第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練（テロ容疑船捕捉・制圧訓練）

5月21日の「第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練」の様子をアップします。

今回は「テロ容疑船捕捉・制圧訓練」の様子です。

まず、CL48「しおかぜ」が容疑船の役で登場
これをPC87「すがなみ」、CL135「いそぎく」が追跡します。

サイレンと拡声器による停船命令を出しますが、容疑船は無視して逃走を続けます。

停船命令に応じない為、閃光弾と音響弾による警告投擲を実施しますが、大人しく停戦に応じず、容疑船後部甲板から巡視艇に向けての銃撃があり、正当防衛射撃で反撃します。

ようやく容疑船が降伏し、隊員が移乗して、容疑者を逮捕しました。

訓練では淡々と進みましたが、過去の事例ではロケット弾を発射してきたり、機関砲による射撃を受けたりと、かなり危険な任務です。
撃たれないと撃ち返せない、正当防衛だけが射撃の法的正当性のよりどころになっている現状は、現実に即していないように感じます。

むやみやたらに撃てば良いと言うことではありませんが、撃たれれば反撃の余地なく沈められ人的被害が一方的に出る可能性も考えると、法整備が必要だと強く感じます。

動画は、容疑船追跡シーンと、警告弾投擲のシーン
肝心の警告射撃の動画はオートフォーカスが迷走し、とてもとても使える映像品質ではありませんでした(苦笑)
















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