画像センシング展2017／精密測定展2017

今日は、パシフィコ横浜で開催されている「画像センシング展2017／精密測定展2017」を見学しました。

ハードウェアよりの展示会ですが、画像処理技術の中に、現在、抱えている課題に寄与できる技術、ソリューションがないか探すのが目的でした。

例えば、撮影した画像が何を撮影しているのか（人なのか動物なのか、建物？乗物？）を判別できないか（GoogleやAzureでは、一部機能提供が始まっている）
もう少し進めて、例えば建物や自動車が破損した際、破損した建物、車両を撮影し、破損の程度を判別できないか等々、可能な技術を探しております。

また、もう少し手に取れる技術としては、不定形のフォーマット（書式がマチマチ、用紙の大きさもマチマチ）の書類を撮影した画像から、特定の文字を認識できる（不定形OCR）技術も探しています。

今まで、幾つか、できる♪と言う製品を見てきましたが、いろいろと制約や事前処理の前提があり、それを不定形OCRって言う？みたいなものもあり、まだストライクソーンに入ってくるものに出会えておりません。

研究・開発レベルでは、Deep learningを利用した仕組みで、認識率をかなり高められるものがあることは知っているのですが、我々が求めるレベル（性能、コスト等々）には至っていない感じです。

今日の展示会で、幾つかの会社さんが、情報提供等の協力を頂けそうな感じだったので、期待したいです。

この手の技術は、業界（金融、医療、製造、交通、教育等々）を超えて、横断的に見ていかないと、使えるものに出会うことが難しい感じがしています。

余談ですが、パシフィコ横浜のＤホールは止めようよ…
だって一番奥で遠いんだモン(^^ゞ



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