2022年11月27日(日)。
圓光寺から徒歩数分で詩仙堂だ。
実に3X年ぶりの参拝になる。
小有洞をくぐり老梅門に進む。
開門は9時、ひんやりとする空気の中、しばし待機の列に並ぶ。
さて、ここは江戸初期の文人 石川丈山の山荘だった場所。
したがって「丈山寺」と命名され、建物は山の波打った斜面に
建てられたことから「凹凸窠(おうとつか) 」と呼ばれていた。
凹凸窠の36「詩仙の間」にちなみ詩仙堂と称されることが一般的。
高低差のある唐様庭園には池や鹿威し、茶室、 地蔵などが散りばめられ、
紅葉/落葉と相まって、独特の景観を作り出す。
市街中心部から少し離れ、さらに高台に上ることもあって、
野鳥の声だけが響く、凛と静かな空間が広がっていた。
(障子に映る影がまるで墨絵のようだった)
(よく見れば地蔵たちが…)
詩仙堂の秋は、やがて終焉を迎える…。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM GFX100S FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR
(了)
Posted at 2022/12/20 20:25:23 |
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