だんだんデカくなってきた上の子に、ホタルって知ってるか?と聞いてみる。
「知ってるよ、お泊りするおうちだよ。」
「ちげーよ、それホテルだろ。」
「じゃあ何なの?」
「光る虫だよ。」
「光るの?何色に光るの?赤く光るの?」
「赤く光る生き物なんていないよ。だいたい黄色だよ。」
ちょっと見に行ってみようかと言う事になった。
去年も行こうとしたんだけど、直前で下の子が熱を出して取り止めだったんだ。
うちの方は東京都下にありながらかなり田舎なので、クルマで5分も行けばホタルの飛ぶ田圃があるんだけど、折角初めて見るなら驚く程いっぱい居るところにしようと思い、千葉の館山の方まで行くことにしました。
ドライブがてらね・・・アクアラインを使えば一時間半もあれば館山ですから。
がーがー昼寝してる間に着いちゃうよ。
最近量販店でよく売っているクルマ用のサンバイザー。
試しに着けてみたけどこれはいいね。
普段は隠し撮りと西日対策で、純正のバイザーを目一杯下げて走ることが多いんだけど、これだと信号が見えないのが難点。
後ろの奴にプッププップ教えてもらう事もしばしばだ。
しかし、この市販のバイザーのスモーク具合だと、直射日光も西日も全く気にならないし、おそらく記念撮影でも顔は写らないだろう。
必要な視界ぎりぎりまで下げっ放しで、
あらゆるシチュエーションで運転の邪魔をしないので重宝している。
取り付けが緩いとパタパタ動いて気になるので、しっかりバンドを締め付けて、丁番のネジも余計に締め込んでおけば、結構しっかり留まります。
ただ・・・ヲレが使ってるのはトールワゴンとかバス用の奴なので、デカすぎるのかも知れないが。
鋸山とか、幾つかの里山の下のトンネルをくぐり、南総へ。
あとで聞いた話だが、ヲレがくぐった辺りでクネは鋸山に居たらしい・・・
まさかのニアミス。
愛娘を連れて大仏でも見ていたんだろう。
ホタルの場所にも行こうかチラッと考えたようだけど、時間的に遅くなりそうだからと断念したみたい。
こっちはこっちで鋸山には寄る予定だったんだけど、同じ理由で割愛していた。
以前はよく一緒に行っていた場所だからね。
来年あたりは、お互いの子供を連れて一緒に行こうかね。。
現地に着くと、田んぼや畑に興味深々の小僧ども。
落ちないようにだけ気を付けてくれ。
ストライダーでブンブン走り回る上の子を、下の子が一生懸命追いかけている。
まだ1歳半なので跨っても何もできないのだが、うらやましくて仕方がないのだ。
日々意地悪をされ、時には優しくされ・・・
意地悪の割合が多いが、それでも兄の背中を追って成長していく弟。
中学生にもなればただの喧嘩になるんだろう。
年齢が近い男兄弟というものがどういうものか、それをこれから間近で見て行く事になる。
今の所、性格は正反対と言っていい。
上の子はやはりと言うか、昆虫とか生き物が好きらしい。
ヲレが小さい頃と一緒だ。
ヲレなんかは中学生くらいまで用水路を網で掬ってたからな・・・
シマドジョウとかホトケドジョウとかを捕まえてきては水槽に入れて眺めていた。
部屋は水槽だらけだったな・・・
カエルにトカゲに魚に・・・沢山飼育していたよ。
自然科学系のオタクだったからな。
昔、BE-PALっていうアウトドア雑誌が家まで取材に来たことがあったっけ。
谷戸の奥の一番の飛翔ポイントで時間まで待ちます。
7月に入ってしまったので、大型のゲンジボタルは恐らく終了。
入れ替わるようにヘイケボタルの時期になります。
小型のホタルで、光も弱いですが数で勝負って感じのホタルですね。
当たり年だと、田んぼが銀河系のように輝きます。
ただ、種類の関係なのか時期の関係なのかゲンジボタルに比べると光り始めの時間が遅い。
ゲンジが夜7時を回った辺りから飛び始めるのに対し、ヘイケは8時近くになるのでちょっと遅い。
やはり光が弱いので、一般的なレンズでは殆ど映らないね・・・
もっと明るいレンズを準備しないとっていつも思うんだけど、今年もまた適当なカメラで行ってしまったので、ホタルの写真は殆どありませんw
今年もいっぱい飛んでたよ。
でも、子供にはちょっと怖いのかも知れないね・・・
里山の奥の真っ暗な田圃の脇でふわふわ飛び回る沢山の小さな光の虫たち。
子供たちにはこの世のものに見えないかも知れない。
怖いから早く帰ろうよと急かされて、ホタル観賞もそこそこに夜も遅いのでさっさと帰宅。
やはり子供たちに見せるには、早い時間に飛ぶゲンジボタルの方が良さそうかな?
単焦点でも準備して、ちゃんとした多重露光とかバルブ撮影でキレイなホタルの写真を撮りに来よう。
まぁ、この目で見た感動には敵わないけどね
Posted at 2017/07/25 03:41:05 | |
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Nature's | 日記