営団日比谷線脱線衝突事故から13年

2000年（平成12年）3月8日・09:01頃、当時の帝都高速度交通営団（現在の東京メトロ）日比谷線中目黒駅手前（場内）で、北千住発、東急東横線菊名駅行き列車の最後尾車両が脱線し、中目黒発、東武伊勢崎線竹ノ塚行き列車と衝突しました。
この事故で、5名の方が亡くなり、63名の方が負傷しました。

事故から13年が経ちました。
13年も経ったのか…と思いました。
改めて、犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。

当時、タイミング的には、事故を起こした中目黒発東武伊勢崎線竹ノ塚行き列車の1本後の列車に家内が乗る予定で、横浜方から東横線内を中目黒駅場内に進行中でした。

携帯に一報が入った時、悪い冗談を言っているか、若しくは大げさに伝えて来ていると思ったことを、今でも覚えています。
中国じゃあるまいし、信号設備も安全運行対策も万全な日本国内で、そんな事故が発生するとは夢にも思いませんでした。

写真は、事故を起こしたのと同形式の03系、大倉山駅で撮影しました。
3月16日のダイヤ改正で、東横線は代官山から地下へ入り渋谷で副都心線と相直します。
これに伴い、日比谷線の東急東横線への相直運転は廃止されます。

東横線側は、乗り換えなしで新宿・池袋方面へ行ける様になるので便利になりますが、東武・西武・副都心・東急・横浜高速と広範囲に及ぶ相直ネットワークの開始で、ダイヤの複雑さ過密さは一段と増します。
安全対策を第一に、再び、この様な悲惨な事故を発生させない様、努めて欲しいと願います。

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