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2022年11月21日（月）。

三千院拝観後は参道=桜の馬場を

奥は宝泉院・勝林院あたりから、

大原陵、 魚山橋まで~散策した。



（三千院側の高台から大原の里を望む）


（桜の馬場）














呂川 (※) 沿いを大原バス停まで下って時刻表を確認する。

(※) 北には律川が流れる。両川の名は「呂律が回らない」からの命名だとか。

国際会議場行きのバスは30分おきであり、次の便までは約20分。

待つか〜と一瞬考えたけど、この際寂光院へも再訪しておこうと決断。


寂光院は､ 若狭路を挟んで三千院とは反対側にある。

農道の坂道 (大原女の小径) をだらだら登って 15-20分ほど。

とはいえ、三千院に向かう傾斜ほどきつくなく比較的緩やかで、

道すがらのどかな大原の里も満喫できるので、存外楽しめた。











（建礼門院徳子大原西陵）




そして、3X年ぶりの寂光院に辿り着く。

当寺の開基は聖徳太子説/空海説などがあり、どうも定かではない。

むしろ、平清盛の娘 建礼門院徳子の隠棲地として知られている。











午前中ではあったが、早い時間ではなくなっていたので人は多い。

まぁそれでも参拝者の途切れる瞬間を切り取ればまだいけるかな。







本堂での説明を数分ほど拝聴し、 あとは気ままに境内を散策。

ここは、本堂と山の紅葉、汀の池越しの本堂、四方正面の池、

そして森深い建礼門院徳子御庵室跡あたりが見どころだろうか。















三千院同様ピークとまでは言えないが、状態はそう悪くはなかった。







参拝を終え、 大原からバスで国際会議場、 烏丸線で京都駅まで移動。

少し時間が余ったので、 京都ラーメンの老舗 「新福菜館」 を覗いた。

昼飯時も終わる頃だったけど、 ざっと20人以上は並んでおり断念。

となりの第一旭も行列だったので、 またの機会にチャレンジしよう。


次善の策で駅弁を買って、 予定通り14時過ぎ発の新幹線で帰京。

八重洲の大丸で買い物後に帰宅 (お陰でラッシュに飲み込まれた)。

翌日の夜は会食なんだよなー(苦笑)


これで今年の紅葉は見納めなのか？？？ いやいや、まだまだ序の口です（謎）



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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（了）

2022年11月21日（月）。

この日は最終日とあって朝早くから

動き出した。瑠璃光院拝観時と同じ

ルートで国際会議場へ行きバス利用。

と思ったら、月曜日だというのに、

明らかに乗り切れないほどの行列が！



Web で Taxi 料金を調べると、三千院までの差額は¥1,200/人程度。

できるだけ人の少ないうちに拝観したかったので叡電、じゃなく英断。

それに大原バス停からのだらだら続く坂を登らずに済むし(笑)

というわけで、恋に破れても、女性でもなく、1人でもないけど、

一気に大原三千院手前までワープ (古っ)

お陰で参道に人影の少ない時間帯に現地到着できた。




三千院は天台宗山門派の門跡寺院のひとつ (他は青蓮院/妙法院)。

狙い通り開門直後に参拝、早めに宸殿から往生極楽院そして庭へと降りた。

おとなし目のインバウンドグループが何人か先行していたものの、

まぁ閑散とした景色を拝むことができ、チャレンジの甲斐があった。







（朝靄がすごい）



そう、三千院=往生極楽院のイメージが強いと思うが､ 実は極楽院は、

古くからこの地にあった阿弥陀堂で、 移転してきた三千院の敷地に

のちに取り込まれており、両院は本来全くの別の寺院なのだそうだ。

でもその別院に国宝の阿弥陀三尊像が安置されてるんだよね? ( 妙 )


















さて、肝心の紅葉の方はピークとは言えないまでも、悪くない状態で、

これまでの三千院ヒストリーを上書きできたように思う。

庭に降りてからは、ゆっくりと時間をかけ、 弁財天脇からあじさい苑を通り、

津川を渡り、 金色不動尊、 観音堂と巡った。

高台から極楽院を見下ろすと､もう大勢の観光客で溢れていて、

まさにタッチの差で静謐な三千院を堪能できたのだと実感した。



























今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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（了）

2022年11月20日（日）。

この日は時計回りの市バスで

四条高倉から東山七条に出た。

目的地は京都国立博物館。



開催されている特別展、京に生きる文化「茶の湯」を観ようと。

しかしそれだけでは芸がないので近隣の社寺にも参拝するつもりだった。

雨上がりでぼんやりした天気だったけど、智積院を覗いてみると、

そこそこ楓が色付いていたので、参拝してゆくことにした。

雨は止んでいたけど雲が多く紅葉狩りにはあまり向かなかったけどね。

ここは真言宗智山派の総本山と大寺院だけど、存外観光客は少ない。

境内にはそれなりに楓が植えられているからプチ穴場と言えなくもない。

（無料エリア）























（有料エリア）










続いて三十三間堂に立ち寄ったものの、参拝者が想定以上に多く断念。

大人しく真向かいの国立博物館にIN。

敷地内に複数の歴史的建造物があるが、この日は茶室を観てみた。

東大路通側の外れにあるため、あまり見学者も来ないようだ。

存外紅葉も綺麗で、思った以上に楽しめた感がある。









その後はじっくり企画展を鑑賞したけど、あれだけの作品を

ここ1か所に集めたことに感じ入ってしまった。

展示作品の芸術性や文化的価値については知識が足りないが、

ただただ圧倒される作品群だったことは間違いがない。







博物館を出てすぐ北側の豊国神社に詣で、そのまま方広寺へ。

方広寺と言えば「国家安康」のあの梵鐘のある寺院だ。

ただ今回はそれを観に来たわけでも撞きに来たわけでもなく、

観たことがなかった大仏殿の跡を確認するためだった。

分かりにくい場所で少々戸惑ったけど、豊国神社の真裏にあった。

（豊国神社を真裏から眺めるの図）


まぁあったと言うか、看板にそう掲げられているから認識できただけだ。

奈良の大仏（14.7m）を超える19mの盧舎那仏があったとは到底思えない、

今ではそのくらい目立たない跡地（小さな公園）になっており、

少し寂しさを感じてしまった。確認ができて良かったけどね。





この後は東寺に行ってみた。前回はライトアップだったから、

今回は日中の様子を観てみたかった。が、正直、紅葉にはまだ随分早すぎた。

塔を撮るにも空が暗すぎてどんよりな画になってしまったし。





（池にはアオサギがいた）




じゃどこかのライトアップにでも行くか！とも考えたけど、

日曜日で激混み必至だろうから、どこかで夕食でもとって、

ホテルでゆっくりすることに。京都駅で土産を調達するという家内と別れ、

彼女は近鉄の東寺駅に、自分は門前から市バス207系統で四条に戻った。

さて、翌日は最終日。どう有効に使おうか・・・。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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（了）

2022年11月19日（土）。

西山の地蔵院から上桂まで歩き、

桂乗り換えで四条大宮に出た。

嵐電で帷子ノ辻-北野白梅町へ。



向かったのはもちろん北野天満宮。

この時期は御土居の紅葉が特別公開されている。


現地に着いて分かったのだが、夜間はライトアップがあり、

入れ替え制を採っているため、15:30で日中入場は終わりだと。

10分遅かった…（無念）どこかで時間を潰そうかとも思ったが、

楓の様子をチラ見してみようと、ひとまず御土居の入口に向かった。


すると、あれ？人、入れてるじゃん！じゃ、迷わず突入するわな。

ということで、拾い物（？）の北野天満宮御土居の夕刻の紅葉を♪










































































（花手水）




今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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（了）

2022年11月19日（土）。

この日は拝観予約を入れてあった

八瀬の瑠璃光院からスタートした。

烏丸線の四条から国際会議場へGO。



想定はしていたけどバス停は1台では乗り切れないほどの長蛇の列。

瑠璃光院は大原に向かうバスと同じ路線上にあるためこうなるよね。

出町柳まで出て叡電の方が良かったかも知れないなと反省した。

バスで6分なので、タクシーでもそうはかからないだろうと読んで、

一気にケーブル八瀬駅の前まで運んでもらった。



高野川沿いを下っていくと、色付く楓の先、

川の向こうに叡電の八瀬比叡山口の駅舎が透けて見えた。



拝観1番乗りの予約時間9:00少し前に瑠璃光院前に到着。



既に門前は予約拝観の方々で大盛況だった。…待つこと10分強で院内に突入。







ここは近年、机に映り込む紅葉が絶景だとSNS等で大人気。

みなさんお行儀よく並んで順番に写真を撮っている。

ちょっと可笑しい感じもしたけど、自分も同調圧力に屈し激写（笑）

まだ色付きが十分ではなく拍子抜けしたんだけど、目的は一応達成♪

机の表面が凸凹しており、思ったより波打ちリフレクション。

もしかすると朝だったため、十分に光が回っていなかったことも関係する？





他の部屋からも庭の景色が眺められ、それなりに満喫できたかな。





ホントのピーク時はもっとずっと見応えのある画が撮れそうだね。











敦賀街道方向に戻りつつ、高野川を望む。

山間にもだいぶ陽が射してきており、水面が輝くようだった。



バスに乗る前に、八瀬もみじの小径に立ち寄ってみた。





ここがなかなかの絶景だった。





少し早めながら、色とりどりの紅葉が頭上高く折り重なっている。



眼下の高野川までの斜面一帯が、大きなパレットのような色彩だ。



しばし時間を忘れてファインダーを覗きまくってしまった（大汗）





さて？と次を考え、混雑地域を避け西山の麓の浄住寺を目指すことに。

路線バスで国際会議場まで戻り、地下鉄で烏丸四条、烏丸から阪急で桂に出た。

本来なら嵐山行きに乗り換えるのだが、休日ということもあり、ホームは大混雑。

電車の到着にもやや時間がかかる状況だったため、やむなくタクシー移動。

浄住寺は本来の下車駅である上桂からも上り坂を相応に歩くので、

時間と体力の節約にはなったはずだ！と納得の選択（苦笑）



着いてみると、ここも昨年と比べると幾分か時季が早かった。





ちなみに当寺は黄檗宗。本山の萬福寺に次ぐ寺格と聞くが、





驚くべきことに住職1人+ボランティアで寺を守っているそうだ。







近隣の地蔵院＝竹の寺にも立ち寄ってみたが、紅葉には早かった。





今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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（了）