東京で24日、近畿で25日、木枯らし１号

気象庁は、東京都心で24日・23:54に最大瞬間風速13.3m/Sを観測したほか、滋賀県彦根市で25日・08:56に最大瞬間風速18.5m/Sを観測した為、東京で24日深夜、近畿で25日にそれぞれ、木枯らし１号が吹いたと発表しました。

木枯らし１号の観測は、東京で昨年より3日、近畿で2日、それぞれ早くなっています。

因みに、木枯らし１号は、気象観測情報ではなく、季節現象としてのお知らせとして、気象庁から発表されています。
また、対象は、関東地方と近畿地方だけです。
晩秋から初冬にかけて最初に吹く、北よりのやや強い風（風速がおよそ10m/s以上15m/s未満の風）を木枯らし１号と定義しています。

天気図を見ると西高東低の冬型の気圧配置が24日から25日にかけ強まったことが分かります。
また、気象衛星の画像を見ると、北海道付近を中心に寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が映り、厳しい冬の訪れを告げていることが見て取れます。

この強い冬型の気圧配置は次第に緩み、26日の首都圏は、高気圧に覆われ晴れる見込みですが、お天気は長続きせず、27日は気圧の谷と前線の影響で後半、雨になりそうな気配です。
そして、また28日にかけ冬型の気圧配置が強まりそうです。





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