東京港新ターミナル開業日決定

現在、船の科学館前の海上に建設中の東京港新ターミナルの開業日が、2020年7月14日に決まりました。

また、開業に合わせての寄港第１船は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社のスペクトラム・オブ・ザ・シーズ（総トン数：168,666トン）と発表されました。

晴海客船ターミナルがレインボーブリッジを最近の大型客船が通航できず、課題となっていましたが、船の科学館前の海上であれば、レインボーブリッジに影響されないので、施設的には20万トン級の大型客船も受け入れが可能になります。

同じことは、横浜・大桟橋でもベイブリッジがある為、発生していて、本牧埠頭に大型客船用の新ターミナルの建設が予定されていますが、こちらは2025年の開業を目指しているので、当面、大黒埠頭を代替桟橋として使用することになります。
但し、横浜港の場合、新港埠頭に新客船ターミナルを2019年度開業予定で建設中で、「飛鳥II」クラスの客船であれば接岸できる為、中型客船の受入キャパは倍増することになります。

東京オリンピックに向けては、10万トン超の橋梁通航が難しい大型客船は東京港、通航可能な客船は従来の晴海と大桟橋に加え新港埠頭とすみ分ける運用が可能になりそうです。



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