悪意を感じる記事

映像は、日立製作所のスーパーコンピュータ SR16000のカタログのハードコピーです。

既報の通り、昨夜、気象庁の数値予報に使用しているスーパーコンピュータが停止する障害がありました。
新聞各紙の記事によると、日立製の最新型のスーパーコンピュータが障害を起こし、正副２系統ともダウンしたとありました。
記事の書き方からすると、稼働中のスーパーコンピュータがハード障害を起こし、系切替えも出来ずにダウンしたかの如く書かれていました。

別段、日立の方を持つ義理もないのですが、もし、その通りであれば、かなりインパクトのある障害なので、少し調べてみました。

確かにシステム停止したのは事実だったのですが、原因は、計算システムの冷却装置が停止した為、サーバールームが異常高温になり、SR16000の監視システムがシステム保護の為、自動停止させたとのこと。
当初からハード障害ではないと分かっていた様ですが、冷却装置が停止した原因が不明だったこと、システムとして停止したのは事実だったことから「スーパーコンピュータが障害を起こし」と書かれた様です。

しかも、もう少し調べてみると、SR16000は、昨年6月に納入された最新型でしたが、計算センターの冷却装置は、それ以前に納入されていた既存の設備だった様です。

なんとなく大陸系資金に犯されている新聞各紙の日本の技術（SR16000は、米国IBMとの協業製品）に対するネガティブキャンペーンの様も感じてしまいました（苦笑）

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