急降下前の深呼吸

今日の東京市場・日経平均の終値は、10,034.74円（+143.64円）と、10,000円台を回復しました。

NY市場の流れに乗った形で反発しましたが、上値は重く、スッキリとしたリバンド感に欠ける展開だったと思います。

企業の中間決算を見極めたいと言う見送り感に加え、円高傾向の強まりを警戒するむきもあったと思います。

外国資本の日本市場離れが加速しているとの観測もあり、世界の流れの蚊帳の外に置かれそうな感じもします。

さて、先程、取引の始まったＮＹ市場ですが、9月の米国の個人消費支出が、5ヶ月ぶりに減少したことが原因なのか、大きく値を下げています。
また、ドル／円も、1円近く、円高傾向に動いており、月初1営となる11月2日が飛び石連休の中日であることからも、東京市場も急落しそうな予感がします。

今日の反発は、これから始まる急降下（日経平均の日足は、デットクロス直前）前の深呼吸に思えてなりません。
9,600円台は覚悟したいところです（苦笑）

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