横浜高速鉄道・東急・東京メトロ・東武・西武、相直

映像は、東急電鉄のプレスリリース資料のハードコピーです。

7月24日、タイトルの５社は、来年３月の春のダイヤ改正（2013年3月16日）で、東急・東横線の渋谷駅の地下移設（現在、副都心線の渋谷駅、08061402副都心線②参照）に伴い、東京メトロ副都心線を経由して、横浜高速鉄道・みなとみらい線、東急・東横線と、東武・東上線、西武・有楽町線、池袋線の相直運転を行うことを発表しました。

当初、東急との相直に否定的だった西武も最終的に同意した形になりました。

横浜高速鉄道・みなとみらい線、東急・東横線は、相直開始に伴い、特急、通勤特急、急行の各列車を、現在の８両編成から１０編成に増結します。

また、東京メトロ日比谷線との相直（菊名－中目黒）を廃止し、日比谷線は、中目黒止まりとなります（「菊名止まりは廃止して欲しい」が実現します）。

便利になる反面、湘南新宿ラインの様に、遠距離相直運転は、運転区間の何処かで運行障害が発生した場合、本来であれば関係のない線区にまで影響がでると言ったデメリットがあります。
元々、各線区とも乗車率の高い線区であり、副都心線開業当初の有楽町線を含む関係各線区の遅延ぶりを考えると、運行障害が発生する可能性もあり、事前の各社局の調整、訓練に万全を期して欲しいと思います。

ところで、相直のもう１つ話題として、「相鉄・東急直通線 事業説明会」等でブログアップしている相鉄・東急、相鉄・ＪＲの相直があります。

相鉄・ＪＲの相直は、相鉄・西谷駅から東海道貨物線の羽沢駅付近まで、新線が建設中で、旅客用の羽沢駅（新駅・仮称）から東海道貨物線を経由して、新川崎手前から横須賀線に入り、湘南新宿ラインとして運行される予定で、2015年（平成27年）3月開業を目指しています。

また、相鉄・東急の相直は、旅客用の羽沢駅（新駅・仮称）から新横浜、綱島（地下に新綱島駅（仮称）を計画）を経由する新線を建設し、日吉で目黒線と相直する計画で、2019年（平成31年）3月開業を目指し、昨年度から事業が始まりました。

よく、相鉄は、今回の副都心線へ乗り入れないのかと言う話しを聞きますが、答えは、前記の通りＮＯ！
相鉄・東横ルートは、正確には、相鉄線・目黒線ルートで、目黒線を経由して、都交・三田線、東京メトロ・南北線、さいたま高速鉄道との相直となる予定です。

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