札幌市電、環状化へ

新聞各社の記事によると、札幌市は、2014年を目途に、現在の終端駅となっている「西４丁目」、「すすきの」の電停を、駅前通りを使って結び、環状化することを決めたそうです。

「西４丁目」－「すすきの」（約400m）には、狸小路付近に新電停を設置予定だそうです。
まは、従来の車道の中央部分に軌道を通す方式ではなく、歩道側に軌道を設置し、歩道から直接、乗り降りできる仕組みにするそうです。

環状化に先行し、2013年・春から新型低床車両を導入するそうです（関連情報URLに貼った北海道新聞ま記事にイメージ画があります）。

さて、札幌市電の延伸計画については、過去に、「札幌市電、札幌駅延伸」としてブログアップしたことがありますが、このブログの中でも書いている通り、なぜ、札幌駅と分離してしまっているのか…と言う疑問があり、今回の延伸計画（環状化）も結構ですが、これって、効果があるの？と正直思います。

札幌市って、観光都市としての自覚がないのではないだろうか…？と、つくづく思います。

札幌駅と結んでこそ、市電の路線が活性化すると言う単純な理屈が分からない様では、新型車両を導入しても、将来の採算性は益々暗いものになりそうな感じがします。

※写真は、昨年の「札幌出張」の際、撮影した「西４丁目」の電停の風景です。

環状化すると、電車が止まっている現在の終端部分の先の交差点（南１西４）を右折し、駅前通りをすすきの方向へ進むことになります。

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