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2021年6月27日（日）。

ごの日の記録もようやく最終回。

今回はバラの作出について触れたい。

名前の付いたバラは一体何種類ある？



正確ではないが、ざっと10万種ほどが存在すると言われている。

では、新種のバラはどのように作出されるのだろうか？

もちろん交配するのだが、親となるバラを慎重に選び、

これらを様々掛け合わせて、まだ見ぬ品種を作るということ。

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文字で書くと何だか簡単そうだけど、これが超絶難しい。

なぜか？

バラの良いところ、例えば香りや色合い、発色、大きさ、

多花性、耐病性、これらは総て劣勢遺伝だと言われている。

つまり、良いもの×良いものが良いものになるとは限らない、ということ。

しかも単年ではなく、複数年を費やし特性を見極めなければならない。

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ー番大事な母木選びに始まり、狙った品種を作出できるのは、

全交配のうちおよそ1/1,600の確率なんだとか。

冒頭に、現存する園芸品種が約10万種と記載した。

ごの10万種は、10万×1,600×数年の交配の結晶であると言える。

数年を5年と仮置きすると、実に8億回の試行錯誤の賜物なのだ。

気が遠くなる。気軽に観賞するのがはばかられもする(汗)

自然のものだから、俗にいう突然変異的な不確定要素もあるからね。

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ちなみに、神代にも新種を作出するエリアがあり、ここにある花は、

名前がなく全てナンバーで生育管理されている。

ざっくり100種のシーケンス番号があるとすると、この区画から

16年にたった1つだけ新種が作出されるってことだからね(驚)

育種家の努力と忍耐力に頭が下がりますm(_ _)m

感謝の気持ちを持って、丁寧に観賞しないとイケナイなと再自覚(遅)

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最後は、たまたまFDと隣り合わせたC63AMG。

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今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

これで6月撮影分は終了です。



FUJIFILM GFX100S FUJINON GF120㎜ F4 R LM OIS WR Macro


（了）