10月24日土曜日、お天気は晴れとなり、絶好の納車日和に恵まれました。ディーラーの営業さんによるお迎えの車に乗せてもらい、お店に近づくと、正面玄関すぐ横の納車ルームに燦然と輝くチャンピオンシップホワイトの後期FK8の姿が・・♪♪♪
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/055/805/262/1637fcfda5.jpg?ct=201da40699dd)
ナンバープレートを隠すために、急場しのぎでタオルをひっかけていてすみません。納車ルームで隣に並んでいたクルマの納車を受けていたお客さんが、私のFK8を見て「うわ、なんかすげーな」と言っていました(笑)。
納車手続きが済むと、いよいよ初出撃です。納車後すぐ別の店へ移動させて、ボディコーティング等を行うことにしていたので、初日はそこまでの回送運転をするだけとなります。
運転席はこんな感じ。
ボディコーティングのためのお店(いつものなじみのお店)へ到着すると、いつもの社長さんが待ち構えていて、ボンネットを開けてみたりエアロの形状を確認したり、興味津々なご様子でした。ディーラーの保証期間が終わったら、DC5と同様にこのクルマの整備とパーツチューンを社長に託して20年後まで走り続ける予定ですからね。
たまたまお店に居合わせた別のお客さんも「うぉぉぉ~!!」と言いながらFK8に駆け寄ってきていろいろ質問されましたよ(笑)。
では、忘れないうちに初日インプレ。距離的にはわずか10キロ程度の回送運転ですから、本格的なインプレはまた追々ですが、とりあえず初日インプレは大切です。
なお、私のインプレの比較対象は、鈴鹿Sタイヤ仕様で固めている私のDC5ですから、通常の純正のままの市販車とはちょっと異なります。それと、今日はデフォルト設定のスポーツモードでしか走行していません。
①とりあえず車内が静か。
比較対象が社外マフラーを装着したDC5ですから当然ですが、とにかく車内が静かです。これなら車内で普通に会話もでき、音楽も聴けます。
②足回りの乗り味もかなりマイルド。
これも鈴鹿Sタイヤ仕様でガチガチに固めたDC5との比較ですから当然ですが、これなら助手席に誰か乗せても路面のギャップやアンジュレーションで「うわ~!!」という叫び声(悲鳴?)が上がらなくて済みそうです(笑)。スポーツモードでこれですから、コンフォートモードはさらにマイルドになると思われます。
③万人向けのスポーツカー
これも私のDC5はチューンし過ぎて一般向けではなくなっているし、フルバケの設定は私の身長に合わせているので、私より背が低い人は前が見えないローポジだし、太った方はフルバケに体がハマりきらないという状態ですが、純正そのままのFK8は、レブマッチや坂道発進アシスト機能もついて、MT初心者でも誰でもそれなりに運転できてしまいそうな感じです。車幅は結構ありますけどね。
④ターボ感が全くない。
「このクルマはNAですよ」と言われたら完全に信じてしまいそうなほど、良い意味でターボ感がないです。低回転からトルクがあって、ターボラグのあと突然遅れてドッカンとやってくるドッカンターボ的なところがありません。
ECUを交換したDC5ともどもアクセルレスポンスがとても良く、自動車評論家的に言えば「リニアに加速する」感じ。これはドライビングにおいてとても重要なポイントだと思います。
⑤圧倒的な加速にも関わらず、スタビリティが高い。
1年前の前期型試乗ではできなかったので今日初体験したのが、バイパス道路での信号待ちからの発進加速。別にフル加速したわけでもなく、普通に加速してみたら、あっと言う間に他のクルマを置き去りにして、でも、車体が安定していて音も静かなので、全然スピードが出ている感じはありません。ところが、スピードメーターを見ると、めっちゃ速度が出ているではありませんか。これは今日いちばん驚いたことかもしれません。
⑥アルカンターラのステアリング
ここまでは、前期型か後期型かに関わらずFK8共通のインプレでしたが、この⑥はいよいよ後期型の改良点です。アルカンターラのステアリングは私は初体験なのかと思っていたら、実際握ってみたら、これは私が鈴鹿南コースでレーシングカートに乗った時のステアリング素材と同じですね。
一般用のプレイングカートではなく、本気でカートレーサーを目指す人が鈴鹿レーシングスクールに入校して最初に乗るレーシングカートで私も何度か鈴鹿南コースを激走しましたが、うっかり滑ったりしないステアリング素材でした。これを毎日乗る市販車に持ってくるとは、なかなか素晴らしいです。ただ、新品の時は良い感じですが、経年劣化した時にどういうことになるのか、ちょっと心配ですけどね。素材がボロボロになって崩れ落ちるのか、鮮やかな赤色が色あせてくるのか・・。
⑦ティアドロップ型のシフトノブ。
これは前期型の球型より良いと思います。DC5のシフトノブの形状に近いので違和感もなく、パッと見た感じはチタン製のように見えます(実際はアルミ)。どこかの雑誌の新車インプレで、前期型が出た時に「チタンシフトノブが心地良い」みたいな記述がありましたが、前期型もパッと見た感じがチタン製のような感じなのかもしれません。前期型も試乗したのですがもう忘れました。
とりあえず、覚えているのはそんな感じでしょうか。以上、初日インプレでした。
Posted at 2020/10/25 01:53:06 | |
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