エルニーニョ監視速報（No.365） #気象庁 #エルニーニョ監視速報 #エルニーニョ現象 #ラニーニャ現象

2月10日、気象庁は「エルニーニョ監視速報（No.365）」を発表しました。

概要として、
○ 2021年秋から続いているラニーニャ現象は終息しつつある。
○ 今後、ラニーニャ現象は冬の終わりまでに終息して平常の状態になる可能性が高い（90％）。
○ その後、夏にかけてエルニーニョ現象が発生する可能性と平常の状態が続く可能性が同程度である（50％）。

ラニーニャ現象の終息がより確実になった感じです。
問題は、そのあとの変化です。
エルニーニョ現象／ラニーニャ現象は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海水温の波動変化で、通常より高くなるエルニーニョ現象と低くなるラニーニャ現象を周期的に繰り返しています。
ラニーニャ現象が終息したあと通常のまま推移し、緩やかにエルニーニョ現象に移行するのか、それとも急速にエルニーニョ現象に移行するのかの予測は難しいところですが、ラニーニャ現象の変動が大きかった分、エルニーニョ現象に急速に移行するのではないかと感じています。
気象庁の見解では、エルニーニョ現象が発生する可能性と平常の状態が続く可能性は、ともに50%ですので、今後の推移を見守りたいです。

ところで、この機会にエルニーニョ現象／ラニーニャ現象とは何か、また、エルニーニョ現象／ラニーニャ現象それぞれで日本の気象に与える影響について、確認してみると良いのではないでしょうか？
気象庁のＨＰ、「エルニーニョ/ラニーニャ現象とは」、「日本の天候に影響を及ぼすメカニズム」が、とても分かりやすく解説していますので、一読すると良いかと思います。












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