2019年09月23日
森高千里岡山公演に行ってきました!!
森高千里がウチの近所にライブで来てくれると知ってから、ずっとこの日を楽しみにしていました♪ 晩ご飯を食べに出たついでに見に行ける近さ。これは行くしかありません♪
昨日は台風が気になりながら、夕方はまだ台風の影響もなく、傘をさす必要もなく、近所の岡山市民会館に行ってみると、いるわいるわ。オッサンの行列(笑)。客層は男8割くらいかな。それがまたオッサン(40~50歳代)ばかりで、若い人はほとんどいません。
森高も今年50歳を迎えられ、こんなにかわいい50歳はなかなかいません。会場は超満員で、オッサンの歓声の中、ライブが始まりました♪ 若いころに魅力的だったアーティストが、歳を取って全盛期の声も出ず、動きも悪く、容貌も衰えて、ガッカリすることはよくあることなのですが、森高は声も動きも衣装も衰えることなく、あのかわいさ。素晴らしいです♪
ご本人のMCによると、岡山公演は26年ぶりで、26年前も岡山市民会館だったそうです。26年前の「ラッキー7」ツアー。森高が「26年前にも来てくれてた人、いますか~?」と言ったら、ちらほら手が挙がっていました。
私はその頃は岡山には住んでいなかったのだけれども、実は他の会場で「ラッキー7」公演にスタッフとして参加していました。当時は森高の美しさも人気も全盛期のころで、大学生だった私も、印象に残っている公演です。
当時、会場設営で私はたまたまマイク担当になり、たくさんのマイクを指定箇所にセッティングしていきました。「これが森高の使うマイクか~」と、ちょっとドキドキしながら(笑)。
その日、ライブが始まると、私は最前列警備2名のうちの1人。コンサート最前列警備は、ライブの種類によって厳重度が変わってきて、B’zとかチャゲ&飛鳥とか長渕剛とかは最前列にロープを張って、たくさんの警備員で観客を押さえます。
森高は、当時人気絶頂だったし、変な暴漢が出てきてもおかしくないのですが、アーティスト側の意向でソフト警備志向ということで、ロープなし、たった2名で最前列警備をして、私がそのうちの1人に任命されたのです。
あの時は、もし本当に変な暴漢が飛び出てきたら、ステージの脇にいる関係者では間に合わないし、森高を守れるのはバイトの私たち2名だけ。わずか2時間程度ではありましたが、人気絶頂だったころの森高千里を守る最後の砦に自分が任命された使命と責任感でドキドキした忘れられない思い出です。
そんなわけで、26年ぶりに再会する森高千里。今回の私はただのひとりの観客です。今回のツアーは、全国ツアー自体が21年ぶりということで、初めて森高ライブを観に来るお客さんも多く、初期と中期のシングル曲が中心のセトリ。ご本人いわく「ベスト盤のコンサート版」で、とても良い感じです。
時代が行ったり来たりしますが、森高がテレビに出始めたのは1986年ごろ。ポカリスエットのCMやフジテレビ「TVハッカー」のアシスタントとして島田紳助の横に立っていました。
1987年に歌手デビューするも鳴かず飛ばずで、最初はちょっとキワモノアーティスト扱い。私も当時住んでいた東京のレコード店で「ザ・ストレス」のウェイトレス風コスプレ宣伝ポスターを見て、「この人はこのまま消えていくんだろ~な~」と思っていました(苦笑)。それが、「17才」でブレイクして、「私がオバさんになっても」で大衆に認知され、以降はみなさんご存知のとおり。
そんなヒット曲がどんどん出てくる昨夜のライブ。昔と唯一変わったのが、ゆる~いトーク。昔はもっと尖っていたけど、今は年齢も重ねて、余裕も出てきて、ゆる~いトークが楽しいです♪
森高はステージ上から森高コスプレをしたお客さんを見つけると、その人にスポットライトを当ててあげるよう照明さんにお願いして、他の観客に披露することがあるのですが、昨夜は森高がコスプレをしたお子さんをステージ上に上げて、その子のお母さんが森高とお子さんの2ショット記念写真をライブ中にもかかわらず撮影するのに応じてました。私もたくさんのライブを観てきましたが、こんなのは初めて(笑)。森高ご本人の昨夜のインスタにもその子のことが書かれてますね♪
今回のツアーでは、森高がライブ前にその土地の名所を巡ってきて感想を報告するのが定番になっていて、当然岡山城は行くだろ~なと思ってましたが、チャギントンの路面電車も見たそうです。あと、吉備津神社や総社の五重の塔まで行ってきたそうで、意外に遠方まで偵察に行っていることにびっくり(笑)。
ご当地グルメの感想報告も定番で、予定外に連れて行かれた「えびめし」がおいしかった、とのこと。そのほか、
森高「ほかに何か名物とかありますか~?」
観客「むらすずめ~!!」(出た、むらすずめ!!(笑))
森高「むらすずめ?それ岡山?」
観客「倉敷~!!」
森高「それ、どんなものなの?」
観客「(一瞬、間を置いて) 和菓子~!!」
森高「和菓子、って、そんなざっくりな説明されても・・」(観客爆笑)
などなど、観客との楽しくてゆる~い会話が魅力的でした♪
そして、大いに盛り上がった2時間ちょいのライブも終了し、みなさん大満足で帰途につきます。私はあっという間に自分の家に着くのが楽チン。昨年と今年は広島と神戸にB’zライブに連れて行かれていたもので。実は先週はイオン倉敷まで行ってまたB’zのライブビューイングを観てきました。
というわけで、基本的にB’zは連れの者に連れて行かれているパターンなので、自分の意志で自分でお金を払ってライブを観に行ったのは久しぶり。大学生の終盤はコンサートスタッフになってしまっていたので、自分でお金を払って行ったのは28年くらい前のプリンセスプリンセスとか岡村孝子あたり以来な気がします。
そして、今回は25年前のB’zライブ(スタッフとして参加)以来の音楽ホールライブ。昨年の広島グリーンアリーナB’zライブは音響がイマイチ。今年の神戸ワールド記念ホールB’zライブは音圧は上がってビリビリきて満足したものの、やっぱり昨夜の岡山市民会館はスポーツ兼用多目的ホールと違って音響が良かったです。これこそ私が大学生のころにずっと聴いていた音響。音圧そのものはそんなに高くないのに、音に「まとまり感」があるんです。やっぱりスポーツ兼用ホールは空間が広過ぎるんですよね。
以上、最近ちょっとライブものにいろいろ参加してみて、年間30本以上見に行ったりスタッフとして参加していた大学生のころの記憶が呼び覚まされてきたかもしれません。
大物アーティストは大体、中四国は広島グリーンアリーナに行ってしまって、音楽ホールツアーだと広島と高松(または松山)に行ってしまって、岡山県に来るとしても倉敷市民会館に行ってしまうので、岡山公演は意外と少ないです。最近の若いアーティストのライブにはついていけないけれど、我々と同世代以上の「大人のJ-POP」をこれからもいろいろ見に行ってみたいものです♪
2019年9月22日:岡山市民会館
1. NEW SEASON
2. ザ・ミーハー
3. ロックンロール県庁所在地
4. 勉強の歌
5. 私の夏
6. 風に吹かれて
7. ザ・ストレス-中近東バージョン-
8. 17才
9. 私がオバさんになっても
10. 雨
11. ララ サンシャイン
12. 渡良瀬橋
13. 二人は恋人
14. 臭いものにはフタをしろ‼
15. 気分爽快
16. GET SMILE
17. テリヤキ・バーガー
《EC1》
18. この街
《EC2》
19. コンサートの夜
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森高千里 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2019/09/23 13:45:36
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