エルニーニョ監視速報（No.367） #気象庁 #エルニーニョ監視速報 #エルニーニョ現象 #ラニーニャ現象

長かったラニーニャ現象は終息したのですね。

反動でエルニーニョが発生しそうな気もするのですが。そういう関連はないのですかね。

去年の夏というか、去年はトンボの発生も明らかに異常でした。今年は久し振りに平常の夏になるのでしょうか。

あまり酷暑でないと嬉しいのですが。

おはようございます(^^)v

まず、エルニーニョ現象／ラニーニャ現象は、対と考える必要があります。

単純に言えばエルニーニョ現象はマイナス、ラニーニャ現象はプラス
このマイナスとプラスを大きなサイクルで変動します。

イメージとしては、定常波を描いた図を思い浮かべると良いかと思います（実際には定常波では決してないですが）。

ですので、今まで高温だった太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸の海水が、ラニーニャ現象が解消したと言うことは下がったということで、波動現象としては、今度は、通常より低くなります。
これがエルニーニョ現象ですので、この予測モデルが導かれるベースになっています。

ただ、これは感覚的な話しなので、太平洋域全体（もう少し大きく地球レベルでも）の変化を観ていく必要がありますが、日本から赤道付近までの海水温はかなり高い状態が続いていること、偏西風の吹き方の異常が続いてこと等々から教科書通りのエルニーニョ現象発生時の夏にならない可能性を感じています。
また、長梅雨になった場合、特に後半の集中豪雨が心配なところです。