11月10日、出雲・松江行き（１日目・稲佐の浜、出雲大社前駅）

11月10日、出雲・松江行き（１日目・稲佐の浜、出雲大社前駅）

お昼ご飯のあと、稲佐の浜へ
この日の夜、この浜に全国津々浦々から神様（八百万の神々）が到着します。

全国の神様が集まる…なんですが、正確には、来ない神様もいます。

〇 天照大神
ここは特に諸説ありますが、最高神ですので、伊勢神宮に留まり大八洲を見守っている…としておきます(^^ゞ

〇 建御名方神（たけみなかたのかみ）
諏訪大社の祭神ですが、ここも天照大神同様、出雲で敗戦、退却戦をしつつ諏訪に辿り着いた神話の世界が色濃くあると思います。
諏訪大社の神様を龍蛇神として伝える民話の中には、身体が大きすぎて出雲での八百万の神々の席で迷惑になるので辞退している…なんて言う話もあります。
また、何で読んだのか記憶が定かでないのですが、東北に多いオシラサマの伝承とオーバーラップした言い伝えもあったように記憶しています。

〇 稲荷神
商業、農業、五穀豊穣の神様として、それぞれの土地の稲荷神社に留まり、その土地を守っていると言われていますが…、伏見稲荷大社に参集してお稲荷様はお稲荷様の世界を作っていると感じます。

〇 恵比寿神
商売繁盛や漁業の神様として知られる恵比寿様は、出雲には向かわず、その土地を守る為に残ると言われています。

〇 留守神
文字通り、八百万の神々の留守を守る神様達です。
その土地の神様が出雲へ行って留守の間、その神様の神社を拠点に留守番をして、その土地の平和を守るとされています。

〇 地主神
こちらも留守神様と同じく、その土地に根付いている神様ですので、出雲には行かずその土地を守っています。

そんなこんなの神話の世界を復習する良い機会になりました。

そして、帰りの足を確かめる為（神迎祭の稲佐の浜から松江に行ける一畑電車の最終に間に合うかを確かめ為、実際に歩いてみた）、一畑電車の出雲大社前駅へ行きました。

出雲大社には、昔は国鉄（JR）の大社線が出雲市からありましたが、1990年に廃線になってしまいました。

今回は行く時間がなかったのですが、大社駅の駅舎は、現在も残っています。










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