自動車検査証（車検証）のＱＲコードを読んでみた

自動車検査証（車検証）のフォーマットは、普通車（Ａ様式、Ｂ様式）、軽自動車の３種類で、全国統一フォーマットです。

各車検証の右下には、普通車で７つ、軽自動車で３つのＱＲコードがあります。
普通車の右側２つは、所有者の住所、氏名等の個人情報が暗号化され格納されており利用することは出来ませんが、その他のＱＲコードには、車検証の表記事項がコード化され格納されており、自由に使用することが出来ます。

自動車ディーラーや車検整備工場等で、登録や検査の為の申請書類を作成する際、ＱＲコードを読み取り、自動入力するソフトが多く利用され、事務の省力化に役立っています。

さて、市販のソフトを買って実現するのも癪なので（導入想定規模がデカすぎて、普通の購入では、ライセンス費用が、数千万規模になってしまう可能性もある）、いろいろな前提条件をクリアして読み取ることが出来れば、あとは、テキストデータになるので、なんとでも処理可能と言うことで、内製することを検討しています。

その為の実証実験を行ってみました。

ＱＲコードって、かなり劣悪な環境でも読み取ることができ、読み取った内容も映像の通り、コード仕様が分からないと判別できない項目もありますが、基本情報は、そのまま読み取れ、まずは実用化できる確証を得ることができました。

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