藤原効果

映像は、気象庁のＨＰで提供されている各種気象情報を編集したものです。

タイトルの藤原効果とは、1921年（大正10年）に気象学者の故・藤原咲平氏（当時・中央気象台所長）が、提唱した現象で、２つの熱帯低気圧（台風は、熱帯低気圧の発達したものなので、当然、含まれます）が、概ね1,000km以内に接近した場合、通常とは異なる進路を取る相互作用のことを言います。

現在、フィリピンの北の南シナ海に台風6号、台湾海峡付近に台風8号、沖縄付近に台風7号があります。

台風7号は、東シナ海を北上する予報が出ていますが、台風6号と台風8号は、どうもお互いに曳き合っている様に見えます。

藤原効果で言う相寄り型が発生している様に感じます。

もっとも、２つの台風は、ともに勢力が衰えつつあるので、片方が吸収されて、勢力を増して北上してくることは無いと思いますが、今後の動きに注意したいです。


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