】※レウィシア

Untitled



※EOS 5D MarkⅢ Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD(F017)


(了)
Posted at 2016/04/05 20:10:02 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | その他
2016年03月31日 イイね!

三寒四温??? 〜春の雑文No.3〜

三寒四温??? 〜春の雑文No.3〜
3月も半ばを過ぎると漸く

春らしさが確かなものになる。

春先のこの時期よく耳にする

「三寒四温」という言葉…。




※写真は全て3/19に撮影したもので本文と直接的な関連はありません。



個人的には少しだけ違和感がある。

【1】※オオマツユキソウ

Untitled



元来この言葉は、

中国北東部や朝鮮半島北部の気象を表したもので、

【2】

Untitled



シベリア高気圧からの風が、

おおかた7日の周期で吹くことを指している。

【3】※やっと咲いたチオノドクサ・ルシリエ

Untitled


3日強い風が吹けば、次の4日は風が弱まるということだ。

【4】※レウィシア

Untitled



では何故「三吹四止」ではないのか?

【5】※ウグイスカグラ

Untitled



それはおそらく体感温度が、

風の有無で大きく変わるものだから、だろう。

【6】

Untitled



風は原因に過ぎず、体感温度が生活に直結するから。

【7】

Untitled



別に学究的なものではなく、まさに体感として、

昔の人たちが素直に表現しただけのことだと思う。

【8】※クレマチス・アーマンディ

Untitled



かの地域がこうした高気圧に覆われるのは、

その勢力が強まる晩秋から春先にかけてであり、

この言葉もそうした時季に使うものとされている。

【9】

Untitled



ちなみに俳句の世界でも三寒四温は、

冬の季語だとされている(新暦1-2月が適当)。

【10】

Untitled



つまり、もともとは必ずしも日本国内の春の気象を

的確に表したものとは言えないものであるわけだ。

【11】※アミガサユリ

Untitled



しかし、たまたま春先の日本列島では、

長く続いた西高東低の気圧配置が崩れて、

【12】

Untitled



低・高気圧それぞれが交互にやって来ることが多くなり、

必然的に寒い日と暖かい日が入り混じることになるので、

この言葉が違った意味でしっくりきたのだろう。

【13】※スイセン

Untitled



段々暖かくなって、春はすぐそこまで来ているけれど、

まだ寒のぶり返しもあり一気に春爛漫とはなり得ない、

【14】※オオアラセイトウ

Untitled



もう少しの辛抱、あと僅か我慢すれば暖かい春が来る!

という気持ちを表現する言葉として。

【15】※ミツマタ

Untitled



日本人は、我慢の時間が長ければ長いほど、

その後に迎える春がより素晴らしく感じられるもの、

と信じているから(忍耐強い民族性の賜物か)。

【16】※ユキヤナギ

Untitled




実は二寒三温が実態に即していたり、

時季によっては四寒三温が正しいのかも判らない。

【17】※チオノドクサ・ルシリエ

Untitled



しかし三寒四温は先のとおり、国内では待ち遠しい春を

想う言葉として、既にしっかり定着している現状から、

【18】※レウィシア

Untitled



言葉の意味だけではなく、感性に委ねて、

自分の中の違和感こそ、捨て去るべきなのかも知れない。

【19】※オオカンザクラの花びら

Untitled



またもや雑談にお付き合いいただきありがとうございます。



※EOS 5D MarkⅢ Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD(F017)


(了)
Posted at 2016/03/31 20:18:50 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | その他
2016年03月29日 イイね!

3月は「弥生」  〜春の雑文No.2〜

3月は「弥生」  〜春の雑文No.2〜
弥生(やよい)は陰暦3月の異称。


あまり不自然に思わず使っているが、

その語源としては諸説があるようだ。



※写真は全て3/13に撮影したもので、本文と直接的な関連はありません。



3月になると様々な草木が一斉に花を開く。

【1】※開花寸前のチオノドクサ・ルシリエ

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たった1週間の違いで咲く花の顔触れも変わってしまうことも。

【2】※ウチワノキ

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だから出来るだけ旬の被写体を記録的に残していきたい。

【3】※アカバナミツマタ

Untitled




さて、ここからは本格的(?)な雑文。

【4】

Untitled




弥生という言葉をあらためて考えると、、、

【5】

Untitled



もっともポピュラーと言える「弥生の節句」、

丁度この頃の山を例える「弥生山」、

俳句で使われる行く春を惜しむ「弥生尽」、

変わった所ではホトトギスの別称「弥生過鳥」、

歌舞伎界の「弥生狂言」などなど。

【6】※トサミズキ

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弥生は正確には陰暦の3月末から4月にあたるが、

【7】※ツルニチニチソウ

Untitled



まぁ春の終盤全般を指すようだ。

【8】

Untitled



弥生の節句や弥生狂言は3/3だから、

春の終盤というのはどうか?と反論もありそうだが、

【9】

Untitled



旧暦3月自体が、晩春や季春と言われることからも、

それはほぼ間違いないだろうと思う。

【10】※オオカンザクラ

Untitled




さてその語源であるが、まず「ややおひ」説なるもの。

やや=漸・おひ=成長を表し、植物が芽吹くことを指してのこと。

【11】

Untitled



次に「やまいろえひ」説。

山が冬の単色から徐々に色付くことを指してのこと=山色酔。

【12】※馬酔木

Untitled



主流は「いやおひ」説のようだ。

草木がいよいよ(=いや)生い茂る(=おひ)という意味だ。

【13】

Untitled



どの説も呼び名が変容し「やよひ」になったとしている。

【14】※ユキヤナギ

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古い書物、例えば日本書紀では3月をヤヨヒとしているようだが、

古事記や万葉集にはそうした記載はない。

【15】

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一方、枕草子に「やよひ三日はうらうらとのどかに照りたる」と

記されるなど、平安以降は用例が多く見られるようになる。

【16】※アオイスミレ

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しかしそれがいつ弥生という漢字になったかは判らないようだ。

【17】※勿忘草

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仕事や実生活において「よく判らない」ことは出来るだけ

【18】

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避けたいものだが、やよひ→弥生についてはそれも1つの

【19】※サクラソウ

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「春霞み」と受けとめて鷹揚にやり過ごすのが粋かも知れない。

【20】※雪割草

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毎々駄文・乱文にお付き合いいただきありがとうございます。

次回以降も駄文は続く…。

【21】

Untitled



※EOS 5D MarkⅢ Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD(F017)


(了)
Posted at 2016/03/29 21:27:40 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | その他

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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