またみずほ銀行で障害 #みずほ銀行 #障害 #窓口処理 #MINORI #業務チャネル統合基盤 #DBサーバー #富士通 #Solaris #Linuxサーバー

8月20日・みずほ銀行全463店舗の窓口処理ができなくなる障害が発生しました。
当初、口送振等、一部の処理のように伝わっていましたが、外為、融資等を含む、店頭処理全般で処理ができなくなっていたとのことです。

夕方開かれたみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長、みずほ銀行の藤原弘治頭取の記者会見での説明によると、障害発生は、なんと前日の夜
8月19日・20:57に、店舗側の端末類と勘定系システムを結ぶ業務チャネル統合基盤のDBサーバーが故障し、これの復旧がオンライン開始はもとより、店舗営業開始時間に間に合わなかったというものです。

こう言うミッションクリティカルなシステムは、冗長化構成を取っていますので、待機系に切り替わったとのことですが、ハードウェア障害が待機系にまで波及したとの説明です。

いやいや、これ顔面通り聞いて、ハイそうですか♪と思う技術者は皆無だと思いますよ(苦笑)

まず、前日夜間の故障で復旧が間に合わなかったからって、そのまま営業開始に突っ込む時点で？？？？が付きまくります。
あの３行統合の悲劇のときですらリミットタイムが設けられていて、断念する手順が定められていました。
当然、今年の様々な障害で金融庁報告の中でも、その点の強化を確約していたのに、全くアレは嘘だったんでしょうか？

次にハードウェア障害が待機系にも波及し故障？
まぁ絶対になくはない（例えば余程の過電流が流れ一気に両系が破損…って、二重三重の電気系統の保護を掻い潜ってどこからそんな過電流が来るのか不思議ですが）ですが、この説明も無理があるような気がしてなりません。

手元資料が間違っているかもしれませんが、発表通りの個所が原因であれば、担当ベンダーは富士通社で、使用されているDBサーバー（Linuxサーバー（Solaris））は、富士通の基幹系用のSPARC Servers
これが、そんな壊れ方をするとしたら余程のことだと思います。

なんか毎々内部のドロドロが透けて見えて仕方ないんですよね（苦笑）



128239