違法行為とニュースソース、そして言論の自由

映像は、週刊文春WEB 「週刊文春」公式サイトのトップページのハードコピーです。

問題の多い出版社であることは、1995年（平成7年）の「マルコポーロ事件」や数々の名誉棄損訴訟から今更感はありますが、最近、芸能人の不倫に関するネタをＬＩＮＥの内容から掲載したり、政治資金規正法違反事件になりそうな事案についても不可思議な行為を行っているように感じます。

まずＬＩＮＥの内容を掲載している件については、誰が、この出版社に情報を持ち込んだのか不明ですが、特定個人間の通信情報を不正な手段により取得し開示している可能性はないのでしょうか？
違法行為を行って取得した情報をもって雑誌を出版し利益を得る行為が果たして法治国家として許されるのか、また、そう言った手段によって得られた情報であっても言論の自由、報道の自由として権利を主張できるものなのか疑義を感じます。

また、政治資金規正法違反事件になりそうな事案については、受け取った方が悪いと感じますが、録音機材を隠し持って現金を渡しに行く方には問題がないのでしょうか？
そもそも、なぜ政治資金規正法に触れる可能性を認識しながら現金を持って政治家の事務所を訪ねる必要があるのでしょうか？
ジャーナリズム云々とか偉そうに講釈されるのであれば、是非、この点についても深く追求して欲しいものです（苦笑）

日本の出版ジャーナリズムに、社会的責任、情報の信憑性・信用力に対する意識が、そもそもあるとは思えないですが、こう言う出版社が存続し続けるところに、一番の原因があるように感じてなりません。

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