PAC-3で先制攻撃

映像は、防衛省航空自衛隊のＨＰで公開されている地対空誘導ミサイルシステム「ペトリオット」の映像です。

「【誤報】北朝鮮からの飛翔体」でもアップしましたが、北朝鮮が人工衛星と称する弾道弾を打ち上げる可能性が高まる中、今日のお昼頃、北朝鮮から飛翔体が発射されたと言う誤報が流れました。

この件について、野党各党は、一斉に厳しい姿勢で、政府を批判する声明を出しています。

この中で、これってジョーク、それとも単なる無知？と思う様な発言が、社民党の福島瑞穂党首から発せられています。
「間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」

あの…迎撃ミサイルシステムで、飛んで来ても居ない物体を迎撃することは出来ないんですが…
非常に好意的に解釈して「間違ってPAC-3を発射したら、こちらから先に攻撃したことになる」と言いたかったとしても、「ペトリオット」は、弾道ミサイルや地対地ミサイルではないので、発射性能や射程距離からして、北朝鮮本土を攻撃することは出来ません。

この方、日本国内に北朝鮮からのロケットが落下するとして、これを迎撃したら破片が落ちて危険ではないかと国会で質問していました。
今回の誤報が、国際社会に対して日本政府の危機管理能力の無さをアピールした責任は重いと批判する前に、こんなのを国会議員として選出してしまった国民の責任は重いと問うか、こんな政党を政治団体として認めている日本の法体系の不備を国際社会に曝した責任を問う方が先の様に感じます。

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