そのうち、東京マーチスが悪いと言い出すかも…(苦笑)

既報の通り、3月18日・03:18頃、東京湾口（北緯35度06分　東経139度43分、剱埼灯台の南東約3.1海里）付近で、パナマ船籍の貨物船「BEAGLE3」（総トン数：12,630t）と、韓国船籍の貨物船「PEGASUSPRIME」（総トン数：7,406t）が衝突し「BEAGLE3」が沈没する海難事故が発生しました。

「BEAGLE3」の乗員1名が亡くなり、8名が行方不明となっています。

写真の「SHINRYU MARU」の表示は、深田サルベージ建設の曳航兼海難救助船「新竜丸」（総トン数：698t）で、その右側（岩井側の水色の印）には、海上保安庁の巡視船PL31「いず」があり、行方不明者の捜索活動を行っている様です。

衝突場所は、ニュースでは、浦賀水道として、あたかも観音崎沖の幅の狭い場所の様に扱われていますが、地図を見て頂ければ分かる通り、東京湾口で、正確には、浦賀水道航路ではなく浦賀水道海域です。

細かい様ですが、事故対象船の片方が韓国船籍ですので、「2009年10月27日に関門海峡で発生した護衛艦と韓国籍のコンテナ船の衝突事故」の様に、東京湾海上交通センター（東京マーチス）の指示に従っただけ、東京マーチスが悪いと言い出すのでは…と懸念してしまうからです。

人のせいにして、謝罪と賠償の強請り騙りが信条で、謝ると言うことを知らない（できない）生物ですから十分注意が必要です。


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