潤滑系浸透剤はゴムにかけちゃダメよ。

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「エアコンホース用のOリングを長期保存したいときに556やラスペネをかけてビニール袋に入れておけば安心ですか？」

という質問をもらったのですが、、真逆です！

そんなことをしてはいけません。



『通常の潤滑系浸透剤の多くはゴムを侵す成分が含まれています』


ですから、オイルシールのリップなども多量に付着させると、あとでグリス漏れ等の原因になります。

ラチェットのメンテナンスも、構造によってゴム製部品があったら絶対にダメです。

ゴム製のパーツが硬くて入らないとき(オイルシール類にはダメです)、パーツを傷めるくらいなら瞬間的に使っても良いですが、後でよく拭き取るなりの処理をしてください。


オートバイのメンテでいうと、渋くなったクラッチやスロットルのワイヤーへの注油が同じです。

専用のモノが売られていますので、渋くなってきたワイヤーのメンテナンスには専用品を使ってください。



通常の潤滑剤は金属のみで構成される個所にご使用ください。




「明日は朝一でリヤマフラーを交換しよう。

排気系だから、外す予定のボルト＆ナット部に今日のうちにラスペネをシュっとかけておこう」

そんな使い方をしてください(^^)

先日書いたシリコン系ケミカル剤と一緒で、使い方を誤るとトラブルを引き起こします。