台風６号と７号

映像は、気象庁が提供する各種気象データを編集したものです。

昨日、アップした「台風６号の動きに注意」の中で述べた、フィリピンの東の洋上にあった熱帯低気圧は、台風７号になりました。

台風７号は、気象庁の19:00発表の18:00の実況によると、中心の位置は、北緯・14度00分(14.0度)、東経・133度40分(133.7度)にあって、東に10km/h(6kt)で進んでいます。
中心気圧は、1000hPa
中心付近の最大風速は、18m/s(35kt)
最大瞬間風速は、25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域は、南側・240km(130NM)、北側・130km(70NM)
で、25m/s以上の暴風域は、ありません。

また、大型で非常に強い台風６号は、21:45発表の21:00の実況によると、中心の位置は、北緯・20度50分(20.8度)、東経・140度35分(140.6度)にあって、西に15km/h(9kt)で進んでいます。
中心気圧は、950hPa
中心付近の最大風速は、45m/s(85kt)
最大瞬間風速は、60m/s(120kt)
25m/s以上の暴風域は、全域・190km(100NM)
15m/s以上の強風域は、北東側・650km(350NM)、南西側・460km(250NM)
と観測されています。

台風６号と７号で、相寄り型の「藤原効果」が発生している模様で、台風７号は、台風６号に吸収されそうな感じがします。

太平洋高気圧の張り出し方、また、現在の台風の位置とエネルギー、そして、日本近海の海水温等を考えると、非常に厄介な台風になりそうな気配がします。
今後の気象情報に注意すると共に、厳重な警戒準備を行った方が良い感じです。

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