八尾空港にMV-22（オスプレイ）？

既報の通り、橋下大阪市長らが八尾空港への米国海兵隊のMV-22（オスプレイ）受け入れについて、国に提案したことが報じられています。

在日米軍への風俗提案問題（これは表現に問題はあるにせよ、そんなに間違ってはいないと思いましたが…）による支持率低下対応策なのか、無茶を言うにもほどがあると思いました（苦笑）

ご存じの通り、八尾空港は、戦前の大正飛行場（旧中河内郡大正村にあったことから陸軍に接収された際、命名）を経て、戦後、米軍に接収された後、現在の民間空港になりました。
周辺には住宅地や工場が密集しており、米軍から返還された後の基地用地転用等もあり、空港としては手狭な状態です。

過っては、日本エアシステム（東亜国内航空）の前身の日東航空が、水上機を使用した白浜や四国・瀬戸内海方面の路線を運航していたこともありますが、現在では、コミューターの就航も困難な感じの空港です。
イメージとしては、調布飛行場が西側の公園区域もなしに、足立・葛飾あたりの住宅と町工場が密集しているところにある様なものです。

そんなところへ、MV-22（オスプレイ）を受け入れ、訓練して下さいって言う感覚が理解できないです（苦笑）

訓練ですから失敗もあるかもしれません（苦笑）
何があっても被害が出ない場所でやるのが筋で、それをあの場所でやれと言う感覚は、パフォーマンスとしても考えられないです。
迎撃ミサイルで先制攻撃（「PAC-3で先制攻撃」参照）と並ぶ戦後日本の政治家（？）のあんぽんたん発言ベスト３にランクインするのではないかと思います。

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