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モニャゾーのブログ一覧

2021年10月10日 イイね!

竜王戦が玉島(倉敷市)にやって来る!!

竜王戦が玉島(倉敷市)にやって来る!! 昨日の竜王戦第1局。藤井聡太先生が先勝しましたね!! 昨日の対局は「名局!!」との呼び声も高いです。そして、竜王戦第5局は、私の生まれ故郷である玉島(倉敷市)にやって来ます。これは楽しみ♪

 こりゃまたローカルなところが竜王戦の戦いの場に選ばれたものです(笑)。前夜祭は新倉敷駅前ですよ。地元が3年越しで招致活動していたようです。開催が決まった後に挑戦者が藤井聡太先生に決まったので、なおさら盛り上がってますね♪

 玉島出身のウチの両親も「なんでまた玉島で?」と驚きながら、関心ありの様子。

(R3.10.14追記)
 前夜祭の会場は新倉敷駅前から倉敷駅前に急遽変更となりました。こんなタイミングで変更するかね・・

 竜王戦は、8つあるタイトル戦のうち、名人戦と並んで最高峰に位置づけられる最重要棋戦。第5局の対局場は玉島の円通寺。私も幼少のみぎりから何度も訪れた地元の名所です。豊島竜王と藤井聡太三冠が私のよく知るあの道を通って毎日円通寺に通われるのですね♪

 第1局の先手が振り駒によって藤井聡太先生に決まりましたので、奇数局である第5局玉島大会は藤井聡太先生の先手に決まりました。先手「初手 お茶」が出そうですね♪

 ただし、藤井聡太先生がこのまま4連勝してしまうと第4局で竜王戦は終わってしまいます。次局は豊島竜王の巻き返しに期待。もっとも、仮に第4局で竜王戦が終わってしまっても、また来年以降玉島開催はしてくれると思いますけどね。

 私と藤井聡太先生との関係と言えば、私が人生で唯一プロ棋士と対戦させていただいた相手の先生が、小学生時代の藤井聡太先生を愛知県で指導されていた(杉本先生ではない)ということぐらいですね。

 豊島先生も私の好きな棋士。第5局玉島が藤井聡太新竜王誕生の地になってほしい気もするし、豊島竜王と大熱戦を繰り広げてフルセットになって欲しい気もします。

Posted at 2021/10/10 14:59:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 将棋 | 日記
2018年12月29日 イイね!

「羽生善治九段」に決定

 みなさまご存知のとおり、羽生先生が通算タイトル獲得100期を逃すと同時に、27年ぶり無冠となってしまいました。かつて米長先生が名人を獲得した時に「中年の星」と言われましたが、私もこの年齢になってみると、我々の世代が様々な分野で若手からの突き上げを受ける中で、同い年の羽生先生が27年間タイトルを保持し続けていたことに、我々の世代の希望みたいなものを感じていたので、27年ぶりの無冠は残念です。

 そして、先日当ブログでご紹介していた羽生先生の呼称問題。大体私の予想通りの展開で「羽生善治九段」となることが決定しました。考えてみれば、あれだけの実績者が今さら「前竜王」などという中途半端な呼称となる方がおかしく、潔く「九段」を名乗る方がよっぽどスッキリします。

 羽生先生は、連盟の自分に対する待遇だとか、連盟における権力争いだとか、そういうものには関心がないと思われますので、ご本人が「九段」を希望することは当然予想されていました。

 羽生先生の語録には興味深いものがたくさんありますが、その中でも私の最も好きな話のひとつとして、次のようなものがあります。

 かつて、トッププロの将棋というのは、人生の大局観とか勝負哲学とか、そういったものが盤上で表現されているのだとされ、将棋のトップを極めるには人生経験的なものも必要であるとされていました。だからこそ、将棋のトッププロは人生観が卓越しており、勝負師としてその道を究めた超一流の達観者として尊敬されたのです。

 ところが、羽生先生は、あっさりと「将棋の上達に人生経験など必要はなく、将棋を強くなる唯一無二の方法は将棋の勉強をすること」と言ったのです。これは、一歩間違えれば、将棋を「ただのボードゲームに過ぎない」と言ったに等しい発言です。

 しかし、羽生先生は将棋や棋士のことを誇大に美化して語ることは決してありません。ありのままを語るのみです。かと言って、将棋の奥の深さは誰よりも理解しておられます。「たかが将棋、されど将棋」なんですね♪

 さて、羽生先生は無冠となったものの、まだまだトップクラスの実力は健在で、現在、A級順位戦は2位につけています。春には名人に復位して、通算100期を達成してほしいものです♪
Posted at 2018/12/29 23:03:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 将棋 | 日記
2018年12月16日 イイね!

羽生先生の呼称

 先日は、テレビのワイドショー番組で、午前中は藤井聡太七段の史上最速100勝到達の話題が結構な時間をかけて紹介され、午後はその日に行われていた将棋竜王戦第6局で羽生竜王が投了した話題をやっていました。以前はワイドショー番組で将棋の話題が出ることなんて全くなかったのに、本当に信じられないことです。

 藤井聡太七段の快進撃はもちろんすごいことなのですが、今はまだ彼自身が下位クラスの棋士なので対戦相手も下位棋士が多く、勝ち星を荒稼ぎできる状況とも言えます。上位に上がってくる棋士は、下位の時代に高勝率を残すことがよくあり、藤井聡太七段としては、今後自分の棋譜も研究され、上位に上がってきて、対戦相手も上位棋士となったときにどうなるかがポイントです。それにしても、彼の成績は群を抜いています。

 で、羽生先生の方は、以前当ブログで紹介しましたとおり、タイトル獲得通算100期がかかっていた竜王戦第6局で負けましたので、次戦第7局に持ち越しなのですが、今度は同時に失冠のピンチにもなってきました。失冠すると、なんと27年ぶりの無冠です。

 そうなると問題になってくるのは、失冠した場合の羽生先生の呼称。将棋界では呼称は重要な問題で、呼称の話だけで1冊本が書けるくらいです。

 谷川九段(十七世名人有資格者)や森内九段(十八世名人有資格者)が永世名人を名乗っていないのに羽生先生が十九世名人や永世七冠を名乗ることはまず考えられず、ご本人も性格からして「前竜王」を名乗ることは希望されないと思われます。

 ご本人は希望されないにしても、連盟サイドがあれだけの実績者を「九段」と呼んでよいのかどうか、といったところをどう判断するのかが焦点になってきますが、私は、ご本人が「九段」でよいと言われれば、そうなるのだと思います。大変な実績者であるだけに、ご本人の意向がもっとも重視されると思います。

 ちなみに、「ひふみん」(私は将棋をする者として、加藤先生を気安く「ひふみん」と呼ぶことには抵抗があるのですが・・)の肩書きを「元プロ棋士」と表記しているバラエティ番組が見受けられますが、あれは誤りです。棋士は連盟を退会しない限り棋士であり続け、引退した場合は「引退棋士」という表記が正しくなります。まあしかし、バラエティ番組の表記が連盟のルールに縛られる必要があるのかというと、これまたビミョーですね。

 最近、竹俣紅女流初段が退会を表明されましたから、竹俣さんは退会されると「元女流棋士」になりますね。女流は林葉直子さんとか退会事例がありますが(LPSA問題はまた別問題として)、プロ棋士(いわゆる男性棋士)で退会した事例は記憶にありません。

 そんなわけで、今月20~21日の竜王戦最終局は、羽生竜王が勝てばタイトル通算100期の大偉業達成、負ければ27年ぶりの無冠、という大一番です。注目しましょう。
Posted at 2018/12/16 21:39:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 将棋 | 日記
2018年11月23日 イイね!

先手と後手の話 第1回 ~プロ将棋界では~

 特定のスポーツ種目の特性を探求する当ブログ。将棋の話が出たついでに、先手と後手の話に言及します。

 例えば、ジャンケンというゲームは相手の出方を見てから自分の出す手を決定すれば絶対に勝てるので「後手必勝」の特性があると言え、だからこそ、両者が同時に手を出す(相手の手を見て自分の手を決定することのないようにする)というルールが必要です。当たり前の話ですが・・。

 先手・後手とは少し異なりますが、「よーい、ドン」で競争する種目は、基本的に前からスタートして先行する方が有利です。それで思い出すのは、セナの鈴鹿でのポールポジション位置問題。鈴鹿のポールポジションは長年イン側で、1990年日本GPでPPを獲得したセナが、PPの位置をアウト側にするよう求めましたが受け入れられず、イン側からスタートして、アウト側からスタートしたプロストに先行され、1コーナーでプロストに突っ込んで撃墜し、年間王者を獲得。次年度から鈴鹿のPPがアウト側に変更されたと思ったら、次年度、私が観戦に訪れた1991年日本GPでセナはPPをベルガーに奪われてしまいました。

 というのは余談で、将棋ではアマチュアレベルでは先手後手の有利不利はほとんどないのですが、レベルが上がるにつれて先手有利になっていく傾向があり、プロ棋戦での先手勝率は、年度によって多少異なるものの大体53~55%程度でしたか。これがトッププロ同士の対戦となるタイトル戦ではさらに先手有利となり、確か今年度のタイトル戦は先手勝率7割くらいになっているんではなかったでしたっけ。後手番のときにいかに勝つかが、タイトル戦の行方を大きく左右します。

 先手番と後手番が交互に回ってくるタイトル戦はまだしも、一発勝負の対局で先手と後手にあまり有利不利の差が生じると、先手と後手を決める振り駒の結果で勝負の行方が左右されてしまうので、これは由々しき問題で、羽生先生も、例えば先手と後手の持ち時間に差をつけるなどの対策を検討する必要があるとの見解を示されています。

 そんな中で、平成20年度ごろでしたか、1度だけプロ棋戦の先手勝率が5割を切った年度がありまして、将棋界の珍事でした。と言っても、この年度だけ先手不利になったというわけではなく、数字の誤差の範囲内というか、強いて要因を考えるとすれば、「後手一手損角換わり戦法」など先手の有利性を薄くする戦法の研究が進んだことがあったのかもしれません。

 将棋において本当に後手が有利になることは基本的に考えられません。もし本当に後手が有利ならば、先手番の人が無意味な手を指せば簡単に後手番になりかわることができるわけですから。むしろ、将棋は、研究が進めば進むほど先手有利となっていく可能性が高く、現在のタイトル戦の状況は、その入り口にさしかかっていることを示しているのかもしれません。

 ついでに言うと、かつて隆盛を誇り、「将棋の純文学」とまで言われた矢倉戦法が現在なかなか見られないのは、私の今までの理解では、先手がどうしても有利で、後手が矢倉を避けるため、ということだったのですが、最近発表された遠山先生のコラムによれば、現在矢倉が指されないのは、後手に有力な急戦策が発見され、先手が矢倉を避けるようになったからだそうです。いつの間にか定説の中身が変わっていました。

 こうして、有力な新手が発見されると、その戦法は指されなくなり、先手にも後手にも決定的な手が発見されていない(言い換えれば「結論が出ていない」)戦法がプロ間で流行し、そこでまた有力な新手が発見されると、劣勢となる側を持って指す人がいなくなってまたその戦法が指されなくなり・・ということが日進月歩で繰り広げられているのがプロの将棋界なわけです。

 次回は、スポーツ界における先手と後手について。

Posted at 2018/11/23 16:41:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 将棋 | 趣味
2018年11月23日 イイね!

将棋の「段位」について

 前回の話題の補足の意味も兼ねて、将棋の「段位」について触れておきます。最近は、しばしば一般ニュースやワイドショーで将棋が取り上げられることがあって、本当に驚いているのですが、時々「なぜ将棋は男女別々なのか?」という質問が出ることがあります。

 これは完全なカン違いで、羽生先生や藤井聡太七段などが戦うプロ棋界は男女分けなどなく、女性でプロ棋士養成機関「奨励会」を突破して「プロ棋士」になった人がいまだ一人もいないだけのことです。今まででいちばん「プロ棋士」に近づいた女性のひとりが里見さんで、奨励会三段リーグまで行きました。現在、西山さんが三段リーグを戦っていますが、黒星続きです。で、プロ棋士ではない女性同士で戦う制度が「女流プロ」なわけです。

 なので、似ているようでも「プロ四段」と「女流プロ四段」とでは全然意味合いが異なり、さらにまた「アマ四段」は全然別物です。

 アマチュアで将棋を始めたばかりの初心者がアマ10級とかそんな感じで、羽生先生が子どものころ将棋を始めたころに、八王子将棋センターの席主が羽生少年のために「アマ14級」を作って昇級の喜びを感じられるように配慮した話は有名です。

 アマチュアとしては1級から初段になるのがひとつの関門で、ゴルフで言えば「100を切る」、岡国のラップタイムで言えば「2分を切る」に相当するでしょうか(岡国のラップタイムは車種によって変わってくるので、あまり適当な例えではないかもしれませんが(笑))。

 初段の目安としては、プロに二枚落ち(飛角落ち)で勝てたら初段、と言われます。私は学生時代に棋力判定テストを受検したら「四段」となってしまいました。でも、私が四段の実力があるわけがありません。四段というのは県代表クラスのレベルなんです。それが証拠に、私は前回言及した将棋イベントで、羽生先生との対局に抽選で外れたあと、別のプロ棋士と多面指しで対局し、二枚落ちで軽くあしらわれました。

 でも、「四段」の申請権を獲得してしまったので、せっかくの機会なので正式な免状をもらおうと思ったら、免状取得に何十万円もかかることがわかり、学生の身分でそんなお金はなかったので断念し、四段推薦状は申請期限切れとなりました(※調べたら、現在はいきなり四段を申請すると20万円ほどかかるようです)。

 「免状〇段、実力△段」という言い方があって、「免状は〇段を取得しているけれど、実力は△段程度だよ」という意味となります。私の場合は「推薦状四段相当、実力初段以下」てな感じでしょうか。

 というわけで、本当のアマ四段は県代表クラス、すなわち地元のトップアマチュア、地元じゃ敵なし、というレベルです。このレベルになってようやくプロ棋士養成機関「奨励会」に「6級」で入会します。プロとアマのレベル差に愕然としますね。

 例で言うと、今やタイトルも経験してトッププロ棋士となった菅井竜也七段(岡山市在住)は、小学生のころ山陽新聞に棋譜が載るような県内トップアマでしたよね。アマ時代にすでにあのレベルに到達していて、それから奨励会に6級で入ってプロ棋士への修行を積んで今があるわけです。

 で、奨励会三段リーグを突破して四段になると、ようやく晴れて「プロ棋士」となります。多くの棋士が、いちばんうれしかったときは「四段昇段が決まった日」だと言います。相撲で言えば幕下から十両に上がるようなもんです。

 で、最初に述べましたように、女性はまだこの壁を突破できません。里見さんも奨励会を退会して「女流プロ」になってしまいました。以前は奨励会員は女流棋戦に参加してはいけなかったのですが、里見さんのあたりから緩和されて、今では里見さん以外でも女性の奨励会員が女流のタイトルを獲得することがあります。それが加藤桃子さんです(ほかに、西山さんも)。現在は加藤桃子さんは女流タイトルを失冠してしまったので、彼女が男性棋戦に参加するときの呼称は「加藤桃子奨励会初段」です。これは「女流初段」と区別する意味合いがあります。

 ここで「男性棋戦」と書きましたが、この書き方が冒頭の「なぜ将棋は男女別々?」という誤解につながる要因です。この「男性棋戦」の正確な意味は、「現時点においては男性しかいないのであえて便宜上そう呼ばせてもらうが、男女区別のないいわゆるプロ棋士の棋戦」という回りくどいことになります(苦笑)。いつの日か、女性プロ棋士が誕生したとき、今まで「男性棋戦」と呼ばれていたものの呼称がどうなるのか要注目です。

 以前はプロ棋士と女流棋士の実力差は大きく、初めて中井広恵さんが池田修一プロに勝ったときはニュースになりましたが、今では女流がプロ棋士に勝つのはよくあることで、全くニュースにもならなくなりました。近い将来、女性プロ棋士が誕生するものと思います。

 最後に、プロ棋士になってからの段位は実力というよりも実績を示したものと思っていただければよく、四段から九段までありますが、九段が四段に負けたとしても別に全然珍しいことではありません。むしろ、過去に実績があって九段まで昇段したものの、現在はピークを過ぎて黒星が先行する「九段」というのはたくさんいて、スポーツではないのに、40歳を過ぎると多くの棋士が成績を落としていくのは興味深いことです。

 そして、それだけに、40歳を過ぎてもトップクラスを維持し続けた大山十五世名人や羽生先生の偉大さが特筆に値するわけです。おわり




Posted at 2018/11/23 13:47:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 将棋 | 趣味

プロフィール

愛車DC5で鈴鹿と岡山国際を走っていました。 ベストタイムは鈴鹿2分35秒、岡国1分51秒。 目標は鈴鹿2分32秒台、岡国は1分50秒切り!! でしたが、...
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