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一連の「新型コロナウイルス×気象データ」の取り組みについてです。

新型コロナウイルスの東京都の感染データを試行的に取得しデータを見て、これはナカナカ難しいデータに手を出してしまったと少し後悔しました。

まずオープンデータなので、一応、統一フォーマットの定義は成されていますが、各項目に設定は使用者側（自治体任せ）の部分が多く、東京都のデータでは、市区町村名が入力されていません。
そして、感染者居住地
都内、都外には、こまりました。
都内（２３区）と言っても広く、例えば羽田空港がある海沿いの大田区と内陸の練馬区とでは、気象データが異なることが考えられます。
ここは目をつぶって、都内のデータを抽出し、アメダスの東京（千代田区北の丸）のデータと突合することにしました。

しかし、湖北省武漢市のような海外からの渡航者が記録されるケースは理解できるのですが、「－」や「不明」って言うのは、どうなんだろう…と思います。

次に、2020年10月1日以降、データ入力の仕方が改められ発症年月日、確定年月日が入力される場合があるようになりましたが、未入力の場合もあり、分析を始めた頃は未入力でした。

東京都以外でオープンデータをcsvで提供している自治体は公表年月日のみのところが多く、いつの気象データと突合して良いのか悩まして状態となりました。

仕方がないので、新型コロナウイルスの潜伏期間を５～１０日と推定し、公表年月日の５日前と１０日前の日付をそれぞれ推定感染日（推定感染日５日前、推定感染日１０日前とそれぞれ呼称しています）として扱うことにしました。

このように先進的と言われている東京都のデータですから、不完全な状態でした。




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