FFM-2「くまの」命名式・進水式 #海上自衛隊 #新型護衛艦 #多機能護衛艦 #FFM #くまの #三井E&S造船 #玉野艦船工場 #命名式 #進水式

平成30年度計画艦（30FFM）の2番艦として、三井E&S造船玉野艦船工場で建造中であった新型護衛艦の命名式、進水式が行われました。

2018年に艦種記号が、「FFM」（このクラスの艦船に国際的に多く用いられている「FF」（フリゲート艦）と、機雷「Mine」、多機能性「Multi-purpose」の「M」から「FFM」としたそうです）のこの艦は、FFM-2「くまの」と命名されました。

多機能、コンパクト、省エネ、省コストと、やや欲張りな要求に難しい設計技術、建艦技術で対応した無理が出ないことを祈りたいと思います。

因みに1番艦は、三菱重工業長崎造船所で建造中で、「くまの」と同時期に起工しましたが、機関の運転試験中に機関損傷事故（ガスタービンの遺物吸い込みによるもの）が発生した為、建艦進捗が大幅に遅延しており、目下、進水の目途は未定となっています。

この為、このクラスの正式艦型名（通例として一番艦の名称が採用される）は空白のままとなっております。

この２艦の他に、同型艦の建造予算が、平成31年度（令和元年）予算で２艦、令和2年度予算で2艦認められており、平成31年度（令和元年）予算の２艦は、今年7月に三菱重工業長崎造船所で起工されています。

運用方法（乗組員の配置を含め）も新しい方式で行われることが予定されていて、注目の新型護衛艦の登場になったと思います。

末永い安航をお祈り致します。

※映像は、海上自衛隊の公式facebookに掲載されたものを使用しております。
また、海上自衛隊の公式YouTubeチャンネルでは、命名式、進水式の模様を11月20日に公開予定です。




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