
2022年11月25日(金)。
7:00-12:00の午前中の業務を終え、
皇居近くで開催されたランチ会に参加。
で、15時過ぎまでのリモート勤務終了!
そして、東京駅から16時20分過ぎの新幹線に乗車(何かデジャヴ感満載?)。
京都駅に18時半過ぎに到着、 八条口から地下鉄ですぐさま四条へ移動。
同じ四条駅でも前週とは違うホテルにチェックインした。
今回は(前回もだけど)いわゆる全国旅行割りが適用されたうえ、
ふるさと納税の返礼を使ったので、宿泊費は全くかからなかった。
新幹線代は必要だけど、 うち1/4強は地域クーポンで相殺される。
さらにホテル予約サイトのポイントバックを考慮すれば、
実質的な持ち出しは新幹線代の6割程度で済む計算になる。
ピークシーズンにも関わらずかなりリーズナブルな旅ができた。
スタートが遅かったので、 この日のライトアップは1か所に絞られる。
最も興味があったのは
清水寺だったが、Twitter などの情報では
身動きが取れないほどの激混みぶりが伝えられており尻込みしていた。
しかし折角この時期にやって来たのだから、やらずに後悔するより、
行ってみてうんざりする方がずっとマシだと思い直した。
ここで改めて清水寺について考えてみる。言わずと知れたユネスコの世界遺産だ。
南都六宗系寺院で京都には珍しい平安遷都以前からの
歴史を持つ寺でもあるね(他に広隆寺や鞍馬寺がある)。
嵐山と並び世界の京都で最もメジャーな観光スポットのひとつでありながら、
石山寺や長谷寺同様、 国内屈指の観音霊場でもある不思議な寺だ。
とにかくメジャーなのに癖が強い、 個性的な寺だと言えよう。
21時が拝観最終受付だから、終わり間際の21時少し前が空くはずだ、
そう考えて20:20前のバスで四条烏丸から清水道へと向かった。
五条坂は、東大路通に出ようとする帰り車が下から上までみっしりと
繋がっていたけれど、人波は想像したよりは少し緩かった。少しね。
数箇所の拝観受付も数人ずつが並ぶ程度で恐れたほどじゃないと安堵した。
(仁王門)
(三重塔)
(仁王門/西門/三重塔)
やはり遅い時間だったことが幸いした、作戦勝ちだと思ったけど、
入口近辺を見る限り、紅葉がそこまで最盛期って感じじゃないからかも?
自分の中では紅葉のハードルが勝手に上がっていたから、
参拝前から空振り感が湧き上がってきて、モヤモヤしてしまった。
さて、舞台まで行ってみるとさすがにかなりの混雑ぶりになる。
ただ、圧死の危険を感じるほどの絶望的な混み方ではなかった。
そう、なかったんだけど、 ん? 奥之院の人混みが見えてしまった。
うわっ!凄い密集。 あそこを通るのかと考えると正直キツイ。
一方通行だから引き返せないし、参ったなぁ〜_| ̄|○
最盛期でもなさそうな紅葉を見るためだけに?イヤだな、ふうっ~。
まぁでも仕方ない。 覚悟を決めて渋々奥之院に進む。
(舞台から音羽の滝を見下ろす)
(舞台から奥之院を望む)
(子安塔)
みなさんに倣って行列の最後尾について並ぶこと20分ほど。
押されたり割り込まれたりしながらも奥之院の最前列にまで進んできた。
アレ?おやおや?なんだか観える景色が違うゾ!
ライティングの関係か、 奥之院からは結構豪華な紅葉が望める。
もしかしてみなそれを知っていたわけ??スゴイな。じゃあ混むわな。
清水の舞台と紅葉と青いレーザーと眼下の京都の街。
Twitter で見た画そのものの光景を自分もカメラに収めた。
清水寺ビームが出ているからか、寺なのに近未来感が半端ないな。
古い寺と自然の紅葉と街の灯りと青い光がSF的カオスだった(^^;;
(清水寺ビーム!)
(京都タワーとともに)
時計回りで境内を1周し、所々で写真をまた撮り・・・。
気づけば拝観終了時刻 = 21:30 になっていた。
(音羽の滝から舞台を見上げる)
(三重塔)
(リフレクション)
帰りは真っ暗でがら空きの産寧坂を下り、八坂の塔の横を抜けて、
東山安井バス停から四条烏丸へ 207系統の逆回り。
躊躇したけど、行ってみて良かった、納得の清水寺だった。
しかし、人混みも光景も類い稀なカオスの世界だったな…(苦笑)
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM GFX100S FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR
(了)